ブスの瞳に映る私に乾杯 二杯目 〜ブスパイラル〜
二杯目 ブスパイラル
ブスは見た目も中身もブスである。
漫画やドラマなどの創作物における美人キャラは性格が悪く描かれ。
ブスキャラの方が性格が優しく、尚且つ努力家みたいに描かれる。
だが、実際はそんなことほとんどなく
ブスの方が性格が厳しく、そして非努力家の可能性が高い。
美人は、幼い時から周りに優しくされて生きてきているので、他人への気づかい方を身をもって学んでいる。しかも、優しくされてきた人間は身も心もゆとりがある。故に、掛け値なしといいますか、下心なしで優しく接することを知っているのです。
また、努力の話においても美人の方が努力をしています。『私、努力なんて全然してないよ!』っていう美人もいると思います。
でもそれは、美人はそもそも美を磨くことを普通の事だと思っていて努力と思っていないんです。
日常的に読んでるファッション誌、流行やトレンドにアンテナを張り巡らせ、自分にあったメイクや新しい化粧品への挑戦。などなど
美人は自然的に、日常的に、無意識のうちに努力をしているのです。
ブスの定義で話ましたが、ブスは自覚が無いので
自身がブスということを受け入れられてません。
そのため、他人への妬み恨み辛みという嫉妬心を抱きます。
そんな心にゆとりが無い人が、他人に優しくなんて出来るとは到底思えない。むしろ下心など無いと優しく出来無いのがブスの特徴。
そしてブスは何にも気づかず、思わず、現状の自分でいい!と思っているので、更に美しくなろうという気持ちも希薄です。
A子「私、ダイエットしようかなぁ…」
B子「A子ちゃん、全然ダイエットしなくてよくなーい?」パクパク
という感じで外野から聞いてると、確かにA子ちゃん痩せなくてもいいという意見には同意するけど、お前はもっと自分をちゃんと見ろ!食うな!むしろ痩せろ!美への意識が薄すぎる!
と、ツッコミたくなるような感じ。
そこから引き出されるのが非努力です。現状がいいと思っているからの非努力。
現状維持をするという努力もいたしません。常に今が一番と思っています。
ファションも流行を追うことなく、バージョンアップなどせず、ずっと同じ服を着続けるという保守的思考なのかポジティブ思考なのか分からない思考になります。
なんということでしょうか、ブスは無意識のうちに非努力家になっているのです。
ブスは性格が悪くなり、非努力化になり、見た目も悪くなる。
ブスのスパイラル、ブスパイラルが発生するのです。
ブスがブスから抜け出すのは難しい…
前回のブスの定義で『顔がよければ性格悪くてもしょうがない。』と話しましたが、なんだかんだで、顔が良くて性格が悪い人って…あまりいないのが現状。
まぁもし性格が悪くても、見た目でカバー出来るので『んー、まぁ性格ぐらい目を瞑るかぁ…』ってなってしまうから恐ろしい。