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#879 バンド論140|TM NETWORK
チャゲアス、米米ときて、本日は日本が誇るシンセポップ・ロックバンドのTM NETWORK(ティー・エム・ネットワーク)について紹介しましょう。
TM NETWORKとは?
![](https://assets.st-note.com/img/1730185054-HGy5Qkz3oZYPN0n4utRbvKcM.png?width=1200)
TM NETWORKは僕ちゃんが生まれた1983年に結成されました。
で、翌年にはデビューし、テクノ、ロック、ポップスの要素を融合した斬新なサウンドと、未来的な世界観で日本の音楽シーンに大きな影響を与えました。
今聞いても普通にカッコいいです。
メンバーはヴォーカルが宇都宮隆(うつのみや たかし)、ギターが木根尚登(きね なおと)、そしてリーダーにしてキーボード担当がTKこと小室哲哉(こむろ てつや)ですね。
後にプロデューサーとして一世を風靡しますが、この頃はまだプレイヤーだったんですねえ。
メジャーデビューシングル「金曜日のライオン (Take it to the lucky)」で注目を集め、シンセサウンドを駆使した曲作りが話題になり、80年代の終わりから90年代前半にかけて、ヒット曲を連発!
日本の音楽シーンにおけるシンセポップの先駆けとなります。
その時代ごとの音楽スタイルに合わせながら進化を続けていき、最新のテクノロジーを取り入れつつ、彼らの音楽は常に「未来感」を持ち続け、幅広い世代のファンから愛されています。
解散後もコンスタントに活動しており、2024年現在も演出が非常に凝ったライブをやっており、音楽だけでなくビジュアル面でも楽しませる点が特徴的ですね。
TM NETWORKとの出会い
解散後の1996年にシングルコレクション「Time Capsule」をリリースしたんですね。
この頃はまだ小室ブームであり、その中で僕は存在は知ってましたがTM NETWORKの曲を知らなかったので、ちょっと聞いて見るかと思い、このベストを買った記憶がありますね。
何曲かは聞いたことがあったんで「あ、これTM NETWORKの曲だったのね…」というのがありましたが、基本的には初めて聞く曲ばかりで新鮮でした。この頃はCDを買うのがワクワクしましたよね。
そして中2か中3の頃、金が無くてクラスメイトのMに売った記憶がありますが、大人になってからレンタルで借りてiTunesに入れて聞いてました。
当時はJ-POPとして聞いてましたが、大人になってからは「このシンセかっこいいな・・・」という視点で聞いて楽しんでいます。
TM NETWORKの聞いておきたいBEST10
10位 Get Wild
この曲がTMNで一番有名なのではないでしょうか?
週刊少年ジャンプで一世を風靡した「CITY HUNTER」のアニメ主題歌ですね。今知りましたが、アニメのタイアップありきで作った曲だったようで、曲とアニメの相乗効果を生めたのではないでしょうか。
TMNで初めてベスト10にランクインした曲で、未だに広く愛されている曲ですね。
9位 Be Together
この曲はもはやTMNと言うより、鈴木あみの曲として有名ですね。
ただTKがこの曲をBOØWYのB.BLUEに対抗して作ったというエピソードは恐らく有名ではないと思います。そうだったのか!
とにかく楽しい曲ですね。カラオケなどでも鬼のように盛り上がります。
8位 JUST ONE VICTORY (たったひとつの勝利)
この曲は前述のベストアルバムのDisc2の1曲目だったので印象に残っています。終盤までは普通に良い曲だな…と言う感じなんですが、ラスサビでテンポが速くなっていい感じでカッコよくなるところが◎ですね。
7位 Love Train
この曲はCMで使われていたようですね。
恐らく僕が初めてTM NEWTWORKを認識したのはこの曲でした。
異様に頭に残っていたので、サビのフレーズを丸まる覚えており、前述のベストアルバムを買って、「あの時の曲だ!」と巡り合えたのを覚えています。
音楽はこういう出会いができるのが素晴らしいですね。
6位 Self Control (方舟に曳かれて)
この曲はブレイクの切っ掛けになった曲と言われて、シンセサウンドゴリゴリで、ギターのカッティングもいい感じでカッコいいんです。
カッコいいんです、が!
やはり、この曲をパロったユニコーンの「PTA~光のネットワーク~」の印象が強すぎて、この曲の亜流に思ってしまいます笑
それにしてもユニコーンはやっぱり本当にふざけてますね笑
5位 Time To Count Down
この曲はカッコいいです。
特筆すべきはイントロのTKの高速キーボードですね。
そのゴールドフィンガーっぷりはハレンチ極まりない感じですが、メッチャカッコいいです。
曲も全体的にアップテンポで好きな感じの曲ですね。
4位 Seven Days War
この曲も素晴らしいですね。
宗田理先生原作で、宮沢りえ主演で一世を風靡した映画「ぼくらの七日間戦争」の主題歌ですね。
歌詞もまさに小説の世界から抜け出したような主人公の歌で、とにかくメロウで秀逸です。
今リリースされてもヒットするでしょう。
3位 Nights of The Knife
この曲は1994年にTMNが解散するラストシングルですね。
この曲を解散直前にMステで歌っていたのを覚えています。
とにかくラストシングルだなーと感じる、メロウなメロディで非常に染みる曲です。
終わりのない夢 終わりのない情熱
これからもずっと 走り続けるさ
この辺の歌詞がエモくて染みますね。
2位 1974 (16光年の訪問者)
初めて聞いた時にメロディラインの美しさに衝撃を受けました。
歌詞は1974年に16歳だったTKの青春(SIXTEEN あの頃の気持ち)を歌っている曲ですね。
イントロもいいですが、AメロもいいしBメロもいい。そしてその間で入るコーラスが近未来的で非常に◎ですね。
そしてやはり特筆すべきはサビのメロディでしょう。
サビのメロディの美しさはTMNでも屈指の曲と思っております。
この曲が2ndシングルと言うのも凄いですよね。
1位 金曜日のライオン (Take it to the lucky)
そして1位はこれです。この曲メチャクチャカッコいいですよね?
「この曲メッチャカッコいいな」的な感じで、大学時代に友人達の間で流行りましたね。今の言葉で言うとバズったでしょう。
とにかくデジタルなサウンドが最高にカッコいいんですけど、これを1984年という、今から40年前にシングルとしてリリースしたTKはやはり時代を大分先取っていましたね。
今聞いてもクソカッコいい、稀代の名曲です。
まとめ
そんな感じで80~90年代のJ-POPアーティストを語りましたが、ちょっとジャンルを変えて次回以降はそれくらいの時代から活躍する日本のパンクロックアーティストを紹介したいと思います。
SEE YOU!