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#849 バンド論137|桑田 佳祐(サザンオールスターズ)

ここ最近のバンド論は、バンド論という名称は置いておいて、
マーシーJイッソン難波と、バンドでデビューしてからソロ活動を行っているソロアーティストをパワープッシュとして紹介してきましたが、今回で一旦区切りとします。

そんな感じで本日は、超大物のソロアーティスト・桑田佳祐 a.k.a  サザンオールスターズを紹介しましょう。


桑田 佳祐とは?

もはや紹介するまでもないでしょう。
1978年にサザンオールスターズのボーカルとしてメジャーデビューを果たし、「勝手にシンドバット」「いとしのエリー」「ミス・ブランニューデイ」「チャコの海岸物語」などヒット曲を連発し、デビューから10年後の1987年にソロデビュー。
ちなみにきっかけはメンバーであり奥さんの原由子が産休に入ったのが理由みたいでした。

ソロとサザンの明確な差は無いっぽいですが、桑田佳祐曰く、サザンは家族なので、サザンの曲は子供のようなもので、ソロの曲は愛人の子供のようなものとのことです笑
そんな扱いとしては非嫡出子にあたる存在ではあるものの、ソロでもミリオンやヒット曲といった優秀な子供達を生みまくっている、正にいろんな意味でJ-POP界の父ですね笑



桑田佳祐の聞いておきたい曲BEST10

10位 悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

ソロデビュー作ですね。
デビューシングルから寂しい感じのタイトルではあるものの、曲調は超ゴキゲンで、超ポップで、軽やかな感じの楽しい曲ですね。
失恋してもクヨクヨしないで、楽しく次の恋を探しなさいというメッセージソングですね。


9位 真夜中のダンディー

ロック調の3rdシングル曲で、初めてオリコン1位を取ったのはこの曲だったんですね。
37歳とは思えない渋さで、正にタイトルの通りのダンディズムを感じます。
僕の大好きな芸人であるダンディ坂野が出囃子でこの曲を使っていましたので、その印象が強いですね笑


8位 明日晴れるかな

この曲は2007年の「プロポーズ大作戦」の主題歌で使われていましたね。
僕はこの時期、社会人1社目の会社を辞めて、2社目の会社に入るまでの無職だった期間であったが故に、ヒマでTVばっか見ていたので覚えてます笑
子供のコーラスも入る、超ピースな曲ですね。


7位 大河の一滴

これは割と最近の曲ですね。
かなり大人な感じでピアノが映える、古き良き時代のJ-POPというか、90年代を彷彿とさせるダンス・チューンですね。
このレベルの曲がc/wに入るあたりが流石です。
そんな感じの非常にカッコいい曲です。


6位 すべての歌に懺悔しな!!

この曲はこの後に紹介する「祭りのあと」のc/wなんですけど、メチャクチャこの曲が切っ掛けでバトルが起きてるんですね笑

この曲の歌詞はロックスターを皮肉った歌詞であり、「自分を含む芸能ロックシンガーを揶揄したもので、特定の誰かを意識したものではない」とのことですが、長渕がメッチャ切れたんですね笑
僕は長渕もバンド論の序盤で紹介するくらい好きなので、心が痛いです泣

具体的には下記のフレーズで長渕が激おこ↓したとのこと。

道化も道化ウンザリするような 生き様シャウトすりゃ
小粋な仮面でどこかでパクった 小言を連呼する

TV(テレビ)にゃ出ないと言ったのに
ドラマの主役にゃ燃えている

ちなみに上記のTVに出ないは、|矢沢永吉《えいちゃん》にも当てはまるみたいですが、永ちゃんは「気にしてないよ」と大人な対応をしたようです。

加えて、その直後に長渕が大麻取締法違反で逮捕され、このバトルはトーンダウンして収束したようですが、この曲に下記の一説があったのも注目されています。「桑田は預言者か?」みたいなかんじだったようで笑

儲かる話とクスリにゃ目が無い バカヤロ様がいる

そんな一連のバトルですが、松本人志まっちゃん遺書で長渕を擁護してましたね(確か)
プライドを傷つけられて怒ることはいけないことだろうか?みたいな感じでしたね。正論ですね。
とにかくもう30年位経つんだし、まだ仲直りしてなかったら仲直りして欲しいですね!


