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メタボリックシンジゲート - 石橋トントンセミナー

2021年10月3日のCLAPPERのレコ発にてメタボリックシンジゲートが発表したシングルCD、石橋トントンセミナー。

このCDの制作にあたって、メタボは2つの枷を課しました。

1つめに、期限が制作発表から約3ヶ月でレコ発をする事。

正確に言うと7月初頭に既に10月のレコ発を決めていて、逆算で1ヶ月以内に作曲を終え、練習して精度を高め、レコーディングし、ジャケット含め完パケするという鬼スケジュール。

ツイキャスはこちら。(一部見れないのでメタボのアカウントから見れるもの探してください。)

もちろんこの間もしっかりライブスケジュールがあります。

そもそもレコ発のブッキングすら白紙状態でのスタートです。

2つめに、制作過程をツイキャス配信でファンに見てもらうこと。

これも正確に言うと誰かに見てもらった方が制作が進む、といってましたが深夜から早朝まで極限状態での制作が続いてました。

その制作も何のネタもない0からのスタートでリスナー参加型で意見を求めたり、制作の様子など赤裸々でメタボの覚悟やファンを楽しませるユニークさが見えました。

1.石橋トントンセミナー

いや、石橋トントンセミナーって何!?

って思いましたけど、聴いてみると凄く耳に残る曲。

石っ!橋っ!トントントトンっ!!!

リズム感が良いです。

成功するためにまず石橋叩いて慎重に確実に橋を渡っていくという歌詞。

その中でも振り付けがあったりまさしく「メタボらしい!」と感じる1曲に。

この曲に限りませんが、メタボは打ち込みを導入してデジタルでよりポップな印象が強い構成になりました。

2.コンプレックスカンストおじさん

ツッコミどころしかない曲名!!

コンプレックスカンスト?おじさん???

だけどよく聴いたらすぐ分かるメタボアンセム。

ハゲだから童貞だからなんだ!

ハゲと童貞だからこそ!

デメリットさえも最強の武器に!

根拠なんて知らんけど!

最初はネタ曲かと思いきや、共感できる人も多いんじゃないでしょうか。

「俺は俺の味方であれ!」と言うのもメタボらしくもありながらとても励まされる言葉です。

3.キドアイラク

凄くまっすぐな歌詞で、自粛や規制に惑わされるこのご時世の中、一人ひとりの感情それぞれ尊く伝わる曲。

普段ふざけたり暴れたりしてるメタボがいかに真面目な人達かというのが分かります。

(他の曲からもそう感じてると思いますが)

とくに「ぐーっちゃぐっちゃのドロドロで歌えばいいさ」がまさしくメタボを表した歌詞。

このご時世だから演者はフロアには降りれませんが、平時のメタボはフロアに倒れ込んだり転がり回ったり…そう言う人達が一生懸命音楽やってるから綺麗じゃなくても輝くと感じてる。

THE BLUE HEARTSの言葉を借りれば「ドブネズミみたいな美しい」人達。

4.最後に

最初の発端からして自分達を追い込んで窮地に経ってからスタートというのが本当にメタボらしい。

楽曲紹介でも書きましたがライブにも打ち込みを導入していて、2021年一味違うアプローチを感じます。

そして先日のミナホでは新MV50万回再生達成したらRADIO CRAZY出場と発表。

本当に…?

というのは一旦さておきメタボの代表曲「童貞ファイト」ですら1.6万回再生。

来年夏にはBIGCATでメタボ含む5組で企画イベント。

大きな目標がたくさんありますが、どうやって乗り越えていくのか!?

今後のメタボが楽しみです。

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