#649 バンド論117|マキシマム ザ ホルモン
このバンドもそろそろ紹介しましょう。
3度の飯より飯が好き!マキシマム ザ ホルモンです。
マキシマム ザ ホルモンとは?
1998年に八王子で結成された時のオリジナルメンバーはVovalの大ちゃんと、Drumのナヲの2人で、ギターとベースは別にいたんです。
ギターでソングライターの亮君は途中からの加入なんですね。
僕がこのバンドの存在を知ったのは2003年くらいですかね?
滋賀に住んでいた当時、滋賀B♭というライブハウスによく行っていたんですけど、何かのライブで当時まだ無名だったホルモンが東京からのゲストとして来ていて、そこで演奏しているのを見たのが切っ掛けです。
「あ、こいつら売れるな・・・」と偉そうに見ていたものでしたが、その翌年、翌々年とかには大ブレイク。
僕が大学4年生の頃、ロッキンポ殺しがリリースされて、もうすの時には大分ブイブイ言っていましたね。
とにかくラウドでありながらもポップであり、そのハードさとポップさがここまで両立しても許されてしまう世界観。
その辺がこのバンドの最大の魅力ですね。
マキシマム ザ ホルモンの魅力
1. ラウド&ポップなところ
前述の通り、ラウドとポップをここまで融合させたバンドは唯一無二ですね。
ラウド部分はヌンチャク的な要素があり、ポップ部分はJ-POPを代表するアーティストのようでもあり、やはりその辺は凄かったですね。
僕の友達でMINOR LEAGUEとかBAD CAVEとか、その手のハードコア大好き人間も聞いてましたね。
2. ライブが盛り上がる
ブレイクして以降も何気にライブで結構見ています。
このランシドのライブは見れなかったんですが・・・
そのあとにも何回か見てます。
まだこれからライブ論で書きますが、AA=の#2のツアーファイナル、AIR JAM 2012、氣志團万博2013、Hi-STANDARDのTHE GIFT TOUR FINALも見ています。
そして最近は下記ですね。
と、メインで見に行ったことは無い(というかチケット絶対取れない)のですが、大御所や大きなイベントに呼ばれるバンドですし、そんなライブで外した記憶も無いですね。
常に安定の人気、実力で会場を沸かす、そんなバンドです。
3. 亮君が本当にアホ
後は亮君のアホさ具合が溜まらないですね。
昔は公式ページの「今日の亮君」という呟きを毎日チェックしていましたし、CDについてる亮君の曲紹介も面白いです。
これとかは本当に秀逸です。
亮君の文才は僕も影響受けてるかも知れませんね!
マキシマム ザ ホルモンの好きな曲BEST10
10位 Rolling1000Toon
まず、憎たらしい事にホルモンのPVやライブ動画はかなり厳しい管理をしているようで、YouTubeには全然転がってないので、アンオフィシャルな動画を中心に紹介します。
で、まずは僕が初めてホルモンで認識したのがこの曲です。
以前にも紹介しましたが、インディーズシーンが飽和している中で、この曲はサビのメロディ、Aメロのギターとベースとラップ、更にはラスサビ前のデスボイスなど、頭一つ抜き出てカッコよかったです。
PVも上ちゃんが修行するアホな感じで良かったですね。
何より先日のPUNKSPRING 2024で聞いたこの曲は上がりましたね!
