見出し画像

#031 バンド論④|LUNA SEA

僕の中学校では当時一斉を風靡していたビジュアル系勢力で言うと、「GLAY派」「ラルク派」「LUNA SEA派」がありましたが、「LUNA SEA派」は圧倒的に少なかった。ただ、硬派な男はみんなLUNA SEAが大好きでした。
今日はそんなLUNA SEAに関して語ります。

LUNA SEAを初めて知ったのはあんま覚えてないですけど、従兄弟のねーちゃんがすごい好きだったので気づいたら聞いてました。
DESIREあたりからリアルタイムで認識するようになり、中1(1996年)の頃はなんとなくで聞いていて、中2(1997年)位から遡って聞くようになり、中3(1998年)の活動再開あたりからガッツリハマりましたね。

やっぱなんと言ってもJです。
ベーシストとしても男としてもJには大分憧れました。
そして俺の周りのギタリストはみんなINORANが好きで、あのgrass rootsのINORANモデルを大抵みんな持ってましたね笑
ベーシストは机に修正液で「WAKE UP!!MOTHERFUCKER」と書いたり笑

そして誰の家行ってもLUNATIC TOKYOがある、そんなグルーヴでした。
それでは行ってきましょう。


LUNA SEA 琴線に触れる曲BEST10

10位 LOVELESS

LUNA SEA史上最高傑作との呼び声も高いMOTHERのオープニングナンバーでもお馴染みのLOVELESSはライブでの「キング・オブ・1曲目」と言っても過言では無いでしょう。
謎にドイツ語の「アイン・ツバイ」で始まったり、SUGIZOがネック3本あるギター使ってたり、なんだかんだで援助交際の歌だったりツッコミどころは多いのですが、幻想的な導入で始まりサビまで焦らして、サビを演奏してもう一回サビ歌って終わるっていう構成がいいです。
LUNA SEAのライブ一回も行ったことないんですけど、やっぱり1曲目はLOVELESSで始まって欲しいですね。


9位 dejavu

そしてこれですよ!これ!
まさに「キング・オブ・2曲目」!故にこのランキングでも2曲目に紹介します。
むしろ、ライブでこれ2曲目に演奏されなかったらSLAVE(※1)達も拍子抜けするのではないでしょうか。「えー、dejavuやんねーの??」みたいな。
LOVELESSはそんな盛り上がる曲ではないので、LOVELESSが終わって真矢の「チッ、チッ、ドコドコドコドコ」で紙吹雪が上がり、dejavuが始まる…LUNA SEAの様式美です。

※1SLAVE(奴隷)はLUNA SEAのファンクラブ名であり、LUNA SEAファンを指す用語です。ちなみにdir en greyは「虜」で、slipknotは「Maggot(蛆虫)」笑


8位 G.

この曲は5thアルバムSTYLEの2曲目の攻撃的なナンバーです。
LUNA SEAは得てして、アルバムの2曲目にはエッジの効いた曲を収録するフシがありますが、御多分に洩れずかなりアゲアゲな曲となっております。
ゴリゴリのリフといい、随所のコーラスといい、サビのハモリといい、とにかくかっこいいです。
「G.」は「GOD(神)の意味ですね。


7位 AURORA

この曲はモンスターアルバムMOTHERにおいて異質というか、一風変わった曲ですが、とにかく綺麗な曲です。ピアノがすごく美しい。
あまりメジャーではない気がしてますが、普通に良い曲なのでセレクトしてみました。


6位 STAY

LUNA SEAでは個人的には3rdアルバムのEDENというアルバムが一番好きなんですけど、そのラストナンバーがこの曲STAYです。
この曲もメチャクチャカッコいいんですけどライブでほとんどやってるのを見た事が無く、若干知る人ぞ知る感じの曲になってしまってますが、すげーポップでメロウでラストナンバーに相応しい。ギターソロも大好きです。
ここから1位まで全部Jが作った曲なんですけど、やっぱJの作曲センスは本当に凄い。


