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413系の思い出
4月13日は、国鉄413系電車の日(勝手に命名)
413系は、北陸本線で使用されていた急行型車両の車体を近郊型に載せ替える形で1986年に登場。北陸本線の急行型車両は全てこの方式で改造するつもりだったが、国鉄財政難のため途中で打ち切りになった。
車体は近代的になったものの、床下機器などは改造前の種車の物を流用しているため、走行時は往年の古いモーター音が満喫できた。特に「ポンポンポン」という独特のコンプレッサー音が好きだった。
3両×11編成が竣工したが、そのうちの1編成の電動車ユニット(2両)のみ100番台を名乗った。これは改造前の種車ユニットがたった2両しか存在しない473系だったからだ。私は北陸へ出かける際、413系に乗る時は「100番台に当たれー」と思っていたが、念願かなって一度だけ乗車に成功している。
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残念ながら、この100番台編成は輪島塗風に塗装変更ののち、2022年に廃車されてしまった。
413系は、北陸新幹線金沢開業後も第三セクターあいの風とやま鉄道に引き継がれた。通勤通学輸送を中心に活躍してきたが、先ごろ引退が発表された。私は一度だけ、あいの風とやま鉄道の413系に乗ったことがある。
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早朝に夜行バスで富山に着いた後、乗り継いだ列車が413系だった。早朝の空いている車内で、のびやかに過ごせた時間は今も記憶に残る。
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413系は、えちごトキめき鉄道でまだ頑張っている。何とか引退前に一度は乗っておきたい。