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#537 アルバム論24|THIS BOØWY / BOØWY(1998)

アルバム論、続いてはBOØWY行きましょう。
ちょっとオリジナルアルバムを書くと2カ月くらい掛かってしまうので…
今回は自分も持っていて、一番聞いたかなとも思うTHIS BOØWYをセレクトしました。


「THIS BOØWY」リリースがされた時期

解散から10年のタイミングで発売されたとか、そんな感じだと思います。

このアルバムが発売された当時、98年2月は、氷室はNATIVE STRANGERとかその辺で、布袋はTHANK YOU & GOOD BYEとかその辺を歌っていた時期ですかね。

このアルバムは結構みんな持ってました。


僕は中古で「MORAL」と「GIGS」と「LAST GIGS」、そして「SINGLES」を持っており、友達から「INSTANT LOVE」「JUST A HERO」「BEAT EMOTION」を借りてましたので、実はほぼ収録されている曲は知っていたんですが…それでもカッコよかった。
このアルバムは結構聞きましたね。


THIS BOØWY全曲紹介

1. DREAMIN’

「全ての夢を見ている奴らに贈るぜ!」でお馴染みの、初期の代表曲ですね。ライブでも終盤などで演奏され、メンバーも恐らく相当気に入っていたここ一番の曲だと思います。
Dragon Ashカヴァーも凄く良いですよ。


2. ホンキー・トンキー・クレイジー

BOØWYの記念すべき1stシングルで、この曲もまたメンバーに愛されており、ライブでほぼ毎回演奏されたようです。
最初はよく分からない曲だなと思い、そんな琴線に触れなかったんですが、聞いていくうちに魅力が分かってきた曲ですね。タイトルはローリング・ストーンズからでしょうか?
個人的にはラストの歌詞にない氷室の歌と、女性コーラスが混ざる辺りが好きです。


3. BAD FEELING

出ました!
このギターリフは80年代にギターを持ったキッズ達はみんな真似したのではないでしょうか?90年代でいうBELOVED的な感じですが、難易度が段違いです。
とにかくファンキーな感じの鬼テクギターリフ。僕はそうでもなかったですが、ギターキッズ達はマジで憧れたことでしょう。
イマジネーション通りに腰振るのは辞めてくれって感じの曲ですね。


4. ハイウェイに乗る前に

僕は「BOØWY(アルバムの方)」を聞いていなかったので、この曲はこのアルバムで初めて聞きました。
アッパーな感じの曲で、氷室がソロでも歌うお気にいりの曲ですね。いい感じの盛り上がるカッコいい曲です。


5. NO.NEW YORK

BOØWYを代表する名曲で、BOØWYが最後に演奏した曲d背うね。
「MORAL」のバージョンではなく、BAD FEELINGのc/wの方で、このバージョンの方が有名ですね。シンプルでメロウでカッコいい曲です。
歌詞を書いた深沢さんも相当印税が入ってきているかと邪推してしまいます。
そしてこの曲が出て40年後の日本は「No.歌舞伎町」みたいな感じになってしまっております!Wow Wow Wow!


6. ROUGE OF GRAY

名盤「JUST A HERO」の収録曲で、わがままジュリエットとシングル候補で争った曲らしいのですが…正直あまりピンとこない曲ですね。
JUST A HEROの中でもそこまで突出していると感じることができないですし、まだこの曲を理解できずにいます


7. わがままジュリエット

とにかくメロウ、メロウ、メロウ!という曲ですね。
イントロのギターからグッと胸を締め付けられるようですし、AメロもBメロもサビも優しく、そしてギターソロも秀逸。際立ってます。
BOØWYのバラードの中でも上位の染みる名曲ですね。


8. JUSTY

BLUE VACATIONでもなく、PLASTIC OCEANでもなく、この曲JUSTYがベスト収録を勝ち取りました。カッコいい曲なので納得ですね。
ボナンザグラムとかデセールとかの言葉をこの曲で知った人は多いでしょう(そして意味は全く分からないという笑)


9. IMAGE DOWN (LIVE)

そしてこれですよ、これ!
とにかくこの曲のパワーは凄いんですが、やはりこの曲を演奏中に氷室が残した「ライブハウス武道館へようこそ!」は後世に語り継がれる名台詞ですね。
とにかくダメなヤリマンの曲ですね。


