【コーチングで日本の全体性を回復する】
明けましておめでとうございます
コーチのたけちみりです
大晦日だから振り返りをするか、と思ったのに 書いているうちに2025年になっていた…!
年越しの瞬間もコーチングのことを考えていて私らしいなと笑ってしまう
2024年を振り返るために、iPhoneの写真を遡っていたところ いつの間にか2023年1月まで辿っていた
え?あれから2年しか経ってないの?
と驚きを隠せない
2年前の今頃は、THE COACH ICPのインテグレーション・コースを受講中の看護師だった
コロナ禍のため家族や職場の人以外とは会えず、共にTHE COACHで学んでいた同期にも一度も会ったことがなかった
時空が歪んだのだろうか?
こんなにも濃い2年を過ごしたのは小学生ぶりかもしれない
マトリックスやインセプションのように、深層心理の探究をすると時の流れの感じ方が違うのだと思う
それだけ、深層心理の探究は奥深い
さて、この2年での変化はざっとこんな感じだった
改めて、コーチングってなんだろう?
人生が大きく変容した2年間
この2年で何をしたか?と考えてみたが、
【Doing】をやりきる🔄【Being】を探究する
を常に循環させていたと思う
捉え方は色々あるだろうが、Doingで行き詰まりを感じる時(なんかうまくいかない・もっと何かできそうな気がするなど)は自分のあり方を探究する時だと思う
このなんとも言えぬ心地悪さにグッと留まり、自分のあり方を探究し続けると、気づきが起こり、変容が起こる
Beingの探究とは何をするのか?となるだろうが、セッションや学びの中のワークでその『行き詰まり感』を扱っていくと良いと思う
個人的に大切だなと感じるのは、コーチもしくはファシリテーター選びだ
相性は本当に大切で、みんなが良いというコーチが自分にとってもいいとは限らない
また、自分よりも多くの変容を重ねてきたコーチに居てもらうと良い
じゃないと、2人で行き詰まりに迷うなんてこともあるかもしれない
脱線してしまったが、私の中でコーチングは、この『行き詰まり』を解いたり、剥いたり、爆発させたり、溶かしたりするものだと思う
(Doingをどんどんやっていくのも勿論コーチングが素晴らしく良い)
DoDoするのではなく、絶えずDoBeDoBeしてきたことがこの2年間を創ってくれた
Beingの探究もとても奥深いが、コーチングは『気づきと行動のプロセス』なので、やはりどちらも大切だ
気づいて行動に移さなければ現実は変わらない
気づく、行動する、行き詰まる、深まる、気づく
のサイクルが大切だ
共に学びを深めてくれた同期、マイコーチがいてこそ『心地の悪い今・ここ』も探究できた
独りならばきっと向き合うことはできなかっただろう
人は関係性の中で生きているので、独りでそこに立ち続ける必要はないことも伝えておきたい
コーチや場に委ねて良いという意味では決してない
自分の人生と向き合うのはあくまで自分である
評価・判断を脇に置き
人には無限の可能性があることを心から信じ
コーチが共にいる
だからこそ向き合い、変容できるのだ
自分のことを心の底から信じてくれている人がいる
このパワーは凄まじい
なぜ、そんなに可能性を信じて行動できるのか?
