#770 労務論20|勤怠・工数管理について
本日は勤怠管理と工数管理に関して考えてみましょう。
勤怠管理は「労働時間の管理」であり、工数管理は「労働時間の内訳」の管理ですね。
イケてる会社というか普通の会社は前者・後者両方をやっておりますが、「前者だけ」の会社も多いです。
てなわけで今回は勤怠管理と工数管理がなぜ必要なのかを説明しましょう。
勤怠管理がなぜ必要なのか?
これは分かりやすいですが、ちょっとChatGPTの兄貴にも回答を用意してもらいました。
勤怠管理は、企業や組織の運営において非常に重要な役割を果たします。
以下の理由から、勤怠管理は必要とされていますとのこと。
まぁ、これが理由ですね。
そもそもお上に怒られるから勤怠を管理せねば・・・と言う法令順守の観点での勤怠管理が多いです。
そしてこれですね。これが無ければ給与を支払えません。
労働時間と給与は比例しなきゃいかんのです。
この辺は正直、管理者がどこまでできている感はありますが・・・
その指標となるデータではあるので、有効活用できる人はできるんですが、ほぼ形骸化しているのが実情でしょう。
この辺も何と言うか、「そんなの分かってまんがな」感もありますが・・・
まぁ正論です。ただ、この辺もうまくデータとして活用できている企業は少ないかと思います。
これは意義あり!
断言しますが、経営陣は絶対「勤怠データ」はほぼ見てないです笑
工数管理がなぜ必要なのか?
そして工数管理ですね。
事業を行う上で、人件費の内訳は絶対可視化させた方が良いのですが、まだまだ理解が少ない会社もありますね。
私は工数管理をしている会社としていない会社、両方を経験していますが、やはりしている会社の方が圧倒的にまともでした。
何にどれだけコストが掛かっているかを知ることは、経営的にも非常に良いんですね。
そんな感じで工数管理はプロジェクトや業務の効率的な運営にとって非常に重要ですが、今回もChatGPTくんに聞いてみました。
これですね。これが一番重要です。
1,000万円以上のプロジェクトは、会社にとって売り上げとしては大きいのですが、利益としても売り上げに比例して大きくなる必要があります。
1,000万円売り上げても、人件費が1,200万円などになったら本末転倒。それだったら5万円まるまるが利益になる売り上げの方が良かったりもするんです。
なので、長期プロジェクトであれば特に「今、どれくらいのコストが掛かっているのか」は絶対見れた方がいいですね。
上記2つも「予算」の紐づくのでうが、プロジェクト進捗においては重要な情報です。
予め、見積もりを作る際に「予定工数」を出しますが、それが現時点でどれくらい発生しているかをデイリーで追える工数管理は重要なんですね。
この辺も「予算」「スケジュール」「リソース」に紐づくものですね。
「予定通り進行で来ている=パフォーマンスが高い」とも言えるでしょう。
ここも重要ですね。
逆に、「思ったよりコストが掛かる」などの際は、しっかりと顧客とコミュニケーションを取れている必要があります。
追加で費用を頂く交渉をするなど、そうしたことも重要ですね。
そして工数管理と直接ではないですが、この品質管理にもつながるのかも知れませんね。
まとめ
そんな感じで勤怠管理、工数管理は非常に重要です。
これらをどちらも低コストで実現できるジョブカンが良いでしょう。
そんな感じでしっかりと勤怠と工数を毎日つけましょう!
月末にヒーヒー言いながら過去を遡って計上するのも「あるある」だったりしますが・・・