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映画は映画館で見るもの。〜君の名は。〜
映画は映画館で見るもの。〜君の名は。〜
※ネタバレを含みますのでお気をつけてください。
「あまりにでたらめなハッピーエンド」
最初に断っておきますけど、映画そのものは全体通して面白いと思います。
絵も圧倒的に綺麗ですし、神木隆之介や長澤まさみの演技なども最高!!
だけど、ところどころ気になるところがありすぎて話に集中出来ない。
(ここからガンガンネタバレをするのでお気をつけください。)
・まず自分が知らない土地といいますか、気づいたら知らないところにいたら
ここが何処なのか?今が何年何月何日何時何分なのか?を気にしろよ。
・二人ともスマホ持ってるんだから、交換日記みたいなことしてないで早く連絡取れよ。
・いつから主人公2人は惹かれあってたんだよ。
・なんで電車で声かけられた知らない人から貰った髪飾りを大事そうに腕に巻いてるんだよ。そしてなんでそれ忘れてるんだよ。
・なんでその髪飾り返しちゃうんだよ。交換日記が無くなった今残ってるのは、その髪飾りだけなのに。
・忘れないように手に名前書こう!って約束して「好きだ」じゃねーよ。名前書けよ。
・歩道橋すれ違いからの展開は良いとは思うけど…長いよ!その後の展開長いよ!
細かい部分がちょいちょい気になってしまって、んー。んー。となりながら見ていたんですけど
そして何より納得いってないのが、一人の恋愛感情で世界を変えてはならない!!しかも代償があるならまだしも、それも無し。SF的に考えると、世界を変えたというよりも違う世界線に突入したという方が表現的に正しいのだろうけど…それでも、この展開にはちょっと納得がいかない。えーーっ!って感じ。
これをハッピーエンドとは認めるのはあまりにもデタラメすぎる。運命を捻じ曲げてるのはハッピーエンドと言っていいものか…。
きっとこの映画はSFとして見ると肩透かしを食らうかも知れない。ただただちょっと不思議な恋愛映画として見た方が楽しめると思う。というか、そういう見方をしないといけない映画であった。
シンプルに最後出会えてよかった!
ぐらいの感想で終えて、いい映画だった!と帰るのいいんだろうな。
下手に考察、下手に考えたり疑問に思ってはいけない。
私は君の名は。の見方を間違えた。
友人に「一人の恋愛感情で世界を変えてはならない!」と話したら
「そこまでして守りたい人がいるんだよ」って言われた。
あー、あー、あー、あー、あー、あー、聞こえない。
この映画から得られる教訓は
「純粋な恋をし、守るべき人を見つけよう」ということ。
映画『君の名は。』公式サイト
http://www.kiminona.com