母子留学*いざゆかんシンガポール/⑦SHN中、あって良かったもの
2020年4月末に日本へ一時帰国し、9月末にシンガポールへ再入国。
母子留学でシンガポールへ再入国された方の情報を当時見つけられず、全くの手探り状態だったので、体験内容を残すことにしました。
※2020年9月末~10月中旬時点での体験内容であり、誤った情報や解釈の可能性、また、現時点での状況に合わない情報が含まれていることは、ご容赦下さい。
前回は、SHN初日のホテルチェックイン時に受け取った封筒内の資料など、把握しておくことについて記載。具体的には、食事が届けられる時間帯、洗濯のサービス、シーツ類やタオル類の提供のタイミング、ゴミ出しの方法などを記載した。
今回は、SHN中、あって良かったものなどについて記載。
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*滞在ホテルの部屋にあったもの*
*SHN中、あって良かったもの*
■飲食
■衣服
■雑貨など
*その他*
■SHN中、あったら良かったもの
■準備していたが使わずに済んだもの
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連続して2週間のホテル滞在生活は、過去に経験がない。今回は、2週間の滞在に加えて、部屋に入ったら最後、swab testの時以外は部屋の外には出られない。人生初の経験を、しかも海外でするにあたり、すでにSHNをおえられた方たちの体験談を参考にし、日本で事前にSHN中の生活用品を準備した。
滞在ホテルによって、部屋に用意されているものは違うようで、食器とカトラリー以外はリクエストに応えてもらえないことを前提に準備した。
以下は、滞在ホテルの部屋にあらかじめ用意されていたものや、SHN中、あって良かったもの、また、あったら良かったものなどについてだ。
*滞在ホテルの部屋にあったもの*
・バスタブ
・独立のシャワーブース、トイレ
・水をためられる洗面台:洗濯の時、本当に助かった。おかげで、持参した旅行用洗濯袋を使用することはなかった。旅行用洗濯袋は安くはないが、将来、キャンプなどの時に利用できるはずで無駄はない、と自分自身は納得。
・石鹸、石鹸箱
・食器用洗剤、食器用スポンジ
・トイレ用洗剤(塩素系)、トイレブラシ:トイレブラシはIKEAの新品。
・歯ブラシ&歯磨き粉:洗面所に用意されていたアメニティグッズは、歯ブラシ&歯磨き粉、シャンプー、ボディソープのみ。
・シャンプー、ボディソープ
・ドライヤー
・ティッシュ
・電気ポット
・ハンガー:木製ピンチ付き4本、木製ピンチなし8本、布製2本。
・使い捨てスリッパ
・ミネラルウォーター500ml×15本
・カトラリー(金属製):スプーン、フォーク、ナイフ、ティースプーン。
・ティーカップ&ソーサー
・グラス:高さ違いで2種類。
・TWGのティーバッグ(紅茶、烏龍茶)
・インスタントコーヒー・砂糖・クリープ
・取っ手付きビニール袋(無色透明):使い捨て容器や食べ残しを入れ、袋の口を閉じた状態で部屋の外に置いておくと回収される。
・ビニール袋(無色透明):洗面所のゴミ箱用。
・洗濯袋(白色):ホテルのロゴ入りビニール袋がクローゼット内に配置。自分はセルフで洗濯したが、自費でSHNしている者に対しては、有料でホテルの洗濯&畳みのサービスを利用可能で、1日につき15ドル/5つ、追加分は3ドル/1つ。サービスを利用する場合には、こちらの洗濯袋を使用。ホテルによって料金など変わるようなので、滞在ホテルの案内を参照のこと。
※使わなかったが、アイロン&アイロン台、予備の枕があった。
*SHN中、あって良かったもの*
■【飲食】
・ドリップ式コーヒー:AGFの「Blendy」は、説明を見ずともカップにセット出来るぐらいに簡単で、ストレスなし。
・ティーバッグ:煎茶、ほうじ茶、紅茶。
・おせんべい
・お菓子
・お饅頭:賞味期限は短いが、こしあんの茶饅頭に癒された。
・パン(「ランチパック」):賞味期限は短いが、運搬時につぶれず、素朴で美味しいパンが食べられホッとした。
・ミニサイズのきつねうどん&たぬきそば:子どもには辛くて食べられない料理が出ることがあり、重宝した。
・ふりかけ