クライアントさんやコーチ仲間からよく言ってもらう言葉だ
これは
脳性麻痺で生まれた娘が1歳で他界をしたこと
産科で働かせてもらえたこと
この経験が本当に大きい
『生まれる』も『生まれない』も色濃く存在する産科
『生まれる』ことは決して当たり前ではないことをたくさんの赤ちゃんたちが教えてくれた
母子は命懸けで『生まれる』に向き合っている
そして、息をすること、唾液を飲み込むこと、食事を摂ること、言葉を話すこと、握ること、座ること、歩くこと、微笑むこと
私が何気なくしていたことはすべて当たり前ではなかったことを娘が教えてくれた
私たちは奇跡の上に生きている
生まれてきた、そのこと自体が可能性であり
今を生き続けていることもまた奇跡なのだ
私たちは今・ここという奇跡の連続を生きている
それを娘や様々な赤ちゃんに伝えてもらったことが大きい
それを痛いほど、苦しいほどに体感してきたからこそ、『人は生まれながらにして可能性に満ちた存在である』ことを心から信じられるのだ
パワフルで純真な尊厳のある光を娘から引き継いだ
そして それに呼応する闇のような漆黒の影が私にも存在している
どちらもあって、私である
人間の無力感を残酷なほどにまで味わうことが娘との出逢いや医療現場で沢山あった
自然の摂理の前では、人は無力だ
人間の力ではどうしようもないものはある
人間は強くもあるが、同時に儚い
どう足掻いても何もできない事はたくさんある
逆を言えば、自分の努力次第でなんとかできることも沢山ある
よく聞く言葉だが、やらずに後悔するくらいなら、やって経験を積める方がいい
無駄なことは一つもない
そして事実は変えられないが、物の見方は変えられる
娘が亡くなった事実は変わらないが、捉え方は大きく変容した
人の意識やあり方は変わる
そして人には無限の可能性がある
だから、やる
コーチとして立ち続け、深め続け、動き続ける
主体性を持つこと
コーチングを学ぶこと、そしてクライアント体験をすることは本当に貴重な体験であるが
個人的にはコーチやファシリテーターとして場に立つ(セッションする・場を開く)ことにとても意味があると思う
コーチングセッションという場は本当に不思議な場所で、『自分』というものが痛いほどにその場に出てくる
コーチも人間なので、感情が動いたり、自分の評価・判断がヒョコッと(時にはずっしりと)顔を出すことがある
そこに自覚的になるのが大切なのだが、セッションを重ねれば重ねるほど、自分のヒョエーと思うような価値観が出てくるのだからとても痛い
私もいろんな自分に出逢ってきた
「相手が望んでいそうだなと感じる言葉を伝える自分」
「疑問を持たずなんでも受容してしまう自分」
「何かに気付いても、相手に嫌われることを恐れ、場に出さない自分」
「生きることを諦めた無の自分」
「人からの評価を気にする自分」
「男性クライアントを恐れる自分」
「綺麗な言葉だけ使いたい自分」
「どうにかしてことを動かしたい自分」
いろんな自分がセッション中に顔を出すことがある
(上記に書いたのは私の一部ではあるけど、私そのものではない)
コーチは自分のあり方を探求しているので、こんなふうにどんどん自分に気づいていき、それらを認知できるようになっていく
コーチがいかに自覚的であるかはとても大切だ
そしてコーチとして立ち続けると否が応でも目を背けていた『見たくない自分』と向き合う時がやってくる
これが、めっちゃ、大事だ
見たくない自分を見続けてみる、探求し続けていくと自分の変容が起きていく
さきほど述べた、DoBeDoBeの話でもある
コーチとしてバッターボックスにガチで立ち続ける(Do)からこそ、見たくない自分に気づき、それを深めることができるのだ(Be)
本当に見たくない自分に気づき、表現するというのはとても勇気がいるが、それを重ねていくと『自己(セルフ)』が顕になってくる
【確固たる自己】に気づくことのインパクトは凄まじい
グッと自分を信じられるようになってくる
揺らぐ自分はいても、常に揺らがない自分がいることが分かってくる
そうなると、自分の人生を主体的に生きられるようになっていく
誰かのもの差しではなく、自分で物事を捉え、自分が信じるものを、ただやり続けるようになる
主体性を放棄し、誰かのせいにして生きるのは、楽なようでとても辛い
私自身、自分で選択することが怖く、人に委ねてきたシーンが沢山あったし、誰かのせいにしたり、自分の居場所が無くなることを恐れ、違和感を感じながら受け容れたこともある
人間だから、そりゃもう沢山ある
それらも「自分ごと」として捉えて生きる
自分がそれを選択していることに気づき、受け容れる
自分の人生と向き合って生きるのは時に苦しいこともあるが、それも含めて自分なのだ
自分の人生を生きるのは、爆発的なエネルギーを伴う創造だと感じる
日本を変えたい
(いつもの癖が発揮され、非常に長くなってきた
2025年はもう少し小分けにnoteを出していきたいと思う)
ここまで綴ったように
【人は生まれながらにして可能性に溢れている】
のにどうして、今の日本はこんなにも元気がないのだろうか?
