支えるのをやめる
とあるクラファンの、とあるプロジェクトをサポートしたのだが、プロジェクトが実を結び、リターンを順次発送しますとサポーターに向けて発表があってからまったく送られて来ない。2か月しても何の連絡もないのでプレゼンターに問い合わせたら、発送準備はしていたが失念していたそうな。へー。
こちらが海外住みで、送るのもコンタクトもめんどくさいので、後回しにしたうえでこちらが忘れたままでいることをずっと期待していたんじゃないの。「発送準備してた」っていうけど、もともとどこに送るつもりだったのかしら。きいてみようかな。
ほんとに「発送準備してた」ら、「どうお送りしましょうか」などきいていたはず。それに、後述するようにこのプレゼンターの案件は以前もサポートしたことがあったのだから、国内発送先は先方も知っているのだ。その記録が残っていたら、「前回と同じ国内住所に送っていいですか」と簡単にきいて送ることもできた。
今回も、発送先は海外の現住所ではなく、前回と同じ国内別住所を、求められる前にこちらから催促時に指定したが、そのことへの言及も礼もなし。
海外からのサポーターは他にもいたがみんなどういう対応を受けたのかしら。こんなに待ったお人よしはわたくしくらいか。問い合わせてようやく送り始めるシステムだったのかな。だったらそう言っといてよ。
「発送準備してた」という見え透いた嘘に、「まあこれ嘘ですけど何か」という開き直りもさらに見え透いていて二重に腹立たしい。
なんで素直に「忘れてました申し訳ない」が言えないんだろう。
まあ忘れてなかったからだし、相手をバカにしているからだね。
バカにされてまでサポートするんじゃなかった。プロジェクトは応援したかったし今も心情的に応援しているが、プレゼンターがくそすぎた。
このプレゼンターがプロデューサーとなっているプロジェクトをサポートするのはこれが2度目で、1度目はリターンアイテムの内容をあとでしれっと変更しあたかも最初からそうだったかのように装い、当初の記載に基づいて支援を申し込んだサポーターのひとりとしてわたくしがそれを指摘し抗議したら「そうなんですよー不快に思ったらごめんね」(大意)と問題を認識しないしたくないするもんかで行けるところまで行こうスタンスを続けるなどもっとひどかった。
結局一部返金となったが、先方の主観的には「めんどくさ」かったであろう一支援者への個別対応で片づけているあたり、虚偽記載そのものの客観的問題性はついぞ認識しないままであったろう。ひとは認識したくないことは認識しないのだ。
言うまでもないが前回のケースでは虚偽記載そのものより、その後のくそ対応がより不快であった。
今回のケースもまったく同じ。リターン未発送ではなく、それに対するくそ言い訳がより不快。ひとは成長しないものですね。
残念ながらプロジェクトを実際に担うチーム自体は応援していたので、プロデューサーはくそながらも今回もサポートしたが、今回は、前回のがっかり感を、サポート額の桁を下げることで一応表現してみた。とはいえ、案の定の無視と予想以上のがっかり対応で、サポートしたことを今は深く後悔している。わたくしの些少なサポートなどなくても、当プロジェクトは流れなかった。
なけなしの金銭を出して疎外感と失望を再び自発的に得てしまった。反省。自分も成長しないといけませんね。
まあクラファンの支援者なんて舐められるのがデフォルトか。
さよなら、サブカルチャー搾取構造。
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