5年目の夏
お久しぶりです。山中です。
いつから投稿してなかったのかもうそれすら忘れましたが、まあそんなことはどうでもいいですね。
さて、気づけば芸歴5年目になっていました。
ボロボロバイセコーとしては6年目です。
いつまで地下に潜ってんだ!って話なんですが僕らも別に地下に潜ってたくて潜ってるんじゃないんでね、許してください。
でも意外と地下でも息ってできるもんなんですよねぇ。それがよくなかったり。ね。
5年目って色んな節目でして、最近出来た賞レースのUNDER5も5年目まで、今宮戎も多分5年目まで、あとはまあ…なんかあるでしょ。
とりあえず節目だ!って感じがすごいんですよ5年目って。
芸人として続けるか、辞めるか、みたいなのがフワァっと浮かぶのも5年目だなって気がします。
僕は辞めないですよ、絶対に。死んでもこの業界にしがみつきますのでね。女々しいのでね。
それに5年目ってなるとお客さんの見る目も変わってくるもんで、1年目2年目と違って「お、42期ってことは5年目!しかも空前メテオとかぐろうと同じ期か!」みたいな目で見られてる感じがするんですよ。僕が勝手にそう思ってるだけなんですけど。
とにかく期待値が上がっちゃうと思うんですよ。ハードルというか、なんというか。芸歴を重ねるごとに。だからそこを越えないとって思ってる所存でございます。
じゃあそんな5年目をどう過ごすんだって話なんですけど、正直去年となんら変わらないですよね。なんなら去年のがLIVE多かったな!?て感じです。なんで???「若手」という枠から外れてしまったんですかね……ぐうぅ……
でもねその反面最近思うのがやっとお客さんにボロボロバイセコーというものが浸透してきたのかなあって気がします。
それを1番感じるのが掴みの時ですね。
僕らの漫才を見てくれたことがある方はわかると思うんですけど「どーもー!どうも!ボロボロバイセコーです!おねがいしまーす!」って言う時に相方の福井が変な顔と変な動きをしながら僕のセリフを口パクするっていうのがあるんですよ。
それが今まで全くウケなくて、まあそれでウケたいというよりかは、それをしないと気持ちよく漫才ができないってのもあってやってるとこもあったんですけど。
それが最近クスクスとウケるようになってきましてね、とても有難いことです。
「え、ウケんの?」ってちょっと僕の調子が狂うこともあるくらいに。
ちなみにこのくだりってNSCの一発目のRushていうLIVEからやってるんですよ。僕がやれ!って言ったわけでもなく相方が僕に相談もなく急にやり始めて、まあいいかと思い5年目になるまでずっとやらせてあげてます。優しいですね。
途中その掴みをやめて色々違うことをやってみた時期もあったんですけど、結局しっくり来ないというか、無理矢理やってる感というか、僕らじゃない感というか、そういうのがお互いあって結局あれをやってます。見たことない方はYouTubeの僕らのネタを見てください。「あーこれか」ってなりますきっと。なんならLIVEに来てください。
まあ何が言いたいかというと、お客さんが僕らを受け入れだしてくれたなあって感じます。今までもそんなことなかったんでしょうけど。よーわからん知らんやつらがなんかやってるわ、じゃなくて『僕ら』がなんかやってるわ、に変わった気がします。
多分これってすごい大きいことで、同じセリフでも知ってる人間かそうじゃないかで伝わり方が全く違うと思うんですよ。例えば、「布団が吹っ飛んだ」みたいなゴミうんぽこギャグでも仲良い友達がいうたらなんかおもろいじゃないですか。おもろないのに。何言うてんねんってなるじゃないですか。そんなこというやつとは友達ならないんですけどねそもそも。
とにかく、「知ってるあいつがああ言うてるんやからそうやんな。いやでもお前それはおかしいって何言うてんねんほんまこいつはアホやで」みたいな感覚にお客さんがなれてるんじゃないかと僕は踏んでるんです(眼鏡クイクイっ)
なので掴みのクスクスは僕らにとってかなりでかい事やと思ってます。あいつは知らんけど。
それだけじゃなく、営業が増えたり、先輩に飲みに誘っていただいたり、後輩がチヤホヤしてくれたり、元銀矢倉の愛が何かと連絡くれたり、山椒魚の北岡がしょーもないDMくれたり、雨の日ピースのやんすがやんすやったり、他にもいい出来事が増えてきました。
僕らも捨てたもんじゃないってことですね。
売れてないくせにダラダラと色々書きましたがそろそろM-1も始まりますし、UP TO YOUもありますし、頑張ります。
キングオブコントは落ちました。面白いはずやのにな、チッ。
応援してくださってる皆様をさっさとマンゲキに連れていきます。もう暫く僕らにお付き合いください。
それでは、ぐっばいせこー。