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#716 ゲーム論34|PC原人

本日紹介するPC原人は、これまで紹介した「カトちゃんケンちゃん」「ビックリマンワールド」に続くPCエンジンのゲームソフトです。
これが一番鮮明に覚えていますね。


PC原人とは?

PC原人は1989年にハドソンから発売されたPCエンジンのエンジンを「原人」にもじった感じで命名したんですが、「石器時代の話だから」という免罪符で割と何でもできてしまい、PCエンジンを代表するエンタメゲームになり、その人気は他のハードにまで広がり、ファミコンではFC原人、ゲームボーイではGB原人と、もはや原型を留めない感じで人気になりました笑
PCエンジンでも続編のナンバリングタイトルも発売され、僕は1と2も持ってましたね。

世界観は主人公であるスキンヘッドな原始人「PC原人」が、悪の大王であるキングタマゴドンIII世から、恐竜王国の姫君プリンセス・ドラゴンを救うという、マリオ魔界村に通じる超・王道ストーリーです。こういうのがいいんですね。


PC原人の魅力

1.肉を食べてパワーアップ

マリオでいうキノコですが、原人は「肉」というのがシンプルでいいですね。
小さい肉を取るとちょっと強くなり、デカい肉を取ると無敵(マリオでいうスター状態)になります。
で、肉をくれる花があったり、敵が落としたりして、割と肉を食べる機会は多いのですが、このゲームは肉を食ってナンボだったりするので、ガンガン食べていきましょう。


2.頭突き

そして原人の武器は頭突きです。
上からヘッド、横からヘッド、下からヘッドを駆使して敵を倒すんですが、なかなか分かりやすくてシンプルで秀逸ですが、完全にうがった旧石器時代に対しての偏見ですよね。


3.そして歯

そして原人は「歯」を使って壁を上ります。
恐らく歯も発達しているであろうという勝手な理論ですね。
これまた完全にうがった旧石器(略)


4.程よいレベル感

そしてこのゲーム、難易度がちょうどいいんです。
この原人の操作性も良いし、頭突きや壁を齧ってよじ登るスタイルに、卵を被った敵とか、鳥とか、ワニとかの敵キャラのバランス。

さらにはマリオでいう「?ブロック」のような感じで、花を踏んだら肉が出てきたり、回復するアイテムが出てきたり、バネになったり、敵が出てきたりのギミックも面白かったりします。
ちなみに敵がいるバネは伸び縮みしないんですね。これは覚えてます。


PC原人のボスたち

1面のボス

このゲームは各ステージにボスがいます。
1面のボスはこんな感じの寝ぼけた恐竜で、エンドレス頭突きで倒せた記憶がありますが・・・
このボスたちも、前述のキングタマゴドン何とかというラスボスに騙されて利用されていた(洗脳されていた)ので、実はいい恐竜なんです。
故に、倒したら洗脳がとけて、下記のような感じになります。


「いや、このヘアースタイルは無いっしょ」と思ったものでしたが・・・笑


2面のボス

この分裂する忍者、クソ強かった記憶があります。
ウルトラマンでいうバルタン聖人的な感じで、とにかくこいつはかなり鬼門でした。
とにかく強かったですね。


で、倒すとこんな感じで、イヤミみたいなしゃべり方になります笑


3面のボス

こいつも強かった・・・
こいつは氷塊を投げてきたり、氷の中にもぐったりという鬼で、見た目通りかなり強かった記憶がありますね。


4面のボス

確か名前が「アポロ」だった記憶がありますが、こいつはそんな強くなく、と言うよりエンドレス頭突きで倒せた記憶がありますね。


こんな感じでジョー風になります笑


ラスボス

ラスボスのキングタマゴドンはあまり覚えてないです。
強かった記憶もないし、実際倒したかの記憶も無いのですが…


まとめ

そんな感じでネタも切れたのでPCエンジンの懐かしいゲームを紹介してみました。
他にもSONSONⅡという西遊記のゲームと、竜の子ファイターという宮下あきら先生にデザインを依頼する狂ったゲームも持っていた記憶があるんですがあまり覚えていないので・・・この辺にしておきましょう。

そんな感じでありがとうPCエンジン!




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