【MarkeZineDay 20200310】LINE内アプリで動き出す、高齢者とブルーカラーのデジタルトランスフォーメーション(DX)
叶 平川氏 [サイシード]
・LINEはスーパーアプリになる
・中国ではメッセージングアプリ上で動く
「ミニプログラム」が新しいアプリの形として主流
・LINE上で動くミニアプリや公式アカウントは
ネイティブアプリと比べて、ユーザーに使われやすく
開発費が安い
◆LINEミニアプリとは
LINE上から直接開けるアプリのこと。
(LINE公式アカウント情に機能を拡張することも可能)
スタバならギフトカードを友達にプレゼントする など。
◆中国でのミニプログラム活用事例:Luckin Coffee
Wechatアプリ上から予約購入・決済ができる。
◆台湾でのLINE公式アカウント事例:CDA
自分の現在地をLINEに送ると近くの薬局で
マスクがどれだけ売っているかがわかる。
中国での普及を考えると
日本でもLINEアプリ上の拡張が増えてくるのではないか。
アプリは利用頻度が高いものが閉められているため、
そこに入るのは至難の業。
◆LINEミニアプリが持つ3つの意外な特徴
・高齢者が使いやすい
事例:サカタコンシェル
サカタのタネを購入した方が
プロのコンシェルジュにアドバイスを受けながら
花類を育てることができる。
園芸相談のユーザー:50代〜60代
→50代〜60代でも使いやすれば使ってもらえる。
・業務アプリのへの適用
事例:チェッカーグループへの勤怠管理システム
50代〜70代のITリテラシーの低い方が利用者。
ドライバーの勤怠情報が入っているシステムと
LINEを連携することで、
今月自分が働ける時間、売り上げなどを
ワンタップで確認できるようになり、
勤怠関係もチャット上で完結するようになった。
(電話の手間がなくなった)
・顧客の声をダイレクトに集めることができる
商品開発における決定事項
(偉い人の直感=よくわからない)
LINE公式アカウントを絡めて、アンケートを取る。
面白いFBをくれる人には実際にインタビューをさせてもらう。
LINEは既存ITサービスの代替のみならず、
ITを使うユーザーを大きく広げることができるので、
企業のDXを進めることができる。