・飴、のど飴:窓は開かず、換気が出来ないせいか、のどがすっきりしないことがあり、飴で乗り越えた。
・炭酸ジュース(ペットボトル):「Grab Food」などでのデリバリーが利用できるとはいえ、ちょっとした時に少量ずつ飲めるのは便利。
■【衣服】
【子ども】
・速乾素材のランニング
・速乾素材のパンツ
・サッカー用のショートパンツ
・ガーゼ素材のパジャマ
・フリースのジャンバー:エアコンは切ることが出来たが、それでも部屋は寒く、手足だけでなく体も冷えた。暑がりの子どもでさえも、必要に迫られた。
【大人】
・薄手のタンクトップ
・ランニング用のショートパンツ
・春秋用の薄手のカーディガン
■【雑貨など】
・体温計:SHN中の必需品。お忘れなく。SHNが始まってから、電池が切れたらどうしようかと不安になったが、大丈夫だった。
・爪切り:出国前に爪切りを済ませてきたが、滞在中に必要になった。
・耳かき/ 綿棒:洗面所に用意されていたアメニティグッズは、歯ブラシ&歯磨き粉、シャンプー、ボディソープのみ。
・ヘアブラシ:ヘアブラシやシャワーキャップの用意もなかった。偶然、子どもがヘアブラシをリュックサックの中に入れていて、お世話になった。
・歯ブラシ、フロス、歯磨き粉
・ボディウォッシュタオル
・洗顔料
・化粧水
・保湿剤:湿度は高いとはいえ、体が乾燥してかゆみが出ることがあり、助かった。
・ハンドタオル(ペーパー):それなりに手を洗う回数は多く、ハンドタオル(タオル生地)はすぐにびっしょりになり、乾く暇がない。一夜あれば乾くが、部屋干し臭が出た。また、部屋にはキッチンタオル(布生地)はなく、ちょこっと食器を拭くことも出来て便利。
・洗濯用固形石けん(「青ざらし」):個人的にこれまで、液体石けんや粉石けんと比べて泡切れが良いと感じてきたのと、持ち運びが便利なことから、持参して使用。SHN終了時の石けんの残りは、3分の2程度。
・ゴム手袋:トイレ掃除用に持参したが、トイレブラシ(IKEAの新品)が用意されていたので、洗濯用に使用。洗濯物は、それなりの量を洗ったり絞ったりすることになるが、力が入りやすいし、手荒れ防止にもなり便利。
・ピンチハンガー(「aisen/ ミニ角ハンガー ピンチ16個付」):部屋にはハンガーを引っかけても大丈夫な場所が2か所あったが、ホテルによっては引っかけられる構造物を見つけるのに苦労する可能性がある。鏡は浴室などにあると思うので、吸盤式ピンチハンガーがあると良いかもしれない。洗濯物は、日中に干したものは、翌日には乾いていたが、使う時までは干しっぱなしにしておいた。
・トイレ掃除用シート(「トイレクイックル」):部屋の占有人数、食事内容によってはトイレの使用頻度も増してくるので、衛生面を考え、個人的には持参して良かった。
・カーペット用クリーナー(粘着テープ):床には濃色のラグが敷かれ、数日で細かいゴミが目立ち、目についた。定期的に粘着テープを使って掃除。滞在中の掃除は1ロールで十分足りた。自分にとってはマストアイテム。
・蓋つきプラスチック製タッパー(「イノマタ化学/ 楽ちんパック 角型 400ml 4色組」):開封後のお菓子などを入れた。本体/ 蓋を別々に重ねるとコンパクトにまとまり、凹凸がないので洗いやすく拭きやすい。
・食品袋を密閉するクリップ :開封後の菓子袋を密閉。
・ポリ袋(25cm×35cm程度のもの):朝食にはリンゴとバナナが交互に出てきた。部屋のゴミ箱に蓋はないので、バナナの皮などの生ごみを入れて袋の口をしっかり縛っておくことで、ゴミの回収までの時間、臭いなどの心配がなかった。
・食品用ラップフィルム(「クレラップ」幅22cm):すでに書いた蓋つきプラスチック製タッパーがあったので、ほとんど出番はなかったが、日本製の幅15cmや22cm程の食品用ラップフィルムは使いやすく、SHN後の生活に使うので持参。
・使い古しのキッチンスポンジなど:シャワー入浴時に気を付けていても、毎回、ドアの外に水が飛び出し床が濡れてしまっていたので、スポンジを使って水を取り除いた。SHN中の生活では、洗面所という場所は、洗い物、洗濯、トイレ、入浴と、出入り回数の非常に多い場所になるので、床の水を取り除かずにいると、いつまでも床が乾かず不便。浴室用水切りワイパーがあれば便利だが、すでにシンガポールの自宅に用意がある場合には、重複してしまう。そのため、SHN終了時に心置きなく破棄できるように、役目をすでにおえたスポンジを持参。
