学び舎で結局何を学んだのか
小学校六年間 中学校三年間 高校三年間 大学四年間
六年遊び 十六年学び 四十三年働く
右も左も判らぬまま
就職活動が始まる
就職とは学生とどう違うの
仕事 宿題 課題 どう違うの
会社行って言われたことやって
評価5 貰えばボーナスいっぱいだよね
小学は近所の学校 選びもしなかった
中学も近所の学校 何人かは私立と呼ばれる学校に行った
高校は初めて選択肢が出てきた
ここでようやく自分の立ち位置が明確となる
高校に進んだ時点で次のルートが絞られてくる
点数 数字の世界
その点数によって次のステップ
大学か 就職か はたまたフリーターか
大学に進み
次のステップ就職へ
会社の説明会に行き 面接をして落ちて
会社訪問に行き 面接をして落ちて
大学の掲示板を見て応募し受かる
学校で学んだことはほとんど使われることはななく
そこの会社のルールに従い上司に従い
そこで知識を取り入れ成長する
結果的に数字を上げれば評価される
宿題 課題 テストは最大 100点 評価5
仕事は能力をつけた分だけ上がっていく
転職 独立 新事業
うまくいけばうまく行った分だけ
評価され 給料も上がる
それであれば学業などせず即就職
その方がよっぽど良いような
学び舎で結局何を学んだのか
四十三年
大学まで行き就職し65歳定年まで
その前段階で
人間性を学ぶ お金と数字の概念に囚われず
最高値が決められた中で わかりやすい順位で
人間関係を構築していく
その後に待つルール無用の社会に立ち向かうため
露頭に迷ったときの道標になるように
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