#006 広報論①|ライティングの基本講座(初級編)
そんな感じではじめてみたnoteでございますが、最近は趣味の方に話がよっていってしまっておりますので…
ちょっと本来の趣旨に立ち返って広報的なことを書きます。
これまでに、あんまりテクニックを教えるなどの啓発的な文章を書いた事はないのですが、こうしてベンチャー企業の専属広報担当として任せられる位に文章を書いたりする能力は認められている(であろう)という事実を前向きに捉えて、ちょっとしたライティングの基礎だったりテクニックを紹介してみましょう。
まず文章を書く上で大事な事であり、最大のポイントとなる事は、もうこれしかありません。
これだけですね。これに尽きると思ってます。
これまで多くの文章を見てきましたが、やっぱり「書かされている感」「仕方なく書いている感」のどんより具合は文章の読みやすさに直結します。反面、読みやすい文章は作者が楽しんで書いてるんだなーってのが伝わりますね。
故に、どんなに内容がクソでも読みやすくて印象に残っている内容とかは、そんな感じで作家が心から楽しんで書いた文章なのでしょう。
僕は書き始めてから仕上げるまでは早いんですけど「よし書くぞ!」と思うまでにはちょっと腰が重く、書くまでに時間がかかったりします。
それは今初めて自己分析をしてみたんですが、「書きたくてしょうがない」と言う状況まで自分を持っていってから書くようにしているが故に遅い、とたった今結論しました。
そのような場面にまで自分を精神的に追い込むのが重要かも知れませんね。
その上で自分に「書きたくてしょうがない」と思わせるのは何か?
そのモチベーションに関しては、「今から書いた文章で少しでも読んだ人の感情を動かしたい」と言う事に尽きると思っていますし、その為に文章を書くことは本当に楽しいんです。
その感情を動かすと言うのはなんでも良いんです。
「笑わせたい」でも良いし、「こういう考え方もあるんだな」と思ってもらうだけでも良いし、「読みやすい文章だなー」と思わせるだけでもいい。もっと言うと最後まで読んでくれるだけで良いのかも知れませんね。それは「最後まで内容を読みたくなる」と言う感情を動かしているので。
最近自分が仕事上で聞いて嬉しかったエピソードが2つあります。
まず事業面において、プレスリリースを見て自社サービスに興味を持って頂き、契約に至ったという「サービスを導入しよう」と決める感情を動かせたエピソードです。
そして採用面において、今コーポレートサイトで、社員に関してかなり深掘りする社員紹介記事コンテンツがあるのですが、その自分が書いた紹介記事を読んで「この人と一緒に働きたいと思った」とか「この人のように自分も活躍したい」とか、求職者を我が社で働いてみたいと思う感情を動かせたことですね。
そして採用という形で会社に貢献もできました。
そんな感じですが、文章力向上に向けて必要な事は「テクニック」とか「比喩」とか「語彙の豊富さ」とかは二の次、三の次、四の次であり、「とにかく文章を書くことを楽しむこと」ですが、おそらくこれはどの仕事においても言える事かも知れませんね。
そんな感じで今回は心構えで終わってしまいましたが、次回を書く機会があれば、その時は「読みやすい文章の作り方」をご紹介しましょう。
それでは本日はこの辺でごきげんよう!
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