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#112 ゲーム論④|パイロットウイングス

このゲームを知っている人は、おそらくスーパーファミコン発売したてに購入した剛の者(猛者)でしょう。

当時、僕の地元はおもちゃ屋のオヤジがかなりの権力者であり、「スーパーファミコンは抱き合わせのソフト1本と一緒じゃなきゃ売れない」という絶対に任天堂も許可していないであろう特権を活かした悪法を敷いていたんです。

ただでさえスーファミ(当時の販売価格は25,000円)というハードを買わなければならないし、もうみんなマリオ(スーパーマリオワールド)が欲しいだけだったのに、絶対マリオは抱き合わせに入れてくれないんです笑

当時のソフトは8,000円だったので、「スーファミ(25,000円)+抱き合わせのソフト(8,000円)+マリオ(8,000円)」のイコール41,000円という富裕層しか、マリオに到達できなかったのです。
今考えても本当に鬼畜でした。
僕はお年玉をはたいて買った記憶があります。

で、その抱き合わせのソフトですが、僕の地元では「ボンバザル」「F-ZERO」「ポピュラス」「パイロットウイングス」の4パターンがありました。

「ボンバザル」は5分で飽きます
「ポピュラス」は小学校低学年には難解過ぎました。
そして僕は「パイロットウイングス」だったのですが、意外とやってみたら面白く、結果的には勝ち組でしたね。
ですので、「F-ZERO」か「パイロットウイングス」が抱き合わせられた連中は不幸中の幸いソフトと呼ばれていましたね。


ゲーム説明

「飛行機」「パラシュート」「ロケットベルト」「パラグライダー」のライセンスを取得するというのがこのゲームの趣旨であり、操作を覚えて、一定の点数以上の獲得でステージクリアとなります。
教官が全部で4人いて、1人ずつ1ステージずつクリアしていくイメージですね。

最初の1stステージの教官は田中。青年です。
点数が低いと「わざとやってませんですか?」とキレる、まだまだ若造、短期なニーちゃんです。

2ndステージは紅一点の白石。ソバージュのいいナオンです。
何を話したかはあんまり覚えてない笑

3rdステージは外国人のスコット。
カタカナと漢字を織り交ぜた、LUNA SEAの「IN FUTURE」の歌詞みたいな喋り方をします。

4thステージは鬼教官の黒田。いかついグラサンです。
ミスったら「・・・・・」と沈黙の殺意。鬼コーチです。

そして、黒田をクリアすると、シーンが劇的に変わります。
なんと田中、白石、スコットが某国のテロリストに拉致されるというトンデモ事態に笑
そこをヘリコプターで助けに行くという流れになるんですけど、ここがクソむずいです泣

そして、そのヘリをクリアしたら、再度シーンの難易度が増し、雪の田中雨の白石忘れたスコット夜の黒田になり、そしてまた黒田以外の3人が拉致されてヘリで助けに行く・・・というストーリーです。


このゲームの思い出

このゲームは同じく抱き合わせで買わざるを得なかった、地元の親友の圭ちゃんも持っており、圭ちゃんは俺より上手く、色々とテクニックを教えてくれましたね笑

動画見てたら久しぶりにやりたくなったので、PLAYしたい限りですね!


次回は本命のマリオワールドか、ファイナルファイトあたりを語ります!

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