5位 奇跡の地球

この曲は名義は「桑田佳祐&Mr.Children」ではありますが、桑田佳祐のソロなのでランキングにいれましょう。
ミスチルがATOMIC HEARTを出した後で、一番ブイブイ言わせていた時期でですね。
エイズ撲滅に向けたキャンペーンソングですね。

2大スターがコラボした意義があるシングルだったが故に、余裕でミリオンを突破し、2.4億円が寄付されたとかそんな感じみたいです。僕も買いましたので多少は貢献できたんですかね?
このような取り組みは素晴らしいですね。



4位 月

この曲はメッチャ好きです。
アコースティックとハーモニカで長渕調の曲ですね。
とにかくヘヴィーでダウナーな曲なんですが、渋くてメロウで染みる、超名曲です。
和田アキ子がこの曲が一番好きと言ってきた記憶がありますね。

泣きながら鳥は何処へ帰るだろう
飛びなれた夜も一人じゃ辛い

ここのフレーズが好きですね。
流石の才能です。


3位 白い恋人達

この曲が流行っていたのは2001年の冬、高校3年生の冬でした。
町中いたるところでこの曲が流れておりましたので、この年のクリスマスと言えばこの曲でしたね。
とにかく美しいLOVEバラードという、それ以外の形容が難しい曲ですね。

ちなみにこの曲が桑田佳祐のソロシングルで一番売れているみたいです。
ちょうどこの前年にTSUNAMIでメガヒットしている状態で、かなり出せば売れる位のホーム的な感覚だったのも後押しして、ミリオンにつながったのでしょう。

世代を超えて、クリスマスに語り継がれていく曲ですね。


2位 波乗りジョニー

白い恋人達が高3の冬であれば、この曲は完全に高3の夏を思い出す曲ですね。エンドレス・サマー・チューンです。
元々サザンの新曲と認識していて、「サザンの新曲メッチャいいね」と言っていた記憶があり、ソロであることは結構リリースしてから後の方に知った記憶があります。

とにかくイントロからAメロ、AメロからBメロ、Bメロからサビの流れが完璧で、メロウで、美しくて、そして楽しいという桑田佳祐にしか書けない曲ですね。
この曲は歌いやすいし、ノリもいいし、みんな知ってるので当時よくコンパ的なカラオケで歌っていた記憶がありますね笑


1位 祭りのあと

この曲はメチャクチャ思い入れがありますね。
当時、中山秀征主演の「静かなるドン」の主題歌で、親父が好きだったので「このCD買ってきてくれ」と言ったので、買った記憶があります。
その時はそんな琴線に触れなかったのですが、気付いたらメッチャ好きになりましたね。
さまぁ~すの三村もこの曲をベストソングにあげていた記憶があります。

イントロのギターから、ストリングスの時点で泣けるのですが、Aメロの「情けない男でごめんよ」からの歌詞、メロディが素晴らしいですし、Bメロの「恋も涙も純情も」のメロディも最高に染みますし、そしてサビも最高に素晴らしい。マジで非の打ち所がない完璧な曲です。

とにかくメロディも展開も最高ですが、やはり歌詞ですね。
この歌詞なんて本当に最高です。

野暮でイナたい人生を照れることなく語ろう
悪さしながら男なら 粋で優しい馬鹿でいろ

カラオケで歌ったら世代を超えて盛り上がる曲ですね。



まとめ

そんな感じで久々に聞きながら書きましたが懐かしいですね!
ちょっと90年代のJ-POPに移行したいと思います。
お楽しみに!

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