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#348 ゲーム論18|龍虎の拳

今回は龍虎の拳を紹介しましょう。
少し前に紹介した「飛龍の拳」と絵面は似ていますが、こっちの方が100倍面白いです笑

これまでに紹介した「ストⅡ」「餓狼伝説」「ワーヒー」に続いて、僕ら少年の心を掴んだアーケード格闘ゲームでした。


龍虎の拳とは?

SNKで餓狼伝説の次に出た作品ですね。
餓狼伝説が当たったので、二匹目のドジョウ的な感じで作られたのでしょうが・・・ストⅡと餓狼伝説のエッセンスがふんだんに盛り込まれています。

大枠のストーリーとして、主人公のリョウ・サカザキが一緒に住む妹のユリが攫われてしまうんです。そして同じ格闘技を学ぶロバート・ガルシアと一緒に妹を捜索しに行く、という話です。
この人達は日本人とイタリア人なんですが、この2人が龍と虎なんですが、同じ技を使い、まさにリュウとケンのような関係性なんですね。

で、手がかりをもとに、妹の捜索を行うんですが、
まずは古武術の師範的な男を倒し、プロレスラーを倒し、中国拳法の覆面の男を倒し、バウンサーを倒し、ボクサーを倒し、軍事経験者を倒し、徐々に手掛かりに近づいていくんです。

この出てくる敵の順番が決まっている辺りはこれまでの格ゲーには無かった展開ですね。


龍虎の拳 特徴

1.顔が腫れる

この演出はなかなか衝撃でした。
パンチを喰らうと青タンができたり、頬が腫れたり、血が出たり・・・
なかなかリアルな格闘ゲームって感じですね。

2.キャラクターが大きくなる

この演出もなかなか衝撃でした。
その辺がリアルで、臨場感が溢れていい感じでしたね。

3.気力という概念

体力とは別に「気力」というものがあり、このゲージが高ければ高いほど必殺技で与えるダメージが異なるという感じですね。
この演出もなかなか楽しい演出でした。

4.超必殺技という概念

これが生まれたのもこのゲームという説があります。
覇王翔吼拳、そして龍虎乱舞ですね。


龍虎の拳との出会い

実はあんまり覚えてないんで、ちょっと時系列を整理してみます。

1991年 3月 ストⅡ
1991年11月 餓狼伝説
1992年 4月 ストⅡダッシュ
1992年 7月 ワールドヒーローズ
1992年 9月 龍虎の拳
1992年12月   ストⅡターボ
1992年12月   餓狼伝説Ⅱ
1993年  4月   ワールドヒーローズ2
1993年  6月 餓狼伝説SPECIAL
1993年  7月 サムライスピリッツ
1993年10月 スーパーストⅡ
1994年  2月 龍虎の拳2
1994年  7月 ヴァンパイア

こんな感じだったんですね・・・
この頃の格ゲーのパワーは今振り返るとすごいですね。

てな感じなので、92年の9月といえば、僕が小学3年生の頃でした。
あまり覚えてないですが・・・店頭でやっていた記憶もあります。
ただ、流石に覚えてねーな。


まとめ

てな感じで思ったより書くことなかったですが、まぁこういうんもたまにはいいでしょう。

ちなみにこの1年半後にリリースされる「龍虎の拳2」では、攫われたユリはしっかり格闘家になって再登場します。CMではアユミ・ハマサキが演じていましたね。


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