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#386 雑誌論③|月刊少年ジャンプ

雑誌論、今回は時系列的には少年ジャンプと思ったのですが、その前に!
月刊ジャンプについて語らせていただきましょう。
(記憶が曖昧ですが、少年ジャンプより前に読んでいたような気がしないでもないので)



月刊少年ジャンプとは?

1969年(昭和44年)10月より刊行された週刊少年ジャンプに続いて2ヶ月後、の1969年12月に週刊少年ジャンプの姉妹版として『別冊少年ジャンプ』として創刊されたようです。
で、1974年(昭和49年)に『月刊少年ジャンプ』に改称され、ピーク時の1989年には140万部くらい売っていたようですが、徐々に部数が落ち込み、月刊マガジンに比べたら差をつけられ、2007年(平成19年)に休刊となりました。

休刊に伴い、一部の漫画はジャンプスクエアなどに移籍できたのですが、それ以外の漫画は休刊となり、かっとび一斗の続編の「風飛び一斗」も打ち切られたのが悲しかったですね。


月刊ジャンプとの出会い

餓狼伝説や後述のBAD BOY MEMORYの項でも触れてますが、小学校低学年の頃に、祖母が連れてってくれたスーパー銭湯が大好きだったんですけど、そこの休憩スペースに月刊少年ジャンプがあったのが出会いのきっかけです。

あんま記憶が定かではないんですけど、その時に「イレブン」「かっとび一斗」はコミックスで読んでいたので、その勢いで読んで、未知の漫画たちともそこで出会った記憶があります。

で、一時期購読もしていました。
いつからいつまでだったかは全然覚えてないですが、毎月なけなしの小遣いをペイして買っていたのでしょう。

やっぱり記憶に残るのは、「月刊ジャンプはエロかった」という記憶ですね笑
週刊ではNGなラインも、月刊だったらOKという線引きがあったように感じており、鼻息を荒く、食い入るようにエロシーンを見ており、お母さんとか姉とかが来たら慌ててページを閉じるみたいな、そんな日本中でありふれた光景を自分も送っていた記憶がありますね笑


月刊ジャンプの思い出に残る名作BEST10

次点 キャプテン

もちろんリアルタイムでは読んでない(というか生まれてない)んですけど、キャプテンはハマって全部読みました。
なぜか親父がプレイボールを全巻買っていて実家にあったので、プレイボールを先に読むという邪道な入りをしてしまったんですが、僕はスポーツ漫画における世代交代が結構好きなので、キャプテンが変わっていく展開は良かったですね。
そしてこの漫画の特徴は、とにかく努力に勝るものはないと狂ったように練習しまくるという日本的スタイル。
美談になってますが、実際にこんな高校あったらかなりブラック部活ですし、慶應高校野球部の対極と言っても過言ではないでしょう笑


10位 あばれ花組

セレクトしておきながらあんまり記憶に無いんですけど笑
月刊ジャンプと言えば押山雄一先生という印象が強いですね。
余談ですが押山先生が書いた「速攻-SOKKOH-」というサッカー漫画を僕は所有しており、おそらくこの漫画を所有していた人間は相当少ないと思ってますが、今度紹介したいと思います笑

で、このあばれ花組は王道ヤンキーラブコメ漫画という感じなんですけど、覚えてるのは、池名井(いけない)中学校という学校名くらいですね笑
そしてこの後ろに映ってる金髪の竜次は、速攻-SOKKOH-にも全く同じ顔の選手として再登場します。スターシステムですね笑


9位 未来ちゃん旋風

これも断片的にしか覚えてないんですが、主人公の義理の妹の未来(みく)ちゃんにエッチなトラブルが襲来する、とにかくお騒がせエロ漫画だった記憶があります笑
内容一切覚えてないですけど、コミックスの表紙を見るだけで海綿体を硬くさせていたあの頃を思い出しますね笑


8位 Let's 武闘派

懐かしいですね。おそらく30年くらい記憶から消えてました笑
これは単行本の1巻を買った記憶があります。

主人公の(確か)武が、いじめられっ子だったんですけど、スケベな坊主に格闘技を教えてもらい、いじめっ子達と対座していくという物語でした。
ハンカチを拳に巻いて殴るとか、そんな感じだったと記憶してます。
あと、主人公の実家が銭湯とかで、そこで特訓していた記憶もありますが、なんせ30年くらい記憶から消えていたので覚えてないですね笑


