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今月のイケメン vol.1 健太郎

よく「あーーー、坂口でしょ?」と言われるのですが(そちらも一時期大好きだったけども)私の今月の王子様は健太郎くん(20)です。NHKドラマ『アシガール』を年末に一気見して、もう一巡しました。(まあ年越ししてたよね)

語彙力がないので、書くのも恥ずかしいのですが、控えめに言ってヤバイ。個人的にはぱっちり二重が好きなので、顔で転げ落ちたわけではなく、テラスハウスを観ていた時も、静かに毒を吐く子だな…くらいにしか思っておりませんでした。。。つまり、『アシガール』が凄い。そしてあれをするりと演じてしまうヤツは凄い。

『アシガール』の何が凄いのか、それは「久々の性格の良いカップル」だ。最近ドラマでラブコメが少ないので、映画を例に挙げていうと『ナラタージュ』は先生がまさかの結婚隠して不倫するわ(松潤だから許せるが)、『先生!』は広瀬すずが”純粋”を演じようとしているがもうちょっとやり方があるだろうよ…と突っ込んでしまいたくなるくらい思いやりに欠けた馬鹿JKだし、『未成年だけどコドモじゃない』は最後はハッピーエンドなものの、最初は金と顔の結婚から始まる。そんな「欠点ラブコメ」は、女優でも何でもない視聴者の私たちにとっては親近感を生む大事な橋なのかもしれないが、『花より男子』や『花ざかりの君たちへ』育ちの私みたいなやつからしてみれば、完璧なカップルこそ応援のし甲斐があるし、それに金を払いたい。完璧だからこそ、憧れがついてくる。それを描いているのが『アシガール』なのでございます。

詳しくは是非とも観ていただきたいので省略するが、唯という黒島結菜ちゃん演じる足の速いJKがうっかりタイムスリップしてしまい、健太郎くん演じる若君を救ったり、恋に落ちたりするのです。

じゃあアシガールの役どころがいいんじゃん、と仰る方もいるでしょう。しかし、時代劇となるとどうしても顔が塩顔の方が髷が似合う、でも塩顔男子の過半数はひょろっと細マッチョ…の中で、彼はぱっちり一重で塩顔だけどもがっしりしていて、今この世でこんなにお着物が似合う戦国時代が似合う若手俳優いる!?!?!?健太郎しかいないじゃん、って思うのです。あとちょっぴりコミュ障なところもいい。親近感湧きまくり。

私は…兄上(松下優也)が唯にお酒飲ませて、介抱してるところを奪ってお姫様抱っこするシーンが好きです。(ゲヘヘ)あと最終回の「姫は何をしておいでじゃ…?」の言い方!!!演じる上で性格を良くみせるってとても難しいことだと思うんです。普段皆やっていることですが、見る角度によってボロが出やすい、と言いますか。それがあのカップルにはない。そこが凄いのです。凄いので、是非見てください。NHKの掲示板もよかったら見てください。久しぶりの荒れ具合だと思います、あれは。