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#237 ゲーム論11|ドラゴンクエストⅥ 〜幻の大地〜

前回ドラクエⅤについて語ったので、今回はその続編であるドラクエⅥについて語ります。

ドラクエⅥは「天空3部作」とも言われており、これまでのⅣとⅤと同じ世界観の物語となっております(ストーリー的には確かⅥ → Ⅳ → Ⅴの順)

発売日は1995年12月9日
まだ覚えてますがこのゲームの発売日当日、小6の冬、僕はサッカー少年団の室内の大会(当時はフットサルという名前は無かった)がありました。
北海道のサッカー少年団は、夏は11人制をやり、冬は雪の影響もあり5人制のフットサルをやっていましたね。
で、大会が帯広というメガシティで開催されており、僕は応援に来ていた母親に頼んで「頼むから長崎屋(デパート名)で、ドラクエⅥ買ってきて!」とお願いし、買ってきてもらった記憶があります笑

そして腐るほどやり込み、いつくらいか忘れましたがクリアして、クリア後は全員のレベルを99にするという非生産的な作業に没頭してました笑
メタルキングを魔人斬りです笑

で、そこから数10年が経ち、2010年にDSでリメイクされるという報を知り、久しぶりにやりたすぎてDSごと買ってしまいましたね笑
そこで久しぶりにやって、改めてこのゲームの魅力を再確認しました。


ドラクエⅥの魅力

なんと言っても「現実世界」と「幻の世界」という2つの世界を行き来出来るストーリーが魅力でした。
当時は子供すぎて真の意味が理解できずに進めていたのですが、大人になってから「深さ」を知りましたね。

前作とは異なり人間キャラクターが多く、頼れる兄貴分の武道家・ハッサン、陰のある謎の美女・ミレーユ、大魔導師の血を引く天真爛漫の小娘・バーバラ、癒しの民族の後継者の堅物・チャモロ、そしてさすらいのイケメン剣士・テリーと多種多様なキャラクターが魅力です。

Ⅴほどのストーリー性は無いものの、随所に泣ける演出が散りばめられており、ラストなんて涙無しには語れない、映画のようなエンディングでした。
本当に素晴らしかったですね。


攻略法

精霊の祭〜レイドック兵士

序盤は結構レベル上げしなきゃ死にます。
オニオーンとか6匹くらい同時に出てきたらまず死ぬので、ある程度レベル上げてから行動するのがいいですね。

レイドック兵士になる「試練の塔」に関しては、普通にやればクリアできるんですが、初回プレイの時は迷ったり、一度戻って全回復したり、途中でこれが正解だと思って城に戻ったりして、ハッサンに負けた記憶があります笑
で、暴れ馬を捕まえて兵士になるんでしたね。

ちなみに僕は初日でここまでクリアしたんですが、翌日(12月10日)、学校でドラクエⅥ買った奴らも全員「レイドックの兵士になるとこまで進んだ」と口を揃えて、同じ進捗について語ってましたね笑


冒険が進み、増えていく仲間達

まずレイドックでハッサンが仲間になりますが、ハッサンはこの時点から有能で、最後までNo.2として活躍してくれる頼れる相棒で、親友です。
前作は家族がテーマなので、親友はヘンリーしかいなかっただけに、最初から最後まで一緒にいれる友は良いですよね。
割と早い時期に覚える「跳び膝蹴り」、そして超役立つ「すてみ」でガンガン攻められる熱い漢。攻撃はハッサンに任せましょう。

陰のある絶世の美女・ミレーユはサンマリーノで出会い、ハッサンとは対極にディフェンス面で貢献してくれます。
とにかく終始、安定のお姉さんキャラで、主人公達の戦闘を助けてくれますね。
そしてミレーユが仲間になり、姿が見えるようになって下の世界(現実世界)のレイドックで詰みます。周りの仲間もみんなここで詰んでました。
まさか防具屋で「貴族の服」を買わなきゃ先に進めないなんてストーリーは知るはずもなく、そのルートを発見したやつは勇者になってました笑

そしてラーの鏡を探している最中でバーバラが仲間になります。
バーバラはとにかくすぐ死ぬので、全部防御させるとか、必要以上に過保護に接してあげる必要がありますね。

そしてSFC版は無かったんですが、DS版の「仲間会話システム」のバーバラの会話が可愛すぎてマジでヤバかったですね笑

▼ こんなサイトを発見したんで貼っておきます


ムドー討伐へ

ムドーとは夢の世界と、現実世界で2回戦わなきゃならんのです。
まず夢の世界ですが、ここでムドーを倒すべく地底魔城に向かうのですが、ここでストーンビーストという鬼畜が出てきます。
こいつは明らかに出現時期を間違えた異常変異で、かなりハイレベルの殺戮マシーン。世の中のキッズ達がこいつに全滅させられました笑

