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#848 ライブ論52|LIQUIDROOM PRESENTS "RHYTHM OF FEAR" 2010.02.07 恵比寿LIQUID ROOM(THA BLUE HERB)

ライブ論も蹴球論宜しく、過去と現代を行き来する「東京卍リベンジャーズ」みたいな展開になってしまっておりますが、本日から紹介するのは2010年、僕が27歳の頃のライブ記ですね。

この年も2009年同様、多くのアーティストのライブを見たものでしたが、一発目は2月のブルーハーブ。
2009年12月に見ているので、3か月ぶりのBOSSです。


LIQUIDROOM PRESENTS "RYHTHM OF FEAR"

この "RYHTHM OF FEAR"というイベントは形を変えて、その後も何年か開催されているイベントとなっておりまして、メンツを見るとGAUZESxOxB原オナ鉄アレイSLANGと言った、往年のイカつい系のハードコアやパンクスを集めた、通好みのイベントとなっております。

僕が言ったこの年も、LAUGHIN' NOSETURTLE ISLANDが対バンでしたが、何といっても前者ですね。後者は後のAIR JAM 2011で時間オーバーして演奏してかなりネットで叩かれていましたね笑


LAUGHIN' NOSE

1980年代から活躍する日本を代表するパンクバンドですね。
その人気たるやハンパなく、ソシノートを無料で配ろうとしたら人が集まりすぎて中止、野音で開催されたライブは人が盛り上がりすぎて将棋倒しで死者を出してしまうくらい、熱狂的なファンに支えられたバンドで、2024年の今もなお活動しているバンドです。

GET THE GLORYは有名ですね。日本のパンクアンセムです。


TURTLE ISLAND

そんな感じでAIR JAM 2011でディスられてはいましたが、西洋、東洋の楽器を用いたパンク、ハードコア、ロック、ロカビリー、各国の土着音楽を組み合わせたワールドビート・サウンドで人気を博しているバンドです。
ASIAN DUB FOUNDATIONみたいな感じで、普通にカッコいいです。


THA BLUE HERB

2010年のTBHがどんな活動をしていたかは覚えてないですが・・・

2008年は3回見ていて、2009年は1回、そして結果2010年もこの1回のみだったので、少しずつライブ活動をペースダウンをして、4thアルバムの「TOTAL」の制作に入りつつあった時期ですかね?



ライブレポート

当時の手記を辿ると、この時期僕は復刻したドラクエⅥに熱中していたようですね笑
わざわざDS買ってやってました笑

で、そんな重い腰をあげて、前日から飲んで僕の家に泊まっていた友人とリキッドルームへ。
メンツがメンツだけに会場はパンクスばっかりで、フェス的なゆるい若者はほとんどおらず、モヒカンの中年や、鋲まみれの女や、タトゥーまみれの金髪と言った、ハードコアな人々が集うカオスと化しておりました笑
やはりこういう硬派な感じがいいですね。

そしてステージに向かうと、1MC +1DJのセット。
1発目がブルーハーブでした。

暗幕が開いて、出てきたBOSS!やはり上がる!
1曲目は久し振りのC2C4!Coast 2 Coast 4!

「招かれてきた以上は誇り高く ここが地球の中心と分からす」
「響かせようぜ、3000年へ!」
この辺でテンションは最高潮に。

で、野良犬~北風とセットリスト序盤の常連の上がる曲、そしてSEEDAの次のBOSSIZMはアレンジがイマイチでしたが、そうして続くは、まさかのSTILL STANDING IN THE BOG
カッコよすぎて死ぬかと思いました。マジで熱い!

そして、久々に聞いたMOTIVATIONも良かった。
そんな感じのいいライブだと思っていたら、時代は変わる
そして、ラストはまさかまさかのILL-BEATNIK!サービス満点です!
とにかく最高の夜でした。

BOSSが「恵比寿」という所を「渋谷!」って言って速攻訂正してたのが、
BOSSも人の子だったんだなと安心しましたね笑
あとはBOSSが高校時代、ラフィンノーズのコピーバンドをやっていたエピソードも話して、最後に「I GOT THE GLORY」と言っていたのも相当カッコよかったです。

とにかく前のBRAHMANの時のが不完全燃焼だっただけに、最高の夜でした。

01. C2C4
02. 野良犬
03. 北風
04. MIC STORY
05. ???
06. BOSSIZM
07. SUPA STUPID
08. STILL STANDING IN THE BOG
09. サイの角のように独り歩め
10. MAINLINE
11. MOTIVATION
12. 時代は変わる Pt.1
13. ILL-BEATNIK

で、ライブを終えて喫煙所に向かうと、このライブを見に来ていた別の友人がいて、「もうおなかいっぱいだから帰る」という意見に同意見、俺もBOY-KENとは同意見だったので、リキッドルームを出て3人で居酒屋いきましたね笑


まとめ

そんな感じで振り返ると、これが一番最後にTBHをみたライブでした。
フジロックで配信は見ましたが、もう15年位見ていないと思うと感慨深いものがありますね・・・
最近の新譜は全然聞いていないですが、また久々にBOSSのライムを聞きたい限りですね!


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