7位 エンジェル伝説

エンジェル伝説、これは有名だったのではないでしょうか?
主人公の北野くんは学業優秀で、心の優しい良い子なんですけど、顔が凶器的に怖く、一般生徒からは恐れられ、ヤンキーからは喧嘩を売られと、かなり悲しい青春を送る高校生なんです。
そんな感じのカメレオンにも通じるものがある作品ですが、結構面白かったですし、なぜかこれも1巻だけ買った記憶があります。
で、2巻以降は買わないという笑

今思い出しましたが高校の頃、すげー顔が怖いやつがいたんですが、そいつを陰で僕らは「北野誠一郎」と呼んでいました笑



6位 鬼神童子ZENKI

これはZENKIという昔悪いことをして封印された鬼と、その鬼を扱う巫女さん的な立ち位置の千明(ちあき)という小娘が、世の中の悪を退治していく物語で、うしおととらのリメイク版みたいな感じなのですが、わかりやすい展開で結構人気はあったと記憶してます。アニメ化もされてましたし。

で、この漫画も特筆すべきは、この千明という娘のお色気シーンが半端ないんです!パンチラ、パンチラ、パンチラ!笑
とにかく1話に1回はお色気シーンがあり、そういう意味でもかなり好きな作品ではありました笑


5位 BUZZER BEATER

この漫画は月刊ジャンプだった記憶はないですが、フルカラーのコミックス持ってました。
時期的にはスラムダンクとバガボンドの間くらいだったと記憶してますが、井上雄彦先生のバスケマンガですね。

とにかく画力が鬼のように高いので、絵を見てるだけで面白いんですけど、魅力的なキャラクター、設定ととにかく最高に面白い。
短くて読みやすいです。


4位 ライバル

そしてライバルです。

これは月刊ジャンプを代表する「スポ根お色気漫画」でした。
主人公の平助(へいすけと読む)は、助平を逆から読んだ名前であり、名前の通りのベースケとして大暴れします。
で、そしてこの同居する羽美というねーちゃんが隙が多く、ムチムチしていてとにかくエッチで、事あるごとにベースケな展開が起きるという漫画でした。
内容はあまり覚えてないですね笑


3位 イレブン

27巻まで持ってましたが、なぜか28巻から買うのをやめたという

そして上位ベスト3は過去に漫画論でも紹介していただけに、思い入れの強い作品となります。

やはりこの漫画は前述で紹介したキャプテンのサッカー版という表現が適切でしょう。とにかく努力、努力、努力!夜練、朝練、夜練、朝練!という感じで、この手の漫画を読んでいた世代がしっかりと社畜になっているのでしょう笑

上のコミックスで言うと、やっぱり8〜9巻の高校世代の日本代表候補合宿、10〜13巻途中までの日本代表メンバーとしての国際大会出場あたりが面白いですね。
19巻途中〜24巻途中までの、再度日本代表メンバーのナショナルカップ戦も面白いです。
あとは6〜7巻の高校サッカー埼玉県予選の真誠館戦も面白いので・・・全部読みましょう。



2位 かっとび一斗

33巻まで持ってましたが、なぜかそこでこれも買うのを辞めてしまったという

かっとび一斗も好きでした。
これはずっと読んでないのでぜひ読みたい限りです。
ちょうど今日、サッカー中体連の決勝戦がやっていて4-1で神村学園中学校が優勝してましたが、ドランキングショットライジングショットもない試合展開でした(僕も結構前に出てましたね・・・)

物語は練習試合→東京予選→全国大会→練習試合→東京予選→全国大会という一貫した流れで進むんですけど、常に喧嘩を挟むというバイオレンス・サッカー漫画ですね。


1位 BAD BOY MEMOLY

そして1位はやっぱりBAD BOY MEMORYをセレクトしたいですね。

やはりこの3巻での唐突の主人公変更(前述のキャプテンを彷彿させる展開)、5巻に登場する謎のオカマ、そして9巻から始まる謎の武術大会!笑全てが未知との遭遇でした。

是非、1巻から読むのをオススメしますが、バトル漫画好きな人は9巻から読んだ方が混乱せず済むでしょう。


まとめ

他には「わたるがぴゅん」とか「ダブル・ハード」もありましたね!内容一切覚えてないです!

マイナーなところで言うと「ストバスヤロウ将」も覚えてます。
あとはなんといっても「爆骨少女ギリギリぷりん」ですね。知性を感じないタイトルですが、これはライバルのプロレス版と思ってもらえれば笑

そんな感じで懐かしの月刊ジャンプ!
また読みたいですね!

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