もうムドーよりストーンビーストの方がキツかった記憶すらありますが、こいつを掻き分けて、夢の世界のムドーはそこまで強くないのでサクッと倒し、現実世界のムドーを倒しに行きます。

で、この途中でチャモロが仲間になり、この男は「ゲントの杖」という消費MP0でベホイミを使えるスーパー便利なアイテムを持っているので有効に使いましょう。

そして、ムドー討伐に向けた洞窟ではマッドロンというザキを使ってくる鬼畜がいるので、こいつを見つけたら速攻ボコりに行くのが吉ですね。

そしてムドーの城までたどり着いたら炎の爪は絶対取っておきましょう。
これを主人公に持たせて、ハッサンは正拳突き、ミレーユとチャモロは回復に徹するやり方で勝てます。


ダーマ神殿〜世界の旅

ここでようやく転職ができるようになりますが、僕は初回から毎回このスタイルでやってしまいます。これが一番効率化と知っているので、変えたくないんでしょうね。

主人公 
戦士 → 武闘家 → バトルマスター → 勇者 → ドラゴン → はぐれメタル

ハッサン 
武闘家 → 僧侶 → パラディン → 戦士 → バトルマスター → ドラゴンetc…

ミレーユ 
魔法使い → 僧侶 → 賢者 → 戦士 → 魔法剣士 → スーパースター etc…

バーバラ 
遊び人 → 踊り子 → スーパースター → 魔法使い → 僧侶 → 賢者 → ドラゴン

チャモロ 
魔物マスター → 盗賊 → 商人 → レンジャー → 僧侶 → 魔法使い → 賢者etc…

アモス 
戦士 → 魔法使い → 魔法剣士 → 武道家 → バトルマスターetc…

テリー 
そんな使わないのでなんでもいいです笑

ドランゴ 
ドラゴンのままで十分ですが、僧侶とかにすると完璧になります  

こんな感じがオススメです。

で、既に書いてしまいましたが、アモスをモンストルで仲間にします。
僕は初回でアモスに真実を告げたので仲間にできなかったので、その二の轍を踏まないようにとにかく気をつけてますね。

そしてここからは、アークボルトやフォーン城、クリアベール、ホルストックとかのイベントを経て、ペスカニでマーメードハープを人魚さんからもらうと、世界がさらに広がります。


海底世界〜伝説の装備

そしてここからは海底で、名前の命名神で「ふくろ」を卑猥な名前にして怒られたり、キラーマジンガにボコボコにされたりしてストーリーを進めます。
自由度が高いストーリーなのですが、僕はドラマが好きなのでこんな感じに話を進めます。

まずは海底魔城をクリアしてカルベローナの封印を解く
 ↓
マウントスノーで錆びた剣をGETして、ロンガゼテオに預ける
 ↓
クソ難しい洞窟でスフィーダの盾をGET
 ↓
儀式のイベントを見てオルゴーの鎧をGET
 ↓
ライフコッドで主人公が自分を取り戻し、セバスの兜GET
 ↓
ロンガゼテオでラミアスの剣GET

ヘルクラウド城〜魔界へ

そしてここで引っ張って引っ張って引っ張ったテリーがようやく仲間になりますが、全然使えません
まぁただここまで引っ張って焦らされる感情はなかなか楽しく、堀井雄二先生の思う壺でした。
ただテリーが仲間になった後に仲間にできるドランゴは死ぬほど有能なので、ドランゴは早々にスタメンに入れましょう笑

そして魔界で色々なイベントをこなして、最後はデスタムーア。
最終形態になったら「左手」から倒しましょうね!


エンディング

ここがいいんです。
まずミレーユとテリー姉弟が、ガンディーノで育ての親の老夫婦と打ち解けるシーン、そしてハッサンが家業を継ぐシーン、そして最後のバーバラのシーンですよ。
Ⅴのエンディングは大団円なのですが、Ⅵは切ない形でのエンディング。かなり僕好みで、マジで初めてプレイした時は泣きそうになりましたね。
この辺の素晴らしさが僕がフェイバリットにあげる所以なのでしょう。

そんな感じでこのエンディングが綺麗すぎて、クリア後の世界はそんなにモチベーション上がらなかったりするんです笑


ドラクエⅥを今一度振り返る

当時を思い出しながら振り返ってみました。

そんな感じで振り返ってみたら、やりたくなってきますね!
DSも押入れの奥にあるんですが、iPhoneでも2,400円でDLできるのでやってしまいそうで怖いですが、これをプレイするとⅤもⅣもⅧもプレイするハメになりそうなので・・・悩ましいところですね。

世間一般の評価は低いかもですが、僕はかなり好きですね。
Ⅴは最高だったし、Ⅳも面白いし、Ⅷもメチャクチャ楽しかったので難しいですが、確実にこのⅥを含めて僕の中ではドラクエ史において上位ベスト4に入る名作ですね。


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