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#936 ラーメン論27|焼そばBAGOOOON(バゴォーン)
本日は知る人ぞ知るカップ焼きそば「BAGOOOON(バゴォーン)」を紹介しましょう。
少し前に紹介した「焼きそば弁当」に通じる、ローカルカップ焼きそばですね。
焼そばBAGOOOON(バゴォーン)とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1734143073-z3cfJkeFViBSt5XW4y6Onl1b.png?width=1200)
焼そばBAGOOOON(バゴォーン)は、マルちゃんブランドを展開する東洋水産が東北地方(福島県・宮城県・山形県・秋田県・岩手県・青森県)及び信越地方(新潟県・長野県)で販売するカップ焼きそばです。
焼きそば弁当が北海道で普及した理由が、「何故か北海道だけ受けが良かった」「東洋水産の流通などのインフラを活用できた」「寒い地域だったので添付のスープが愛された」などの理由であることは前回の焼きそば弁当で紹介しましたが、このBAGOOOON(バゴォーン)が上記の地域密着で販売しているのも、もちろん理由があるのですが・・・
wikiには下記の様に紹介されております。
当初は全国展開で販売していたが、営業力が弱くブランドが定着しなかった地域から順に販売を終了し、結果的に営業力が強くブランドが定着した東北と信越のみの地域限定販売商品となった。
てなわけで「何故か北海道だけ受けが良かった」という焼きそば弁当と同じグルーヴで、東北・北信越のエースとなり、各商品のパッケージに「東北・信越限定」と表記されているんですね。
焼そばBAGOOOON(バゴォーン)の魅力
![](https://assets.st-note.com/img/1734167384-A6m0WqQRoGxj3JsPUv4NFek1.png?width=1200)
1.とにかく東北人から愛されている
私の妻の実家が青森なのですが、青森に行ってコンビニに行ったら、「BAGOOOON!」「BAGOOOON!」「BAGOOOON!」と言う感じで、まさにその名の通り、バゴォーンと言うオノマトペが聞こえてきそうなくらい、ふんだんに置いております。
で、お義母さんがちょくちょく、美味しい仕送りを送ってくれるのですが、僕が毎回青森に行く度にBAGOOOONを食べているので、大抵BAGOOOONを送ってくれて、先日も美味しくいただきました笑
それくらいに東宝民のソウルフードであると言っても過言ではないのでしょう。
2. わかめスープが秀逸
焼きそば弁当と同じレギュレーションですが、麺をほぐした後に捨てるお湯を利用し、スープ粉末とお湯を混ぜて極上のわかめスープができるんです。
まさにSDGsに準拠した考え方ですが、これ考えた人本当に頭いいですよね。
そういえば今思い出しましたが、高校の頃に友達が焼きそば弁当を食べていた際に、この粉末スープを「これを麺に混ぜると上手い」と言って食べていた友がいました。レッチリを愛する良いベーシストでしたね笑
3.独特の味
そして肝心のお味ですね。
wikipediaにはこのような焼きそば弁当との比較がありますが、よく分からないですね笑
ソースの味は、「やきそば弁当」の方が若干こってりとしていて甘さを伴い、ソースの量がやや多く「バゴォーン」の約1.3倍がある。
一方「バゴォーン」の方はソースの量が比較的少なめで少々薄口で若干塩辛い。
強引にまとめると、どっちも上手いから、どっちも食べて見なさいという事ですね。
地域限定商品なのですが、よくあるフラッグシップストアなどで売ってますので、買って食べ比べてください!
まとめ
そんな感じですが、カップ焼きそば業界も何気に戦国時代です。
以前に俺の塩、ペヤングは紹介していますが、それ以外もUFO、一平ちゃん、昔ながらのソース焼きそばetc…と、ベースの味が限られている以上カップラーメン界より激戦区なのかも知れません。
![](https://assets.st-note.com/img/1734167485-NpY9wabvcniSFAtmrj0ZuLGB.png?width=1200)
僕も多分現時点でカップラーメンよりカップ焼きそばの方が好きなので、これからも紹介していきたいと思います。
そして言うまでもなく書いていたら食べたくなってきたので、近々食べたいと思います笑