5位 SHINE

これは思い出補正がだいぶ入っています。
この曲は98年、僕が中3の頃にリリースされたのですが、当時この曲は不評でした。僕の周りの友人も「糞だね」と言ってました笑
僕も最初は琴線に触れなかったのですが、アルバムでちゃんと聞いたらすごく好きになりましたね。
イントロのINORANのアルペジオがメロウで、そしてJのクソシンプルなベースライン、そしてなんと言ってもSUGIZOのソロが至高。単音であんなソロ作れないっすよ。
あと「君は生きる意味」の時にJとINORANと「フー」って1つのマイクでコーラスしてるのが最高にカッコいいです。
まさにキラキラした曲で「SHINE」と呼ぶのにふさわしい。


4位 TIME IS DEAD

1stではこれが一番好きですね。ライブで盛り上がる、盛り上がる!
Jのベースが最初っから最後までブリブリうねってますし、そして最後のJの見せ場のベースソロ!これは僕もずいぶん練習したものです。
これは中学校の頃めっちゃ聞いてましたねえ。


3位 STORM

そしてなんと言ってもこれですよ、これ!
この曲を聴いたらいつでも中3の頃にタイムスリップします。本当にかっこいい。
最初聞いた時はそこまで琴線に触れなかったんですけど、どんどん好きになりましたね。スルメ曲です。
弦楽器のみの導入部からのイントロの鬼リフ!そしてAメロとサビしかないシンプルな構成。ギターソロもメロウで泣ける。とにかく中3のあの時期に聞いたから残ってるってのもありますが、本当に名曲ですねこれは!100点!


2位 JESUS

これは何回聞いても本当にカッコいい。Jのカッコ良さの全てがこの曲に集約されています。
あとはSUGIZOとINORANのギターの対比、コントラストが素晴らしい。
SUGIZOは見せ場でガチャガチャやりますが、INORANがリフだったり単音をしっかり決める、この役割分担こそがLUNA SEAの魅力ですが、この曲はそれが際立っています。
そしてなんと言ってもJですよこの曲は!Jは多分僕が尊敬するベーシストでBEST5に入る男ですが、ベースラインもさることながら中盤のベースソロ!あそこは気持ち良すぎる!
そしてなんと言っても最後の「Jesus, don't you love me」でしょう。Sin After Sinのこれがカッコ良すぎて引くくらい見てました。

あとはなんと言ってもLUNATIC TOKYOのRYUICHIの伝説のMC。

「今日は、例えこの命が果てようとも、お前ら一人一人の顔を全員覚えて帰るからな!!」

LUNATIC TOKYO

もうこんなMCされたら失神しますよね笑
そこからのJESUSの流れは本当に最高だった。


1位 ROSIER

やはり1位はこれしかないでしょう。
LUNA SEAといえばROSIER、ROSIERといえばLUNA SEAです。
とにかく最初から最後までカッコいいですね。

あまりにも有名な話なのでここで書くのもアレですが、これはノイローゼになってたJが書いた遺書が元となっており、途中の英詩の語りの部分がまさにそうらしいんですが、ここマジでカッコいいですよね?憧れました。

By the time I knew.I was born
Reason or quest, not being told
What do I do, What should I take
Words “God Only Knows”won't work for me
Nothing starts Nothing ends in this city
Exists only sever lonesome and cruel reality
But still I search for light
I am the trigger, I choose my final way
Whether I bloom or fall is up to me

そして数年前、僕が社会人になってから活動している変態バンドで、何故かこの曲をコピーしようぜという話になって、この曲でJさながらの演奏&語りをやったんですが、すげーダサいです!笑
どっかにあるんで興味ある人は探してみてください笑

とにかく、ROSIERがやっぱりLUNA SEAでは最強にして至高ということで!


最後に

そんな感じでBEST10を考えてみました。
「WISHがない!」「Precious…がない!」とか色々な意見があるとは思いますが、「みんな違ってみんないい」じゃないですか!許してください!

あと、そして改めてですがLUNA SEAがやっぱり良いのはアルバム曲もかなりファンに支持されてる名曲が多いことですね。
俺は対照的にラルクとかはシングル曲しか知らなかったりするんで、こういうアルバム曲が盛り上がるアーティストは好きですね。

まだ10曲くらい語りたい感じですが、そんな感じで!
次はXでやります!

いいなと思ったら応援しよう!