・マスク:食事はドアの外の椅子に置かれ、それを受け取る時やゴミ出しの時には、毎回マスクをしていた。替えのマスクが必要。
・アルコールタオル:日中のほとんどの時間を過ごすテーブルやスイッチ類などの拭き掃除に使用。
・ガムテープ:書籍などは段ボールに入れており、SHN中に開けて使用することを前提にしていたため、再度閉じるために必要だった。また、2020年4月末に日本へ一時帰国するための荷造りの際、ガムテープ類が全く手に入らずに苦労した経験もあって、ガムテームを持参。
・娯楽用品(サッカーボール、縄跳び、トランプ、UNO、折り紙、ヨーヨー、だるま落とし、鳴子):毎朝行ったラジオ体操ぐらいでは子どもの体力はあり余ったままで、サッカーボールを使い、部屋の隅から隅までをドリブルした。縄跳びは、天井が高いので、子ども、大人ともに問題なく、前跳び連続100回など、子どもと対決。子どもはさらに、日本の地元小学校で準備した鳴子を使い、動画を見ながら「よさこい」の踊りを練習。いい汗をかいていたし、GReeeeNの『この地へ~』の楽曲とともに鳴り響く鳴子の音は心地よく、観ている方も楽しませてもらった。持参した娯楽用品はいずれも使用頻度が高かった。
・iPad:日本にいる家族とのfacetimeや、動画、ゲームなど。
*その他*
■【SHN中、あったら良かったもの】
・大人用のフリースのジャンバー:エアコンは切ることが出来たが、それでも部屋は寒く、手足だけでなく体も冷えた。子どもの分は持参しており多用。あまりにも寒くて、自分の分がないことに後悔しながら、布団をかぶり続けていたほどだ。
・ハイソックス:とにかく部屋は寒い。長ズボンは持ってはいたが、セルフでの洗濯が大変と使わずにいた。ハイソックスがあれば、洗濯も楽で便利だろうと思った。
・キッチンペーパー:ハンドタオル(ペーパー)は薄いので、食器を拭くには、こちらがあれば良かった。
・浴室用水切りワイパー:シャワー入浴時に気を付けていても、毎回、ドアの外に水が飛び出し床が濡れてしまっていた。私は、使い古しのキッチンスポンジを持参して水を取り除くのに使ったが、これから初のシンガポール生活をされる方であれば、水切りワイパーを持参すれば楽だし、今後の生活でも必需品になると思うので無駄はない。
・ヘアリンス/トリートメント:部屋に用意されていたのはシャンプーとボディソープのみ。ヘアリンスやトリートメントがなく、洗髪中は髪がキシキシしていた。ただ、乾かしてしまえばなんとかなり、2週間ならシャンプーのみでもあきらめがつく。デリバリーすることは考えなかったが、とはいえ、あれば使っていた。
・レトルトのお味噌汁:SHN中に飲みたくなった。
・胃腸薬:SHNの折り返し地点あたりから胃が疲れてきて、あったら良かったと思った。
・けん玉:SHN中こそ、けん玉は必須アイテムと思いつつ、持参しなかったが、やはり持参するべきだった。
・ルービックキューブ:子どもは初心者なので、長く遊べて良かったはず。
■【準備していたが使わずに済んだもの】
・旅行用洗濯袋(「Scrubba/ WashBag」)
・物干しロープ(「Fohil/ 弾力洗濯ロープ 12個クリッップ付き」):役に立つはずと準備したが、部屋にはフックをかけられそうな場所が見つけられなかったので、注意が必要。
・マジックソープ(「ドクタープロナー/ マジックソープ 473ml」):ボディーソープ、食器洗い、洗濯などを想定して準備。
・食器用スポンジ:部屋に用意されていたので、実際に使うことはなかった。
・絆創膏
・常備薬
今回はここまで。
今回は、SHN中、あって良かったものについて書きました。また、その他にあったら良かったもの、準備していたが使わずに済んだものについても記録に残しました。
小さなお子さん連れの方は、かさばる衛生消耗品も必要となり、荷物が増えてしまいますので、今回の記載内容が取捨選択の参考になることを願います。
次回は、SHN中の日々のことを書こうと思います(つづく)。
時期的に、これからシンガポールへ再入国される母子留学の方はいらっしゃらないかもしれません。もし、これから再入国される方がいたら、少しでも参考になればと思います。