10. B・BLUE

このベストアルバムは、キャリア後半に出した2枚のアルバムから全体の半分以上の曲が収録されており、まさにこの時期が黄金時代だったんでしょう。
この曲、B・BLUEは以前も紹介しましたが、やはり死ぬほど盛り上がります。イントロなんて最高だし、この曲を超えるイントロはそう無いでしょう。1から100まですべてがカッコいいですね。
ロック史に残る名曲です。


11. ONLY YOU

ONLY YOUという曲はたくさんあると思ってますが、やはりルーツはこのBOØWYのONLY YOUでしょう。
初めて聞いたのは従兄弟がカラオケで歌っていた時だった気がしますが…とにかくいつ聞いても最高にカッコいいラブソングですね。
永遠に歌い継がれるでしょう。


12. BEAT SWEET

BOØWYをリアルタイムで聞いていた世代の、前の会社の上司はこの曲が大好きでして、当時好きだった子にこの曲の歌詞を渡したと言ってました笑
繰り返す布袋のリフ、そしてシンプルな愛のメッセージ。
名曲ですね。


13. WORKING MAN

働く男ですね。
そしてこの曲と言えば作詞をした恒松です。ソロでも歌ってますね。
とにかくその直立不動で、永遠にダウンピッキングをしまくるプレイスタイル。同じベーシストとして憧れはしなかったですが…ダウンピッキングなんて手超疲れるのに、それをできるのは本当に鬼です。


14. DRAMATIC? DRASTIC!

最近思想がラサール石井化してきてしまったドラムの高橋まことが歌詞を書いた曲ですね。
それが理由という訳でも無いですが…正直、そんな思い入れはないです笑


15. LONGER THAN FOREVER

以前にも書きましたが、名曲です。
まずタイトルが熱いですよね。「永遠より長く」というタイトルで、歌詞もとにかく最高のラブソングで、メロディもまた素晴らしい。
後期の最高傑作と言っても過言では無いでしょう。


16. MARIONETTE

初めてこの曲を聞いたのは小6でした。
「こ、これは…かっけー!」と衝撃を受けた記憶がありました。
その頃、布袋はPOISON、氷室はKISS ME辺りでブイブイ言わせていた時期で、共にソロキャリア最高峰の所にいた時期だっただけに、「あの布袋と氷室が一緒にやっていたバンド」という感じで逆から入ってったんですけど、まぁカッコよかったですね・・・
未だにリフを聞いたらテンションが上がる曲ですね。


17. PLASTIC BOMB

このアルバムPSYCHOPATHも未視聴だったので、この曲もこのアルバムで初めて聞きました。とにかくイカれたロックンロール。当時のライブでさぞ盛り上がったでしょう。
布袋が歌うとことかは後のソロを想起させますね。
大好きな曲です。


18. MEMORY

このアルバムがリリースされる時、CMで使われていたのはこの曲でした。
前述のPLASTIC BOMB同様、この曲も僕は未視聴だったのでこのアルバムで初めて聞きましたが、とにかく綺麗なバラード
ただ、もう解散というか、サヨナラを想起させる曲でしたね。タイトルも物語っているように・・・


19. 季節が君だけを変える

これまた切ない歌詞ですね。
布袋が氷室に「もっとグッとくる歌詞にしてくれ」と唯一リクエストした曲との事です。
正直そこまで琴線には触れないのですが・・・それでも解散直前特有の乾いた感じが聞こえる曲ですね。


20. CLOUDY HEART

そして最後はやはりこの曲でしょう。
BOØWYで一番好きなのはこの曲ですね。

前回も言いましたが、ノースリーブスの「キリギリス人」、PUFFYの「君とオートバイ」、ロットングラフティーの「Life Is Beautiful」などに形を変えて今も語り継がれている名曲。やっぱパクりたくなっちゃうんでしょうね笑

とにかく歌詞にメロディに慧能に…完璧な曲ですね。
初めて聞いた時はマジで興奮しました。


まとめ

氷室も引退し、まこっちゃんも変な方向に行ってしまったので…もう再結成は難しいでしょうが…やっぱまた見たいバンド。
もう40年前、僕が生まれる前からブイブイ言わせており、今でも違和感菜く受け入れられている素晴らしいバンドですね。


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