空家には、それぞれの事情と想いと歴史が詰まっています…

日本中で増えている空家問題。今日の日本経済新聞にも特集がありました。抜粋添付します。

それは田舎だけじゃなくて都市部でも…
かつての日本の豊かさからなのでしょうが、最近は社会問題にもなっています。

少子高齢化、核家族化、相続・承継問題や、家族事情…などなど。

今日も、友人からの依頼で友人の実家に行き、両親が元気なうちに実家のこれからを、ご両親を交えて終活の準備リストを作成しながら色々な相談とコンサルティングをしてきました。

墓終い、葬儀の事、残存物処分、相続財産の話、遺産分割、実家の売却、将来の施設への入所資金段取りなど…。

早期に色々な想定される問題に事前に取り組む事が、空家回避やスムーズな相続承継に繋がります。

最後に、にこやかに皆から笑顔で見送りされ…事前に問題点を理解と整理ができたのですっきりされたようで良かったです。あとは、元気で長生きして下さい。

いずれ訪れる相続は未然の準備が一番大切です。
大切な人や家族を困らせない為にも、空家でご近所や地域にも心配や迷惑をかけない為にも。

自分が尊敬する親愛信託の河合先生が良く言います…
ノブレス・オブリージュ（noblesse oblige）
フランス語で直訳は財力、権力、社会的地位の保持には責任が伴う。
色々な意味がありますが…「財産を持つ者の責任」と。

相続税を納付しなければならない人に限らず、企業や事業の経営者の承継問題、実家だけであっても金銭だけであっても、自分無きあとの不用なモノの片付けや、整理も含めて準備する事も大切ですね。

自分も夏の終わりに不用なモノも片付けて、お寺にも行き、自宅のゴミ出しも大量にしてスッキリしましたねー。

お客様や知人の専門的な相談には、机上の空論や理論より自分自身も動いて実践してみる事で、色々な問題点や最適な解決順序や手段課題も沢山見えてきます。


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