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古草紙昭和百怪19 令和4年月見月「背すじがゾーッとするぜ」(「週刊実話読物」昭和36年) / 寝覚月「祟りと呪い この怪異集」(「週刊事件実話」昭和36年)

「背すじがゾーッとするぜ」(「週刊実話読物」昭和36年)


 「『今頃怪談なんて……』と、一笑に伏しても結構だし、『なるほど、怪談とも言えるね』と少しばかり背筋をゾクゾクさせてもいいし。とに角、以下、三篇のミステリーは、人口一千万を突破しようと云う、世界第一の大都会"東京"の繁華街に起った実話である。」とは柱の文句。昭和半ば、怪異談には昔ながらの銷夏法とも時代遅れとも、両面の評価があった様です。

以下、約3000字 四百字詰約8枚 図版2点

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