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【警鐘⚠️誰も言わない。リフォーム・リノベーション物件はしっかり選ばないと悲惨なことに】


大切なのは人間と一緒で化粧やうわべや見かけより、見えない、見えなくなる壁・床・天井の中がどうなのか?どうなっているのか?なのです。人間も見えない心や中身が大事なように。

見分ける方法は、施工途中の写真や動画記録がない物件は要注意。絶対にチェックです。断熱材の間違った施工による弊害と断熱壁と非断熱壁の共存はかなり危ないのです。業者さんからは必ず説明を受けて下さい。住宅は店舗と違い住む場所なのです。

最近特に増えてきている、にわかリフォームリノベーション業者さん。
あるお客様の悲痛な依頼に唖然。
それは古い中古住宅を業者が買取りしてからリフォームして再販された物件をよその会社から買ったお客様がうちに助けてと飛び込んできました。

『買って2年。見た目は新しくなっているのに、寒すぎてもう住みたくない』と。強烈すぎます。

我が身に置き換えて考えても、素敵な老後のために買った家が"見せかけリノベーション住宅"だったなら支払ったお金も悔しすぎます。一見新しく見える内外装で、ローンで買ったのにまるで穴が空いたようなザル呼吸でいくら暖房しても暖かくならない家。
逆に気密がよくなりすぎて呼吸ができずに壁体内でも結露をおこし壁の中がぐちゃぐちゃに濡れる家など、寒くてヒートショックを誘発したら大変です。

それほど、リフォームは新築より難しいのです。つまり技術力がモノを言います。
マンションのリフォームやリノベーションであれば、基本はコンクリートの箱なので大きな心配はありませんが、戸建ての場合は要注意です。

宅地建物取引業者が売主の物件ならば、自主的に工事を請け負った工事業者から直接説明もあれば尚心配もありませんが、請負という観点では発注者指示でという問題は工事業者も立場が弱くなるのは困りものです。
特に知ってもらいたいのは、表層内外装より構造躯体の説明と断熱や気密施工の有無、水廻り配管の状況や劣化腐食の有無や土台や床下の防蟻処理状況は必ず聞いて下さい。
説明義務はあるものの、中々わかりにくい説明には惑わされないような注意が必要です。

注文住宅会社出身の端くれである自分は、今からのリノベーションやリフォームを健全にすべく警鐘を鳴らします。
きっと今からもリフォーム、リノベーション住宅産業は政府の後押しもあり成長産業になりますが、2025年の断熱基準値改定は世の中や業界にも新しい風を巻き起こすでしょう。

少なくても自分達ネゴシエーターチームは、内容や施工がよくわからないリノベーションやリフォーム物件は扱いません。しっかり施工される会社や施工された物件でなければ、前述のようなお客様を悲しい思いにさせてしまうからです。

大切なのは、人と人との想いをつなぐこと。
キチンとおつなぎできない危険な物件は扱わない勇気と覚悟です。

リフォームリノベーション産業は、益々競争激化のレッドオーシャン市場になり、価格競争が故の安かろう悪かろうで、クオリティが悪くなるのは避けたいですね。やはり値段だけでない価値と安心を打ち出す会社や技術品質の施工選びの時代になるでしょう。

不動産ネゴシエーターは、心配な方には業界を覆してもセカンドオピニオンが必要ならばご相談をお受けし意見をします。良質なリフォーム・リノベーション住宅を購入する方を応援します。

以下
国土交通省は、リフォーム・リノベーションの市場規模に、中古住宅流通の市場規模を合わせた目標数値を発表。現状12兆円の市場を拡大し、2030年には14兆円、長期的に20兆円の市場に伸ばす方針がある。
この巨大市場の需要拡大により「中古住宅+リノベーションorリフォーム」は更に活発化していくと予想される。近年ビルダー、賃貸管理仲介会社、不動産売買仲介、リフォーム店、ガス・エネルギー会社などが参入。既に競争は激化しつつある。

出典 2018年(平成30年)国立社会保障・人口問題研究所『日本の世帯数の将来推計(全国推計)』

#日本の住宅の7割は断熱性能が悪い
#2025年に基準値が上がる
#WHOは18度以下の家に住まない推奨
#断熱気密リフォームの必要性
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