ニュースを見ていると『一体何がこうさせているんだろう?』と感じざるを得ない話が後を絶たない
生まれてきた時は全員が可能性に溢れた赤ちゃんなのに、何が加害者と被害者を生んでしまうのだろう?
その人が生まれ育ってきた環境・かけられてきた言葉・誰に出会ってきたか
そこには、家庭や日本にある文化・物の捉え方・関係性・歴史など様々なものが連鎖しており、その連鎖によって今の日本が造られている
誰に出逢い、どんな言葉をかけられてきたか
特に幼少期の体験というのは自分の価値観に影響を深く与える(ミステリという勿れの映画の一言は秀逸だった)
THE COACHに入って1番最初に感動したのはコーチのあり方だった
一つ一つの受け答え、佇まい、使う言葉、受容力と包容力、率直さ、真摯さに感動したのを覚えている
この出逢いが人生を変えたと言って良い
こんなひとがいるんだ、と思った
つまり、コーチングマインドを持っている(わたし個人としては、人が生まれながらにしてもつ可能性が自分・他人・世界にあると心から信じている状態と定義している。あくまで個人としての定義!)
人に出逢うか出逢わないかで人生は大きく変わるのだと思う
MIU404の言葉を借りれば【たった一つのスイッチ】がそれにあたる
コーチングマインドを持った人に触れ、自分の可能性を心から信じられるようになり、自分だけの感性とビジョンを体現しながら生きる人が増えれば、日本のこの連鎖はゆっくりと、そして徐々にダイナミックに変わっていくに違いない
それでいくと、私にとっては日本そのものがクライアントなのかもしれない
日本の本質的変容に伴走するコーチとして
日本の全体性とそこにいる1人1人の『生』の全体性(つまり私も含まれる)が回復・発揮され
日本の幸福度を高めるための活動をしていきたい
以前は『対立』『分断』というふうに捉えていたのだけど、対立や分断ではなく全体性と捉えるようになったのも、この2年での大きな変化かもしれないな
(はい、ようやくシメですよ!)
そんなわけで2025年は日本の本質的変容の土台創り🗾
1人ではできないので、コーチやコーチングを学ぶ人と繋がっていきたいと思います
いろんな人と対話したり探究していきたいな!
❶日本を周りながら沢山の人と出逢う!オフラインメインの1年にしたい。やっぱりリアルがいい。
・各地域のコーチやコーチングを学んでいる人と出逢う
・各地域でコーチングセッションをしたり、対話の場を開いたりしてコーチングマインドを拡げる
・THE COACHの説明会やイベントも各地でやっていきたい!
❷コーチングのことをもっと発信する
言葉にするパワーってとても大きいし、思ってるだけでは伝わらないのでコーチングのことも活動のことももっと発信していく
❸コーチとたくさん繋がりたい!
コーチングスクールやコーチングプラットフォームの横の繋がりも深めて広げていきたい
前回挙げた目標の具体策としてこれらもあげておくことにする
コーチみんなで個を発揮しながらチームを創り、日本を変えていきたい
周りのコーチたちのエネルギーがグングン増してるのを感じる
この2、3年で歴史に残る市民革命が起きると予想している
たのしみ!!!
さて、こんなふうに熱く語ってみたものの
実は家族3人とも発熱しダウン中だ🤒
積読がたくさんあるため、ほぼ寝る・時に読むの1週間にしようと思う
今日は寝ます
新年初のとてもとても長いnote、読んでくれた方、ありがとうございました!
この2年の記録たち
この2年間のnote読み返してみたら自分の変容が面白かったので置いておきます
▼家族の変容(この独立記念日の意味はとても大きかったな)
この日があったから、今の関係性になったなぁ
▼今の生き方に繋がるnoteたち。月日を重ねるごとに深みと強さが増してると感じる。
いつもありがとうございます
自分の感性を発揮し、自分を生きる1年にしていきましょう!