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線でマンガを読む・新学期直前スペシャル『唐沢なをき』
唐沢なをきのデビューは1980年代半ば。失礼ながら大ヒット作というのはないけれども、知る人ぞ知るギャグマンガ家として、今日に至るまで非常に長期間活躍している。短命に終わったり、途中からストーリーマンガにシフトすることの多いギャグマンガ家のなかで、この息の長さはおどろくべきものだ。タフさでいえば、中日ドラゴンズの岩瀬投手にだって匹敵するだろう。
唐沢の近作『まんが家総進撃』には、一般社会の常識から
線でマンガを読む【おそらく聞いたことがない話】
2018年冬アニメが続々スタートし、好きだったマンガがTVアニメ化された!という方もいるだろう。「でもなんか原作と雰囲気が違うなあ…」とがっかりすることも。
その理由のひとつとして、マンガとアニメの描線の違い、というのが考えられる。Gペンや丸ペン、サインペンにボールペンなどの画材のチョイスや筆圧、さらにデジタル処理など、マンガ家は試行錯誤を繰り返し、自分だけの線を生み出すものだ。その線の雰囲気をア
機動戦士ガンダム ANAHEIM RECORD 【おそらく聞いたことがない話】
このウェブマガジンでもガンプラの制作テクニックを何度かご紹介しているが、( 過去記事参照 前編 後編 ) 1979年に始まった『機動戦士ガンダム』ももうすぐ40周年。
その人気たるや他の日本のロボットアニメの追随を許さないものがある。正史、外伝を問わず無数の続編がリリースされ、アニメだけでなくマンガ、小説、プラモデル、おまけにガンダムの人気キャラとタイアップして赤く塗られたオーリスなど、現代の日本