9位 kill all the 394
これメッチャ好きです。
これはマキシシングル「爪爪爪」のc/wなんですけど、とにかく歌詞がヤバすぎて公開されていないというエグさです。
この曲がリリースされた当時、一世を風靡していたmixi(394)をとにかく徹底的に批判しまくった曲ですね笑
僕の周りでもこの曲を評価する声は多いです。
8位 ロックお礼参り~3コードでフルボッコ~
一番最近(と言っても10年以上前)のアルバム「予襲復讐」に収録されているシンプルな曲です。
ヌンチャクも過去に「3コードで悪いか」という曲を作っていましたが、それに匹敵する「3コードでフルボッコ」という曲で、実際3コード以上使ってる気もしなくもないのですが・・・笑
シンプルでカッコいいです。こういう曲が好きですね。
7位 「F」
そしてこの曲はなかなか衝撃でした。
版権の都合上伏字になっていますが、フリーザの曲であり、サビで「フリーザ!フリーザ!フリーザ!フリーザ!」と熱唱する世界は素晴らしい。
鳥山先生も公認だったようですし、なんならこの曲からインスパイアされて映画が出来たというのもなかなか凄いエピソードですよね。
イントロの「ポアだ ポアだ ポアだ」の所が一番好きです。
ライブでも毎回この曲は聞いてる気がしますが、いつ聞いてもカッコいいですね。
6位 アカギ
この曲も大好きです。
もともとアカギの漫画自体も好きでしたが、アカギのアニメの主題歌にオファーが来るのもいいし、そこで「アカギ」という曲を提供するのもいいですね笑
歌詞は麻雀用語を連呼し、ギャンブラーについて歌った曲ですが普通にカッコいいです。ライブで聞いた琴ないですが、ライブで「ポン!カン!チー!」とか盛り上がると思います。
5位 上原~FUTOSHI~
この曲も最高にカッコいいです。
もう上ちゃんはチョッパーしかしていない曲ですし、亮君がふざけてBy The WayとかGet On Top上ちゃんがリスペクトするレッチリにかなり近いエッセンスをこの曲に詰め込んでいるんですけど、まぁカッコいいです。
そしてタイトルと言い歌詞と言い、上ちゃんに対する愛を感じますね笑
4位 ロック番狂わせ
これは大学の頃流行りましたし、2005年くらいにバイト先の友人とハイスタとかシャーベットとかのコピーバンドでライブやったんですけど、その時のギターがホルモン好きだったので、この曲だけライブで演奏しましたね。
この曲を(確か)ハイスタのTHE GIFTツアーファイナルのフロントアクトで演奏したんですが、やはり白帯が黒帯に立ち向かうという心情を正に体現していて、かなりいい感じでした。
3位 セフィーロ・レディオ・カムバック~青春最下位~
この曲は名曲です。大学4年生の頃、車の中でよく聞いていた記憶があります。
ホルモンの中でもかなりポップな方な曲だと思うんですけど、サビのメロディも良いですし、Aメロの亮君パートもメロディアスでゴキゲンでいい感じです。
この曲もTHE GIFT TOUR FINALで聞けてちょっと感動しましたね。
2位 What’s Up, People?
そしてこれもなかなか衝撃でした。
もう完全にSYSTEM OF A DOWNのB.Y.O.Bを意識した感じですが、それをいい感じに自分たちの曲にしていますよね。
イントロからAメロに入る所と、曲の最後の最後の激しくなる所あたりが好きですね。
1位 ロッキンポ殺し
そして1位はこの曲ですね。
初めて聞いた時はカッコよすぎてビビりました。龍が舞うPVもカッコいいんですよね。
とにかくこの曲のイントロを聞いて、このバンドのレベルの高さを感じましたね。
とにかくイントロの中華風のアレンジから、亮君のギターが主張し、上ちゃんのベースがうねり出し、「ロッキンポ!」と始まる辺りが本当にカッコいい。この辺がこの曲で一番好き絵です。
ただ、以降のAメロ、Bメロもサビもカッコいいですし、ライブでもクソ盛り上がる曲ですね。
まとめ
とにかく人気が出るべくして出ているバンドですね。
そしてこれだけ売れているのに歌番組には一切出ず、ナヲに至ってはワイドナショーとかに出るような捻くれ具合もやはり良いですし、「小さな君の手」とかの企画も最高に面白かったですね。
僕は亮君は天才と思っておりますので、これからも音楽界の革命児として、シーンを良い感じにおちょくって盛り上げて欲しいですね!