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#911 ゲーム論41|パラッパラッパー

これまで40作、基本的にはファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン、ゲームボーイというハードにおけるソフトを紹介してきましたが、もうネタも尽きつつあるので、プレステを解禁しましょう。

そんな感じで初期プレステと言ったら「鉄拳」「パラッパラッパー」と個人的には思っているので、本日はそんなパラッパラッパーを紹介しますが、まずはプレステを紹介しましょう。


プレイステーションと言う黒船

プレステの発売が開始されたのは1994年12月だったようです。
僕らの国では圧倒的に「スーファミ」が市民権を得ており、周りではプレステを持っている人間はいなかった気がします。

で、調べると「確かにそーだった」と思い出したんですが、このプレステの同時期にSEGAがセガサターンを発売し、少し遅れて任天堂がNINTENDO64をリリースしたんですが、気付けばプレステが独走状態となり、販売台数もトップを維持し、更には「ドラクエ」「ファイナルファンタジー」などと言ったサードパーティーが、時の最もイケてるハードであると見做されプレステで続編をリリースし、更にプレステの勢いは加速した感じですかね。

僕が初めてプレステをやったのは多分1996年、サッカー部の友人の家でした。確か「闘神伝2」というゲームを一心不乱にやっていた記憶がありますが、「なまらリアルだべさ!!」と誇張した北海道弁を使いましたが、そんな感じで結構盛り上がっていた記憶があります。

ただ、中学に入っても僕は劇的にサッカーがハードになったり、あとは何といっても音楽に夢中になり、ゲームは全然ハマってなかったですね。
プレステも初めて手にしたのは、高校の寮の先輩が「プレステ2買ったからあげるよ」と言ってもらった時だったので、確か2001年とかそれくらいだった気がしましたね。

プレステ2は大学の頃に買ったんですけど、狂ったようにやってましたね笑それは後述しましょう笑


パラッパラッパーとは?

パラッパラッパーは1996年12月に発売されたゲームであり、元祖リズムアクションゲームと言われていますが、僕もその印象が凄く強いです。

可愛い動物・植物が擬人化されて可愛いアニメになり、「音楽(リズム)に合わせてボタンを押すゲーム」という最高にシンプル極まりない内容なのですが、それでもエグイくらいに人気が出て、世界で初めて『音楽ゲーム』で成功を収めた作品であり「音ゲーの始祖」とも呼ばれているそうです笑

のちのビートマニアやダンスダンスレボリューションなども、ルーツはこのパラッパラッパーにあるかも知れないですね。

一度ハードごと友達に借りた記憶がありますが、殆ど覚えてないっすね笑


パラッパラッパーの功績

1. 音楽にフォーカスを当てた作品

それまではゲームの演出の一環に過ぎなかった音楽(BGM)をシステムの主軸に据えて、「音楽に合わせてボタンを押す」というシンプルな楽しさをゲームに持ち込んだ、初のタイトルとなっています。
当時このゲームが流行りだした時に、「音楽に合わせてボタンを押すゲーム」と噂を聞いた時、「・・・それって面白いの?」と思ったものでしたが、僕の目が曇っていただけでした笑
友達の家でプレイした記憶しかなく、あまり難易度とか展開とか覚えてないのですが、上図のタマネギ先生はなんとなく覚えてますね。


2. ヒップホップと言う流行に乗った

リズム感が要求されるヒップホップを大々的に導入したのも当たりでしたね。
ちょうどこの時期の日本のチャートも、globeのマーク・パンサーの頑張りがあって徐々にラップ文化が広まった時期で、ビジュアル的な見た目で言うとデビュー時のSPEEDとかが近しい感じでしたね。
でかめの服とかをダボッと着る感じが、正にゲームの世界観と一緒にでしたね。

3. シンプルなUI/UX

とにかく上記でも触れましたが、このゲームは鬼シンプルなんですね。
故に、この同時期にドラクエⅥとかに熱中していた僕は、そのシンプルさに物足りなさを感じていた気がします。
「レベルを上げる」とか「熟練度を高める」とか「メタルキングを魔人斬り」とか「ダークドレアムを少ないターン内で倒す」などに熱中し、手間をかけたり、頭を使うことに美学を感じていたのですが、そうした変態は少数派であり、そのようなシンプルなUI/UXの方が多くの層に求められていたんですね。

故に、その斬新かつシンプルなゲーム性と、ポップで明るいグラフィックが話題を呼び、世界中の子供から大人まで楽しめる作品として大ブレイクしたんですね。


まとめ

久々に動画を見ましたが、懐かしいと思うよりかは「こんなんだっけ?」という印象でした笑

てなわけでプレステを色々紹介していきますが、次回はドラクエⅦを紹介しましょう。

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