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#1009 バンド論153|DREAMS COME TRUE

THA BLUE HERBSLANGbloodthirsty butchers、過去にはGLAYeastern youth松山千春中島みゆきと北海道出身のアーティストを紹介してきましたが、北海道で一番売れたアーティストは本日紹介するDREAMS COME TRUE通称ドリカムなんですね(GLAYが僅差で2位)

そんな感じで本日は趣向を変えて、久々のJ-POPであり、J-POPを代表するアーティストであるドリカムを紹介しましょう。


DREAMS COME TRUE(ドリカム)とは?

ボーカルの吉田美和の歌唱力に衝撃を受けたベースの中村正人が「お前となら夢を叶えられる」と言ったのか、言ってないのかは不明ですが、1988年に結成し、1989年にデビュー、そして1990年にはオリコンTOP10に入り、1991年にはオリコン1位で・・・という感じのサクセスストーリーを歩み、90年代ミスチル小室ファミリードリカムの時代だったと言っても良いでしょう。

とにかくあの時代のドリカムは本当にエグかった。
何を聞いても聞いたことがある曲だし、女子はみんな歌っていましたし、倖田來未とか絢香とかはドリカムの影響で歌手を志したようですね。

その後、全米デビューはイマイチだったようですが、それでも今尚最前線で活躍し、アホみたいに市民権を得ている、そんなユニットで、女1男2のユニットは未だに「ドリカム式」と呼ばれるくらいですからね。


DREAMS COME TRUE(ドリカム)の魅力

1. 吉田美和が完全に地元の先輩である点

ドリカムのVocalの吉田美和は北海道の池田町という町の出身なんですが、この池田は僕が生まれた本別町の隣町なんです。
ちなみに逆隣の足寄町は松山千春を輩出した町で、本別町は肩身が狭かったりします笑

更には池田町には「ドリカム記念館」もあり、こうして地元涵養をするスタイルは非常に好感が持てますね。

そして脱退した元キーボードの西川さんも十勝出身で、私と同じ郷土の仲間です。
ベースの中村さんも調べる前十勝っ子と思ってたんですが、バリバリの東京生まれでしたね笑


2. 吉田美和の歌が上手すぎる

吉田美和に関しては、本当に歌が上手いと思います。
かの松山千春も、初めて聞いた時に「絶対こいつら売れる」と思ったようで、絶賛していましたね。
僕はあまり歌の上手い下手が分からなかったりするんですけど、それでも吉田美和は上手いと思う。そんな歌唱力を持った偉大なるアーティストですね。


3. マイペースに活動している

全米デビューの失敗とかもあったようですが、2000年代に入ってからはミリオン!ミリオン!という感じでなくなったものの、安定したマイペースな活動をして、存在感をしっかりと示し続けてくれており、未だにライブは盛況のようです。この手の大御所は強いですね。
とにかく音楽を楽しんでいるのが活動から伝わる、とにかくピースな方々ですね。


DREAMS COME TRUE(ドリカム)の大好きなBEST10

10位 晴れたらいいね

この曲は僕が始めてドリカムで認識した曲と記憶しています。
調べたところ1992年でしたが、この頃「ひらり」という石田ひかり主演のNHKの朝の連ドラに家族がハマっており、その主題歌だったこの曲が毎朝流れてくるというグルーヴで、アホみたいに覚えた記憶があります笑
今聞いてもメロウになる、爽やかな名曲ですね。


9位 HAPPY HAPPY BIRTHDAY

この曲も僕らの世代には溜まらない曲ですね。
多分シングル曲とかじゃないんですけど皆が知っている曲なのは、僕が20歳くらいの時に、イケてるバーとかで飲んでいたら、唐突にこの曲が流れ、「オッ」と察した客みんながハンドクラップしながらこの曲を歌い、バーテンが花火のついたケーキを持ってきて、誕生日の客を祝うという・・・
そんな光景が日本中であったと思います笑

