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#712 ラーメン論19|焼きそば弁当

ラーメン論というカテゴリーを作っておきながら、僕は「カップ」においては「カップラーメン < カップ焼きそば」なので、これまでに紹介した「俺の塩」「ペヤング」に続いて、本日は「焼きそば弁当」を紹介したいと思います。


焼きそば弁当とは?

焼きそば弁当はマルちゃんブランドを展開する東洋水産が北海道エリアで販売するカップ焼きそばですので、俺の塩とは親戚関係ですね。

その名の由来は「スープを入れているため、厚みのある大きなカップの形状から、『弁当箱に似ている』」という分かるような分からないような感じの説明なのですが・・・
北海道民には「ガラナ」「カツゲン」などと並んで、ソウルフードとして慣れ親しまれた味です。

僕も小さい頃から当たり前のように食べていました、思い出の味ですね。


焼きそば弁当の魅力

1. 言葉にはできないソース感

このソースの感じがペヤングのソースとは若干違い、独特の味で非常に食欲を刺激します。何とも言えないメロウな味がしますね。


2. スープが美味しい

そして何と言ってもこのスープですね。
添付のスープを器に入れて、戻し汁を入れて美味しく味わえるのが焼きそば弁当の最高の魅力。これはペヤングにもできない離れ業です。
このスープが非常にスパイシーで、焼きそばと非常にマッチしていてGood!
そして余談ですが高校時代、「このスープを面に混ぜたら旨い」とい裏技を使う友人がいましたね笑


3. 何故か北海道に絞った販売戦略

そしてこれがちょっとした「プレミア感」を出しているので、僕も北海道に帰ったり、北海道フェアとかでこの焼きそば弁当を売っている時に買ってしまったりします。
ただ、冷静に考えたら謎でしたので、ちょっと調べて見ました。


北海道にしか売っていない理由


こんなバージョンもあったんですね・・・

1.元々北海道でウケが良かった

元々この「焼きそば弁当」は北海道に限らず、日本全国で売っていたようですが、北海道でのウケが非常に良かったようです。
そもそもの東洋水産が作る缶詰などが北海道の原産が多く、収穫や物流のインフラが整備されていたので生産~販売をしっかりとできたのが理由のようですね。


2.スープをつけたら爆発的に売れた

そして、前述のスープ戦略が非常にハマったようです。
実際このスープは旨いですし、何よりも北海道という亜寒帯の地方で「温まる」ということは非常に大事です。スープカレーが流行ったように・・・
上記の販売網とスープで、北海道のカップ焼きそば界の派遣を握ったと言っても過言では無いのでしょう。


3.ちょっとしたプレミア感

そして、やっぱこれも理由だと思うんですね。
北海道でしか食べられないからプレミア感が高くなるというのが、北海道限定にする理由でしょう。
同様に青森(東北)では焼そばBAGOOOONが熱いので、そうした需要があるのではないでしょうか!


まとめ

と、書いていたら食べたくなってきたのですが売っていないという事実!
埼玉に何故かセーコーマートが何件かあるので、ちょっと探しに行ってこようと思ったり、思わなかったりですが・・・

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