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#903 政治論35|兵庫県知事選挙③ ~時代は変わる~

日本中が注目していた兵庫県知事選挙ですが、
20時ジャストのタイミングで斎藤元彦元県知事に当確!おめでとうございます!
「正義は勝つ」と言う感じで、嬉しいですね!

それにしても今回の出直し選挙、勧善懲悪の世界で、半沢直樹のような倍返しの展開で、池井戸作品を見ているようでした。
是非映画化して欲しいですね笑

簡単にですが、斎藤さんの勝因と、稲村さんの敗因を振り返りましょう。


斎藤さんの勝因

1. やるべきことをやっていた実績

まずはこれに尽きるでしょう。
完全にマスコミに踊らされて悪い意味で捉えていましたが、これまで進めていた施策を中止したり、見直したりしていたのは、あくまで「改革」の為だったんですね。
他にも天下りの根絶とか、自身の給与や退職金のコストダウン、更には兵庫県の高校などにも色々と補助金を出すなどの施策、そうした目に見えた実績はしっかりと評価されていたのかと思います。
メディアに踊らされず、そうした実績を認めて投票した兵庫県民の賜物かと思います。


2. 誰も責めない姿勢

そして説明が無さすぎる潔さが、やはり悪く映ってしまっていましたが…
誰かをダメ出しすることが無い姿勢は、結果的には凄く良かったと思っています。
元県民局長すら庇っていた姿勢も素晴らしいですし、他にもメディアとか、泉房帆とか、他にも奥谷とか丸尾とか叩きたい対象は多かったと思いますが、けして他責にしなかった辺りは素晴らしいですね。
恐らく不信任を出した県議会議員も、稲村支持に回った22市の市長も「許す」と思うのですが、立花さんをやはり副知事辺りにおいて、一蹴して欲しいですね笑

と、書いたら、下記のニュースが出ていて、やってくれるようです笑
流石ですね笑


3. 立花孝志を味方にしたこと

もう何度も話しているので割愛しますが、これはかなりデカかったと思います。
立花さんには引き続き、腐った奴らを一蹴して欲しいですね。


4. SNSを中心にムーブメントが巻き起こったこと

これはこれまでを複合する形になりますが、
1の実績があり、2を貫いていたことで、3で発信が強まり、そして爆発したイメージでしょうか。
その中でもYouTubeはやはり強かったですし、LiHaQとかは優劣というかが顕著に出ていましたし、立花さんの動画はメチャクチャ説得力があった。

あとはXもやはり強いですね。
どんどん勢いが強まってましたし、そして下記の応援演説が素晴らしかった。応援演説はテクニックではなく、です。

そうしてSNSを中心に人気に火が付いた結果、若者の投票が増えるんです。
そして浮動票を多く獲得し、それがゼロ打ちにも繋がったと思っております。
正にこの出口調査が物語っていますね。

完全にTVや新聞のオールドメディアより、ネットで正しい情報を得る時代にに代わったと言えるでしょう。


稲村さんの敗因

個人的に稲村さん自身に大きな原因があったとは思っていませんが、あまりにも稲村さんを担いだ連中がダメだったのが敗因と思っています。


1. 斎藤さんを下した議会連中

詰めが甘かったというか、今考えると「よくそこまで強引な手法で…」と思ってしまいますよね?
クソみたいなアンケートで無理やりパワハラを作り上げようとしたり、怪文書を「公益通報」とゴリ押ししたり、百条委員会の結果を待たずして不信任案出したり…と、とにかく詰めが甘く、読みが甘かった。
この辺の無謀すぎる画策が、結果として後手に回り、立花さんとかの厳しい突込みに対して「まともに向き合えない」「まともに答えらえない」という状況を生んでいました。
しかし、この不信任案を出した連中は、どの面下げてこれから働くんですかね?辞職しなきゃダメな気がしますが・・・


2. オールドメディアの皆さん

見ていないですが、明らかに「偏向報道」があったようですね。
この辺もSNSでどんどん、真実が暴かれていくので、どう考えても今の時代は「報道しない自由」は悪手でしかないんです。
あと、Aさんを落として、Bさんを上げるやり方ももう難しいでしょう。
斎藤さん批判をしても、それが稲村票には繋がらないんですよね。


3. サポーターの方々

Xを見てましたが、押しなべて稲村陣営は感情的と言うか、何か批判が的外れなのが多かったですね。
「まだそこ?」と思ってしまうくらいに情報が遅れていたり、本質的な理解ができていなかったり、都合の良い解釈をしていたり・・・
そして最後の方は「斎藤陣営はAIで演説を聞いている観衆の数を増やしている」とか、アホ丸出しの批判をしてましたね笑

あと、応援演説でなんか色々な人が喋ってましたけど、まぁ斎藤さんの人格攻撃で全然芯を食ってなかったですね。斎藤さんの学生友人のスピーチがあれだけ心に響いたのに対して、維新の?変なジジイのスピーチとか、本当に空虚でした笑


4. 結託した22の市長の皆さん

余程焦っていたのか、どんな力が作動したか分かりませんが、集まって「我々は稲村さんを応援する!」と宣言したのは、流石にちょっと滑稽でしたね・・・笑
県知事選挙で絶対こんな肩入れしちゃダメでしょうし、特に相生市長の谷口芳紀市長の完全なパワハラは本当に酷かった。これで数千票失ったでしょう笑
この人たちもどうするんでしょうね?
少なくとも任期満了後、立花さんの鉄の制裁を喰らうのでしょうが・・・


5. 有田芳生氏

この男が応援演説に来た時点で、斎藤さんの勝利を確信しました笑
とにかく、斎藤サイドが送った刺客としか思えないくらい、しっかりと落選請負人として活躍してくれましたね笑
言うまでもなく社民党のNo.2の方と、しばき隊の方々の応援も同義語です笑


まとめ

とにかく、そんな感じで稲村さんの周りがダメすぎて、稲村さんの足を引っ張りまくって負けた感もありますが、それが無くても斎藤さんが勝ってたでしょう。

とにかくこれは日本の選挙制度の縮図でもあると思うので、これからはネットを中心とした選挙戦になっていくでしょう。
あと、既得権とか、組織票とか、メディアとかそうしたオールドスクールな文化も淘汰されていくと、この国はもっともっと良くなるでしょう。

とにかく斎藤さんお疲れさまでした!そしておめでとうございます!
そしてすいませんでした!

そして立花さん、ありがとうございました!

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