そんな感じで誕生日に贈りたい曲ですね。


8位 決戦は金曜日

この曲も有名でしたね。
サラリーマンになって初めて「あ、確かに決戦は金曜日だったな」と思ったものでしたが、とにかくインパクト大で一度聴いたらまぁ忘れない、かなりクセが凄い曲ですね。
イントロから印象的で、Aメロも、Bメロも、サビもかなり印象に残る、そんなカッコいい曲ですね。


7位 7月7日、晴れ

この曲は同名の映画「7月7日、晴れ」の主題歌ですね。
中1の頃、僕らの学校の体育教師はドリカムが好きだったようで、体操の曲がドリカムメドレーだったんですが、最後の深呼吸のパートがこの曲でした。
なのでこの曲を聴くと、中1の深呼吸をしていた体育の時間を思い出します笑


6位 やさしいキスをして 

これが一番最近の曲・・・といっても20年以上前の曲でした笑
この曲を聞いて「久々にドリカム、良い曲出したな・・・」と思ったものでした。
とにかく全体的にメロウで、イントロもかなりメロウで切ない感じで、とにかく染みる、優しいラブソングです。


5位 サンキュ.

この曲も名曲ですね。
僕はこの曲のイントロがとても好きで、いつもこれを聞いてしんみりとしていたものでした。「手ーをー」の所が非常に良いですね。
そして今回初めて知ったんですが、サンキュではなく「サンキュ.」と点がつくんですね。


4位 未来予想図Ⅱ

そして超有名なラブソングであり、ある種ドリカムでも一番有名かも知れないのはこの曲でしょう。
元々は2ndアルバムに収録されていた曲なんですけど、「未来予想図Ⅰ」より遥かに有名なⅡですね。とにかくクソ名曲です。
Ⅰより優れたⅡは、「ストリートファイターⅡ」「ターミネーターⅡ」そして、この「未来予想図Ⅱ」が有名ですね(あと個人的には「ロード 第2章」)

車を買った奴は、絶対にブレーキランプ5回踏んで、無駄に「ア・イ・シ・テ・ル」のサインを踏むのも、あるあるですよね笑


3位 WINTER SONG

この曲は素晴らしい名曲ですね。
僕はこの曲をいつかのクリスマスシーズンに初めて聞いた時に「マライヤ・キャリー」的な超一流の外タレが歌っている曲と錯覚した位、日本人を越えた素晴らしさを感じました。
確かに冷静に聞いたらドリカムだったんですが、とにかく衝撃でしたね。
毎年クリスマスシーズンに聞きたくなる曲です。


2位 うれしい!たのしい!大好き!

この曲も凄く好きですね。
メロウで切ないメロディなんですけど、とにかくポップでポジティブという2つの顔を持つというか、かなり奥行きを感じる曲です。

そしてこの曲は元々シングルではなく、c/wの曲だったんですが、気付いたらA面の「うれし恥ずかし朝帰り」より有名になってしまった曲で、僕は何故かこの手の「A面より優れたB面」が好きでして、これをバニーガール現象と呼んでいるんですが、分かる人は分かると思います。

で、この曲も前述の「7月7日、晴れ」と同様に、中学校時代の体操に使われいたので、体操していたのを思い出します笑


1位 LOVE LOVE LOVE

そしてドリカムと言えばこの曲でしょう。
僕が小学6年生だった1995年、メガヒット曲ひしめくランキングを制し、最も売れた曲がこれですね。
あのWOW WAR TONIGHTより売れたというのが凄いですね。

この曲はイントロに尽きると思います。
イントロを聞いているだけで号泣しそうになる位、とにかく切なくてメロウで素晴らしく、もうイントロだけで終わっても売れたとも言えるでしょう。
そしていきなり始まるサビですかね?「ねぇどうして」の部分、そこから素晴らしいですし、Bメロの「二人出会った日が」の所もいいし、最後の「LOVE LOVE 愛を叫ぼう」のもいいんですけど、この曲は短いのがいいんですね。まさにシンプル・イズ・ベスト。
究極のラブソングですね。



まとめ

そんな感じで1つの時代を創ったドリカムを改めてリスペクト!

ちょっとしばらくロックンロールとかを語ったので、ちょっと90年代 J-POPに回帰します!
てなわけで次回はtrfを紹介しましょう。

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