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#842 雑誌論23|マーガレット

雑誌論、前回の「りぼん」に引き続き、今回はマーガレットについて紹介しましょう。
リボンから多くを学んだ私ですが、「マーガレットからも多くを学んだ」と思っております。


マーガレットとは?

マーガレットは集英社が刊行する女性向け漫画雑誌でして、その歴史は古く1963年とのこと。昔は週刊だったのですが、今は月2回の発行になっているようです。

マーガレットとりぼんの読書層の違いでいうと、恐らくりぼんが小学校~中学生向けで、マーガレットが中学生~高校生向けとか、そんな感じで対象層の世代を分けて、親しまれている感じですね。

マーガレットは姉が読んでいたのでちょくちょく読んでいた記憶がありますが、そんな感じで妹のりぼんと姉のマーガレットを読むという英才教育で、気付けば大分少女漫画フリークになってしまった次第です笑


マーガレットの読んでおきたい漫画BEST10

マーガレットと別冊マーガレットの両方を対象としております!

10位 ベルサイユのばら

もはや「マーガレットの漫画」という認識もないですし、もっと言うと漫画で読んだ記憶も無いですし、もっと言うとアニメでも見た記憶が無いんですけど・・・笑
それでも「伝説の少女漫画」として有名な作品ですね。男性漫画でいう所の、時代は違えど異国で王朝を目指すという点において、キングダムとかその辺の価値観でしょう。
恐らく舞台はフランスで、「オスカル」「アンドレ」が出てくるくらいの知識しかないんですが・・・笑


9位 エースをねらえ!

少女漫画界全体を見ても数少ないスポ根少女漫画です。
これは漫画では見てないんですけど、やはり2004年に実写化された際の印象が強いですね(と言うかそれしかないんですが)
上戸彩が岡ひろみで、松本恵がお蝶婦人、そして内野聖陽が宗像コーチです。宗像コーチは月影先生と双璧を成す、少女漫画の2大スパルタ鬼コーチですね。
この頃の彩ちゃんもアホみたいに可愛かった記憶がありますが、このドラマはあんま見た記憶ないですね・・・「婦人?高校性なのに、婦人?」みたいな番宣のCMは覚えてるんですけど笑


8i位 アタック No.1

エースをねらえと双璧を成す、2大スポコン少女漫画の1つですね。
恐らく日本に存在するバレーボール漫画で、一番メジャーなのはこの作品と個人的に思っております。
そしてこれも実写化されて、主役が上戸彩と言うのは流石にもう少し考えろよと思いましたが・・・笑


7位 タマネギなんかこわくない!

非常に懐かしい漫画ですね。
姉がこの作者が好きだったので、この単行本が全部家にありました。
内容はほとんど覚えていないんですけど、このヤンキーが非常にドメスティックな能力を持っており、家庭科の先生か何かだったで、そこにいた生徒と最後くっついたんでしたっけ?
まぁ、高校教師に近いグルーヴだったかなと思ってます。


6位 すっとんきょーな兄妹

これも前述の「タマネギ~」と同じグルーヴですね。姉が好きだったので家にコミックスありました。
で、この作品は優しい長兄・ぶっきらぼうな次兄・そして主人公の妹の3兄妹が主人公なんですけど、血が繋がっていないんですね。
浜ちゃんが主演の「もしも願いが叶うなら」を彷彿とさせる、そんな感じの漫画で、最後は次兄と結ばれる記憶があります。王道でしたね。


5位 キッシ〜ズ

これもねーちゃんが持っていたので、最後まで読んでないけど途中までは読んでいました。
主人公のねーちゃんの家の隣に、5人組のアイドルグループ「JUMP」が共同生活をするために全員引っ越してくるみたいなグルーヴでした。
で、主人公と恋仲になるヒーローの名前が「民人」で、民生から取ったというのをどこかで見た記憶がありますね笑


4位 君に届け

これが一番新しいんですかね?
一度読んだんですけど、もうほとんど覚えてないっすね笑
舞台が北海道で、主人公のヒロインが貞子と呼ばれていて所謂陰キャだったんですが、恋をして色々と成長して変わっていくのが非常に秀逸。
殆ど覚えてないので、もう一回読み直したいと思います笑


3位 俺物語!

これは異色の少女漫画でしたね。
これまでの少女漫画の主人公の女の子が恋する男はスマートで、中世的な男が多いと思いますが、この物語のヒーローのタケオくんは角刈りでマッチョで体毛ボーボーという、ガチムチ系のTHE 男という感じで、同性からむしろ好かれそうな感じだったりするんですが、そんな漢とゆるふわ系女子のラブラブな展開が心地よい作品でした。
僕は旅行先のホテルにこの漫画があり、気になって寝る間も惜しんで全部読んでしまいましたね笑


2位 イタズラなKISS

これも懐かしいです。名作でした。
主人公の琴子は元気だけが取り柄のおっちょこちょいなドジっ子で、そんな琴子が恋する入江君はイケメンで頭脳明晰なスーパーエリート。
で、第1話で琴子がラブレターを入江君に渡そうとして「要らない」と断られる所で物語がスタートするんですが、親同士が実は親友で、なんやかんやあって同居することになり・・・というお話です。
毎回ワンパターンなんですけど、徐々に入江君が琴子に惹かれていく感じが非常に読んでいて嬉しかったりします。
脇役キャラもいい感じで、僕は須藤さんという不器用な先輩が好きでしたね。

実写版でも放送されており、主題歌がSPEEDSTEADYでした。
佐藤藍子が琴子で、柏原崇が入江君だったんですかね?

そしてこの物語は作者の多田先生の急逝により未完で完了となったのですが、連載最後の回が、琴子の妊娠が発覚したかも?と言う回であり、運命のイタズラでしたね・・・


1位 花より男子

そしてやはりマーガレットと言ったらこの漫画でしょう。
この作品は大好きでしたね。

恐らく実写化もされて鬼有名なので皆さんご存じと思いますが、日本を代表するスーパーエリート金持ち学校の「英徳学園」に、かなり無理して入学した庶民の主人公・牧野つくしが、その学校を牛耳るF4(FLOWER4の略笑)と激しくやりあうんですが、その中でリーダーの道明寺が、つくしを徐々に好きになり、そんな一方通行な恋を描いた物語なんですが・・・
徐々につくしも道明寺を好きになるあたりが、メチャクチャ読んでいてテンション上がるんです笑
この作品を読んだら、みんな恋をしたくなりますね笑

まだまだ書きたい気持ちもありますが、ちょっともっと文章量が必要そうなので、別途漫画論で切り出して紹介しましょう。

実写版の道明寺の松潤と、つくし役の井上真央はかなり良いキャスティングだった記憶がありますね。


まとめ

そんな感じでマーガレットもなかなか熱い漫画が多かったですね。
他にも花とゆめとか、KISSも書けるかも知れませんが、一旦少女漫画はこの辺にしておきましょう。
次は何の雑誌を描くか・・・ちょっと考えます!以上!

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