
#877 政治論31|衆議院選挙2024④~どーなる、日本の未来?~
そんな感じで衆院選から一晩が空けて、結果が出揃いました。
昨日ほぼ語ってしまった感もありますが、改めて総括しましょう。
ふりかえり
全体
与党は議席を64議席失い、自民党単独はもちろん、公明の議席を合わせても過半数を割るという始末。言うまでもなく、惨敗ですね。
結果論ではありますが、この体たらくを見て「・・・なんで解散したんだ」と思ってしまう、負けも負け、キン肉マンビッグボディチームを見ているようでした。

そんな感じで与党が負けた分、野党が票を伸ばしてはいるんですが、その中でも一方野党は明暗分かれた感じですかね。
戦前の予想通り、躍進したのは下記の3党でしょう。
立憲民主党は98→148議席と50議席獲得で、150%UP!
れいわ新選組は3→9議席と6議席獲得で、300%UP!
国民民主党は7→28議席と21議席獲得で、400%UP!
笑いが止まらない感じでしょうね。
一方維新、共産は議席を減らしており、今回は苦い結果になったかもですね。
小選挙区

こうして選挙区別で見てみると、なかなか興味深いデータが出ています。
僕の故郷・北海道は元からですがブルー率が高く、かなり民度が低いのが伺えます。僕の地元は中川昭一という偉大な政治家を落とすくらいなので、更に民度が低いのですが・・・
福島とか宮城が低いのも悲しいですね。東日本大震災の体たらくさを見ると、絶対あり得ないと思うのですが・・・何とも言えません。
田中角栄を輩出した新潟もオールブルーでヤバイですよね笑
東京も半分がブルーと考えると悲しい限りです。
一方大阪はオールイエローなのがこれはこれでやっぱ凄いですね。
大阪の民間では維新が圧倒的に支持されているのが伺えます。
与党のみなさん
自由民主党

早速、選対委員長の進次郎が辞任をしたようですが・・・
まぁ進次郎に責任は無いと思うので、バックレと言っても過言ではないでしょう。敗因を「私の力不足」で総括するのは違うと思いますね。
反省すべき内容を明るみに出して、しっかり総括しないと無理でしょう。
「政治とカネ」をフワフワさせたまま、問題が全てでしたね。
しかも収支報告書に未記載なんて、立憲もれいわもやってるのに自民党だけが悪者にされ、選挙速報での「裏」マークも酷かったですよね。
ここはしっかり蹴りをつけて、立憲とかれいわの議員も徹底的にやられたらやり返す「倍返し」をするか、もしくは「もう記載して返納してるからこれ以上処分はしない」という高市スタイルで終わったことにして片付けちゃうかのどっちかで良かった気がするのに、一番ハンパなことやっちゃいましたよね。
「これだけ公認外したら議席を減らす」というのも流石にゲルの中でも想定内だったとは思いますが、もはや分かんないですよね笑
安倍派を一掃したかったという説もありましたが、これでも勝てると思っていたお花畑だった気もしてしまいます。
結局、保守票と浮動票を逃して負けたという感じですかね。
いずれにせよゲルの責任は免れないでしょう。
ゲル政権は短命で終わりそうですね。
公明党

No.1とNo.2が揃って敗れるというのも悲しい限りですが、今回はなかなかエグい結果ですね。
32議席が24議席になったので、75%ということなので惨敗でしょう。
色々とニュースを見ている限りですと、支持団体の創価学会の影響力が若干落ちているようです。
自民も負けて、公明も負けて・・・とにかく与党は厳しい結果でした。
とにかく今後に向けて、存在意義が問われますね。
野党のみなさん
立憲民主党

めっちゃ勝ってしまいました。
+50議席はなかなかエグイですね!
ただ興味深いデータがありまして、
前回の衆院選の立憲民主党への投票数と、今回の衆院選の投票数はそんな大差は無かったようです。
なので、立憲民主党への投票が増えたのではなく、自民党への投票数が他に流れた、という結果だったようですね。
故に前回の手記で「今回立憲民主党に投票した奴らは正気か?」とdisったのですが、これは間違っていたようでした。元々正気じゃな(略)
そんな感じで首班指名を野田さんで行こうと野党で画策しているようですが、野田さんのまず取り組むことが「保健証との紙にする」とのことなので、なんというか残念です笑
日本維新の会

前回ほどのミラクルは起きなかったようですが、それでも大阪の小選挙区をコンプリートするあたりは流石ですね。
創始者(橋下)さんがなんかかき回してますが、どうなることでしょう。
流石に立憲と一緒にどうこうする事は無いとは思いますが、キャスティングボートを握っていることは事実なので、今後の動向にチェックですね。
国民民主党

今回は大勝利でしたね。
更に比例では、立候補者数を獲得議席数が上回り、2議席を他の政党にあげるという圧勝っぷり。ここまで勝つと気持ちいいでしょう。
そして石丸騒動に関しては、たまたま来ていた石丸に対して、関係者が「誰かが声をかけてくれたんだろう」みたいな感じで喋ってもらった、要はボタンの掛け違いみたいな感じだったようですが、あの応援演説が無ければもっと議席をGETしていたでしょうね笑
れいわ新選組

残念ながら議席を3倍に伸ばしてしまいました。
大石あきこも小選挙区では惨敗も、比例でゾンビのごとく復活するという感じで・・・改めてこの選挙制度の「穴」が露呈してしまいますよね。
特にコメントは無いので、まぁ頑張ってくれと言う感じですかね笑
参政党

1議席から3議席と躍進と言っていいでしょう。
しかし95人を立候補させる、この政党の資金源がマジで謎ですね。
日本保守党

そして我らが日本保守党は結局、昨日紹介した河村さんと、
比例で近畿1議席、東海1議席の獲得で、計3議席の獲得となりました。
東京から出た有本さんは入ると思いましたが、残念な結果ですね。
まあ、元々なりたくなかった気もしますが・・・笑
私もそうですが、やはり保守の受け皿になったのはあるでしょうね。
とにかくこのダメな日本の政治に風穴を開けてもらいたい限りです。
そんな感じですが、4月に補選で日本保守党から出馬した飯山さんがモンスター化して、YouTubeで日本保守党のネガキャンをしていました。
どういうやり取りがあったのかは知りませんが、今回の衆院選で飯山さんを擁立しなかったことに本人が腹を立てているという説が支配的なようですが、その怒りの矛先を保守党に向けるのは違うでしょう・・・
選挙に出たかったのであれば、しっかりと出たいと言えば良かったのにと思います。それでもNGであれば理由があったはずなので。
百田さんと有本さんサイドに問題はないと思ってますが、唯一問題だったのは、この人を補選で擁立してしまったことですかね。明らかにミスキャストだったようです。
まぁ、そんな感じでクレーマーに足を引っ張られていますが、サクッと無視してこれから国会議員としての活躍に期待ですね!
まとめ
とにかくしばらくは政治から目が離せないですね。
引き続きウォッチしていきたいと思います。