#169 バンド論51|エレファントカシマシ
今回はエレカシことエレファントカシマシについて語ります。
エレカシを初めて聴いたのは「悲しみの果て」でした。
あれが96年くらいだと記憶してますが、そこからエレカシはチャートに登場し、「今宵の月のように」は確か月9の主題歌にもなり、そこからグイグイきた記憶がありながらも、継続してスタンスは変わらずに知る人ぞ知るのポジションをKEEP ON(by ill-Bosstino)し、今もなお日本を代表するロックンロールバンドとして愛され続けています。
自分の中でメチャクチャエレカシを好きだった時期もなく、ライブで見たことも無いんですけど、やっぱりエレカシは周りの友人もみんなリスペクトしているそんなバンドですね。
宮本はやっぱりカッコいい。僕は漫画「宮本から君へ」もかなりリスペクトしてるんですが、その漫画も宮本から来てるらしいですからね。
そんなエレカシの好きな曲も結構あるんですが絞りました。
10位 俺たちの明日
これは本当に名曲ですね。
世の中のサラリーマン達の応援歌と言っても過言では無いでしょう。
「さぁ、頑張ろうぜ」の一節に全てが集約されています。
ドラマ「集団左遷」の主題歌にもピッタリとハマっていた名曲ですね。
9位 デーデ
これは初期の名曲ですね。確かデビューシングルなはずです。
とにかくギターのリフが終始かっこいいんですけど、やっぱ攻撃的ですごくいいですね。
そして特筆すべきは歌詞でしょう。
「悲しいことあっても 一人きりになっても 金があるじゃないか 金があればいい」
「金が友達」
とまでデビュー曲で言い切ってしまう攻撃性笑
さすがですね!
8位 今宵の月のように
これは超有名な曲で、恐らくエレカシで一番売れたのはこの曲なんじゃ無いですかね?とにかく綺麗な曲です。
多分我々の世代は全員この曲を知っているのでは無いでしょうか。
やっぱりサビのメロディと歌詞が合間って本当に素晴らしいですよね。
「明日もまた 何処へ行く 愛を探しに行こう」とか、本当に名曲です。
個人的にはAメロが一番好きです。
特に2番の「ポケットに手を突っ込んで歩く いつかの電車に乗っていつかの街まで」のところが一番染みます。
7位 ガストロンジャー
これもめっちゃ好きでした。これはシングル持ってましたね。
とにかく超・攻撃的なナンバー。最高です。
これまではすごく売れ線で来ていたのに、かなりぶっ飛んできました。
もうAメロなんてずっと語りなんですけど、その語りがまさに「現代の葛藤」というか、それを全て吐き出す感じが良い。
サビの「胸を張って」の部分も良い。最高のロックです。この曲で僕はエレカシをガッと好きになりましたね。
6位 風に吹かれて
これまた美しい大好きな曲です。本当に名曲ですよね。
むしろもっと売れていい、もっと評価されていいとすら思ってしまう(今でも十分されてると思いますが)
5位 四月の風
そしてここでも風ですね。
この曲はラブソングなんでしょうけど俺の中では「俺たちの明日」と同様に社会人への応援歌的な位置付けの曲と思っています。
4月って時期がなんと言っても始まりの月ですし、僕の誕生月でもあるんですけど、何かの始まりを感じる曲ですね。
4位 さらば青春
これもすごく泣ける名曲です。
この曲がどれだけ素晴らしいかを示す証左として、これまでに僕が紹介してきた僕がリスペクトするバンドの「HUSKING BEE」も「DRAGON ASH」もこの曲をトリビュートでカバーしてるんです。それだけ同業者にも愛されている曲なんですね。そしてどっちのカバーも良くて甲乙つけがたい。
もうタイトルの時点でいいんですけど、タイトルに負けないメロウな歌詞とメロディ、本当に染みる曲です。
3位 戦う男
これはカッコよくて大好きですね。
これはあまりメジャーでは無いながらも僕がすごく好きだった漫画「BIG HEART〜ジョーのいない時代に生まれて〜」という漫画でもかなり熱く紹介されているように、とにかく攻撃的なメッセージ性の強い曲です。
何かの戦いに挑む時、是非聴いて欲しいですね。
2位 so many people
これも大好きです、これもメチャクチャカッコいいです。
そしてサビのメロディとか好きすぎて本当にヤバい。
冒頭の「定めなき世の定めだぜ、カリソメでいい喜びを」の時点でSo Manyかっこいいんですけど、何よりサビですね。
個人的には2番の「高速道路 朝日を浴びてダイナミックな街は」のところが好きです。
そしてこの曲だけじゃなくてエレカシは全部そうなんですけど本当にキーが高くてカラオケでなかなか歌えないんですけど、この曲も例によってキーが高いのよ。
でも歌いたくなってしまう、それくらいの魔力を持った名曲です。
そしてこの曲はPOTSHOTもトリビュートで歌ってるんですけど、そのカバーも大好きです。
1位 悲しみの果て
1位はこれしか無いでしょう。
エレカシが世の中に認知されるきっかけとなったこの曲です。
最初聞いた時はそこまで印象にはなかったんです。
その後に「風に吹かれて」とか「今宵の月のように」とかがヒットして、その辺でエレカシの認知が深まり、そこからエレカシはブレイクしていくんですが、何処かのタイミングでこの曲を聴いて感動したんです。
なんて美しい曲なんだと。
歌詞もメロディも展開も全てが最高ですね。もうもっとも美しく、もっともこの曲の素晴らしさが伝わる形で表現してくれたとすら思う。
日本のロック史に永遠に残り続ける名曲です。
いつ聴いても、最初から最後まで真剣に聴いてしまう。
そんな素晴らしい曲ですね。
以上、エレカシは正直シングル曲というか有名な曲しか把握してなかったりもするんですけど、それでも大好きですね。
いつか、ライブでも見たいと思います。
あと、やっぱこの曲にも触れずにはいられないんですが、ken yokoyamaと一緒にやったDo you remember?も最高ですね。
kenが宮本さん好きなのが本当に理解できる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?