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アルカノイドvsインベーダー+【Apple Arcade三昧#012】

だいぶ遅いが、2025年あけましておめでとうございます。
今回のApple Arcade三昧は、懐かしのアーケードゲーム「アルカノイド」と「スペースインベーダー」がミックスされた『アルカノイドvsインベーダー+』をご紹介。懐かしさとともに新しさも感じる一作だ。

ちなみにこの作品はApple Arcadeに入っていなくても、下記のリンクよりiOSなら単体で販売されているので、Apple Arcadeに入らずに遊ぶこともできる。※Android版はすでに配信終了しているようだが……。
また単体アプリは無料(課金制)ではなく買い切りなので、おそらくApple Arcade同様にプレイ中に広告が出ることもないだろう。


⬛︎「アルカノイド」と「インベーダー」

ゲーム概要は、母艦“アルカノイド”、オペレーター“ナティア・ヴィヴィー”とともに“バウス”に乗り込むパイロットとして、インベーダーの侵略を阻止するシューティングゲーム。

往年のアーケードの名作「アルカノイド」と「スペースインベーダー」の要素をミックス、新しい操作感とルールの完全新作。
基本的には、インベーダーが放つ攻撃を自機“バウス”で敵にはね返して破壊することが大ルール。インベーダーの破壊を阻止するかのように配置されたブロックなどもはね返して破壊。
時間制限内に決められた数のインベーダーが倒せたらステージクリア。
ステージ内のアイテムでパワーアップすることができるが、ステージ挑戦前にサポートアイテムを使用することでも自機の性能が変わる。(ステージで手に入れるコインを使用)
また、サポートキャラを“ナティア”から変更すると自機にスキルを付けられる。(キャラ入手時にコインを使用)

公式のトレーラーはこちらから。


⬛︎「インベーダー」か「アルカノイド」か

今回、1978年の「スペースインベーダー」、1986年の「アルカノイド」というタイトーの大ヒット作品の2作が夢のコラボレーションを果たすわけだが、実際中身はどのようにコラボされているのか解説しよう。

今回のコラボ、ルールの発想としては、『もし「スペースインベーダー」の敵の攻撃球を「アルカノイド」のようにはね返せたら』というもので、この言葉に尽きる。

どちらも同じゲーム画面だが、ステージによってアルカノイドらしくもあり、スペースインベーダーらしくもある。

ルールは、
・「インベーダー」を倒すこと。
・ただし、攻撃手段は相手の攻撃をはね返すのみ。
・「アルカノイド」であった、お邪魔なブロックもあるよ。

という中で、オリジナル要素として時間制限があったり、スキルやアイテムがあったりする

ステージをクリアしていけば、ボス戦も用意されており、
巨大なインベーダーを相手にするなど、大幅にアレンジされたバトルを楽しむ場面もある。

弾幕シューティングらしい戦いに見えるが、こちらは攻撃をはね返すのみ。

⬛︎懐かしいあのキャラも登場!

今回vsと銘打ったタイトルは、どちらも「タイトーのアーケードゲーム」の社内コラボ作品である。じつは今作は、他にもさまざまなタイトーのゲームキャラともコラボレーションしている。自機の性能を上げるなどのスキルをもつ、サポートキャラとして登場するのだ。
公式ページにも、『ダライアス』や『電車で GO!』、『バブルボブル』、『グルーヴコースター』などタイトーの歴代ゲームキャラクターが登場。とあり、昔なつかしの作品たちを知っていると、より楽しめること間違いない。(残念ながら筆者は、あまりアーケード系のゲームとファミコン前期には詳しくない)
キャラごとに特定のステージクリアと、ステージで手に入るお金を条件にサポートをつけることができるので、やり込んでぜひ全40キャラが何かを確かめて欲しい。

ファミコン後期〜 の世代な筆者には分かりづらい作品もある。このキャラはおそらくエレベーターアクションに出てくるスパイ。

⬛︎少し古いが遊びやすい良作

2017年に「The 5 Best Mobile Games Of 2017」(GAMESPOT)に選ばれた作品とのことで、多少の古さは感じるところがあるものの、そもそもが昔の懐かしさも共存させながら遊ぶゲームだと思うので、筆者はそれほど気にならなかった。
Apple Arcadeは横画面でガッツリ遊ぶ作品が多いなかで、今作は縦画面でプレイするものなので、内容の軽さと共にサクッと遊ぶには十分楽しめるものに仕上がっているといえるだろう。

write by こたろ

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