#681 TV論35|プライド
今回は2004年に放送されたドラマ「プライド」を紹介しましょう。
こちらは僕がリスペクトする野島伸司作品であり、放送時間は月9,主演はキムタク(a.k,a SMAP)というかなり高視聴率が固いドラマでしたが、ご多分に漏れず大ヒットした、青春スポコントレンディードラマでしたね。
プライドとは?
wikipediaではこんな感じで紹介されております。
プロでなく、アマチュアと言うのもちょっと語弊がある「実業団スポーツ」はなかなか難しかったりするんですが、そんな中で仕事とアイスホッケーのバランスや、ライバルチームとの諍いや、コーチとの確執、そして何と言っても「恋」という感じで、盛沢山のドラマです。
主人公のハル(キムタク)は、アイスホッケーに熱中しまくるが故に、「愛する女がいたら守りに入ってしまうので現役中は彼女は作らない」という感じで、故に本命は作らずに遊んでばっかいるんです。
そしてヒロインの亜樹(竹内結子)は、外国にデザインの修行?に行った彼氏を待ちわびる、キムタク曰く「古き良き時代のオンナ」で、その彼氏を待ってる間だけ期間限定で付き合うんですが・・・お互い本気になってしまうという分かりやすい展開なんですが、その中でも色々あって大変だったりするんですが、まぁその辺は実際に見て下さいということで・・・
オープニングだけでも見てみてください。
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プライドの魅力
1.アイスホッケーという氷上の格闘技
アイスホッケーをやっている友人と大学時代仲良かったので、色々その友人から話は聞いていましたし、割と身近なスポーツだったりしました。
とにかく、マジで氷上の格闘技で、みんなよくこのスポーツチョイスしたなと思ってみていました笑
2. キムタクが本当にカッコいい
キムタクが本当にカッコいいです。
個人的にはこの時期が一番カッコよかったんじゃないかなと思ってます。
ちょうど20年前なので、キムタクが31歳の頃ですかね。
見た目は勿論ですが、プライベートはチャラついた言い回しをしつつ、アイスホッケーでは死ぬほどストイックという二面性も◎でした。
そしてこの緑のチェックのシャツとか、このキムタク効果で着てるやつメッチャいましたからね笑
3. QUEENの主題歌がいい
そしてやっぱりQUEENの主題歌「I Was Born To Love You」がメッチャいいですね。愛する為に生まれてきた…なんて、カッコよすぎますし、フレディの誇らしげな美声が、まさに「プライド」というタイトルに相応しく、非常に相まっています。
こういうチョイスは流石、野島伸司ですね。
4.豪華キャストが織りなす青春群像
そしてやはり豪華キャストでしたね。
坂口憲二はクソ真面目なキーパーで、カネ持ってないのに持ってる風な金持ちを装って、お金大好きの中越典子と付き合ってました。
市川染五郎はプレイボーイ役で、MEGUMIと遊んでましたね。
佐藤隆太は「舎弟」みたいな感じで、IWGPとか木更津キャッツアイみたいなアホではなく、なんか色々可哀そうな役でした笑
石田ゆり子はS.O.S同様未亡人でしたが、この人は本当に未亡人役がハマりますね笑
佐藤浩市はいい感じに性格の悪そうなコーチでした笑
そんな感じで豪華キャストで良かったですね。
まとめ
最後はハルがNHLというカナダのアイスホッケー最高峰リーグのプロになって、そして亜樹を迎えに来るみたいな感じでハッピーエンドで終わるんですが、とても爽やかな青春ドラマでしたね。
野島伸司特有のグロ展開も無く、非常に爽快感のあるドラマです。
こういうドラマをもっと作って欲しいですね!