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#813 雑誌論22|りぼん

集英社の漫画雑誌も紹介しつくしましたが、まだこの雑誌がありましたね!
てなわけで本日は少女漫画雑誌の登竜門の「りぼん」を紹介したいと思います。


「りぼん」とは?

「りぼん」(Ribon)は、集英社が発行する日本の少女向け漫画雑誌であり、1955年(!)に創刊され、現在も続く日本の少女漫画界で最も歴史のある雑誌の一つです。
週刊間少年マガジン週刊少年サンデーが1959年創刊なので、それより4年も前にリリースされていたという、まさに伝統カルチャーですね。
そんな「りぼん」は、小学生から中学生の女の子を主な読者層としており、恋愛や友情、学校生活をテーマにした作品が多く掲載されています。


りぼんの特徴

  • ターゲット層
    主に10代前半の少女がターゲットです。そのため、読みやすい絵柄や親しみやすいストーリーが特徴です。

  • 人気作品
    これまでに多くの人気作品を生み出してきました。たとえば、「ママレード・ボーイ」(吉住渉)、「ときめきトゥナイト」(池野恋)、「こどものおもちゃ」(小花美穂)などが挙げられます。

  • 付録
     「りぼん」は豪華な付録でも有名で、シールや文房具、ポーチなど、若い読者にとって魅力的なグッズが頻繁に付属しています。


りぼんの影響力と歴史

「りぼん」は、日本の少女漫画文化に大きな影響を与えてきました。
多くの作家がこの雑誌でデビューし、後に人気漫画家として活躍しています。また、連載作品のアニメ化も多く、「りぼん」出身の作品が日本全国で知られるきっかけとなっています。

少女漫画雑誌として長年にわたって愛され続ける「りぼん」は、今後も新たな才能と作品を世に送り出す存在であり続けるでしょう。
まさに少女漫画版「週刊少年ジャンプ」ですね。

僕は1995年から1998年くらいまで、妹が毎月買ってきていたので、まず妹に付録で遊ばせている間に全部読んでましたね笑


りぼんの好きな漫画BEST10

10位 赤ずきんチャチャ

りぼんを代表する作品ですね。
りぼんと言えば赤ずきんチャチャであり、赤ずきんチャチャと言ったらりぼんです。
内容は一切覚えてないですね笑


9位 グッドモーニング・コール

断片的にしか覚えていないのですが・・・
中学生のこの2人が、悪徳不動産に騙されてマンションで同棲せざるを得ないというストーリーですね。
男にしてみれば「スーパーラッキー展開」なのですが・・・笑


8位 ベイビィ★LOVE

これも覚えています。
主人公のせあらは、幼馴染の柊ちゃんに恋をして、小6ながらイケてるレディーになり、中3の柊ちゃんを誘惑するというストーリーです。
当時はなかなかエキセントリックに見えましたが、たかが4歳差と考えると全然普通ですね。
僕の嫁さんも5歳下ですので、僕は柊ちゃん以上だったという笑


7位 GALS

あまり覚えていないんですけど、90年代後半というギャル全盛期の物語ですね。
舞台は渋谷の109で、女子高生たちはガングロ(ヤマンバ)、PHS、ルーズソックス、厚底、プリクラという感じでして、僕もこのど真ん中にいたので、古き良き時代です。
漫画はあんまり覚えてないですね笑


6位 ちびまる子ちゃん

この辺からは鮮明に覚えてます。
まる子は時代を超えて今なお愛されている名作ですね。
僕は「ゆめいっぱい」が大好きでして、未だにあの曲を聞いたらメロウな気持ちになります。

本当にこの作品はアニメでも見ていましたし、漫画も好きでした。
プサティーで泣いた記憶もありますし、毎回笑っていましたね。

恐らく一番人気がある回だと思ってますが「書初め」の回はマジで爆笑しましたね笑

ここまででも十分面白いんですが、最後のオチも本当に笑いましたね笑

山田ごときに「おとーむ おとーむ」と言われているのも秀逸です笑

あと、前田さんのやつもメッチャ笑いましたね笑

そんな感じで貼りまくってしまいましたが、まる子はやっぱり最高ですね笑


5位 天使なんかじゃない

ここからは漫画論でも紹介した名作です。
この作品も今読んでも色あせない名作なのですが、リアルタイムでりぼんで読んだわけではないのでちょっと順位は低めにしました、が!
メチャクチャ面白いですね。巻数も少ないので、読んだこと無い人はマジで人生損しているので読みましょう。


4位 有閑俱楽部

一条ゆかり先生の漫画もすげー好きなのでほとんど全部ブックオフで揃えましたが、やはりこの「有閑倶楽部」はぶっ飛んでて相当面白いですね。
6人が6人共長所と短所があり、非常に良いバランスです。
個人的には彌勒が好きですね。SEA BLEEZEを見ると彌勒を思い出すのは僕だけじゃないでしょう。
女性だったら誰だろう?みんな魅力的ですね。


3位 こどものおもちゃ

こどちゃはリアルタイムで読んでいた時、一番好きだったかも知れないですね。今読んでもギャグのレベルも高く、なかなかの秀作です。
最後の方のトラウマあたりはちょっときつかったですが、序盤の紗南の出生の辺りも何気にエグイので、結構トラウマが残る漫画かも知れません。
ただ、もうこれはタイトルの時点で100点ですね笑


2位 ご近所物語

これもリアルタイムで連載中メチャクチャ楽しみに読んでましたね。
漫画論でも紹介しましたが、勇介はカッコいいし、歩はいい奴だし、バディ子も憎めないし・・・と、登場人物全員に感情移入してしまう名作です。
続編のパラキスも面白いですね。


1位 ママレード・ボーイ

そして1位はやはりこれでしょう。
僕が少女漫画にハマったルーツはここにあると言っても過言ではありません。
主題歌も最高です。いつ聞いても小画工時代にタイムスリップしますね…

とにかく「りぼんと言ったらママレードボーイ」です。
甘くて苦いママレードですね。


まとめ

そんな感じで少女漫画は何気に他にも書けてしまうのですが、漫画雑誌単位で言うとりぼんが一番詳しい気がします。
ここ25年くらい読んでないですが、やはり時代が変わっても「恋愛」を中心に、少女たちをドキドキさせてくれていることでしょう。
リスペクトですね!

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