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「謎制作者」と「謎製作者」ってどっちが正しいの?

みなさんこんにちは!
学校の課題が終わる兆しが見えた飛龍です!

さて、今回は個人的に永遠の疑問である「謎制作者」と「謎製作者」のどっちの単語が正しいのか、あるいはふさわしい単語なのかについて勝手に決着をつけていきたいと思います!
人によっては非常にくだらんお話かもしれませんが、もし「こっちが正しいぞ!」となったときに困るので、このnoteは"多分"必読です!
たしかし微量ながら(大量の間違い)こんなテーマ使えないと思います()


ここで大事になってくるのは、"おそらく"「制作」と「製作」意味の違いのような気がするのですが、早速やっていきましょう!
ちなみに手元に電子辞書があるので、そいつとともにお話を進めていきたいと思いますんでよろです!
ちなみに僕の電子辞書はEx-wordです。




「なぞせいさくしゃ」って何?

簡単に言うと、巷で流行りの「今夜はナゾトレ」という番組の「東大ナゾトレ」というコーナーに出てくるような感じのやつを作る人のことです。

もしかしたら「謎解き」というのを今ここで詳しく言語化してほしいという方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが…

正直なところを言えば厳密に言語化は出来ないですし、そもそも定義すら厳密には存在してないので、今ここで謎解きについてを詳しく説明はしないでおきます。

まあ、この「謎解き」というのを作る人を、ここでは「なぞせいさくしゃ」と定義することにしますね。
というか、そうとしか定義できないのでこのまま進めていきましょうか。



「制作」と「製作」の違いは?

さあここで僕のちょうど手元にある電子辞書の出番です。

ここで"多分"重要なのがこの2つの単語の意味の違いだと思って書き進めています。
それじゃあ早速意味を書き連ねていきますね。
一応これは広辞苑第七版のほうから調べた結果なので、みなさんがお持ちの辞書とは違うことがさんざんありますが、そこは目をつぶってくだされ。

せい-さく【制作】
①定め作ること。かんがえ定めること。
②美術作品や映画・放送番組などをつくること。また、その作品。「―物」
せい-さく【製作】
ものをつくること。また、つくったもの。「―所」


タイピング練習兼ねて手入力しました。意外と大変でした。みんなもあえて面倒なことをしてみようぜ卍

話を戻します。
これらを見るに、本来の意味合い的には「作ることや作ったもの」という意味合いになってますね。
ただ、簡単なほうの制作には「美術作品や映画・放送番組など」というのがあってある程度具体的に示されていまして…
難しいほうの製作は意味が広めなようです。多分。

ここから言えることとして、広い意味で使える難しいほうの製作で「謎製作者」はほとんど問題無く使えると考えてOKでしょう。
作ったものの全般にはもちろんその他の創作物が含まれていてもなんらおかしいことは無いはずですからね。

さあ、次が問題です。
ここで、簡単なほうの制作で書く「謎制作者」については、意味を突き詰めていくと本当に意味としてちゃんと相応しくなるんでしょうかね…?
割と個人的には気になっているところですので頑張って考察しちゃいたいと思います!



「定め作る」とは?

あえて簡単なほうの制作の意味をもう一回載せておきます。

せい-さく【制作】
①定め作ること。かんがえ定めること。
②美術作品や映画・放送番組などをつくること。また、その作品。「―物」


さあ、ここで話題にしていくのは①の意味です。
謎解きっていうのは実際には「定め作る」ことや「かんがえ定める」ということをしているのかというところが大事かと思われます。

まぁ謎解きは「解く」という動作があれば、その謎を裏で「作る」という動作があるのはもはやいわずもがなご存知だと思いますが、実際にはどんなふうに謎が作られているのでしょうかね?
今回はその点を自分なりに考察していきたいと思います!



謎解きってどういうふうに作られてるの?

謎解きには、個人的には、大きく3つの作り方があると思っています。まあこれについては5日言及したいと思いますが今回は大して関係ないので飛ばしますね。

まあどのみち、「何をどのようにしたら謎解きとして成立するのか」とか「これを答えにするためにどういうネタを使うか」とか「どのようなギミックを使ったら面白くなるか」とか「どれだけ解き筋を残すか」など、挙げるとキリはないですが、これだけでも「なぞせいさく」は考えて行うもので間違いないことが分かるはずです!

ということで今回のnoteはおしまい…



と思っていたのか…??


このままでは「制作」と「製作」の違いが無く使い分けができないじゃないか!!
ということで、さらに違いを見分けるために掘り進めていきましょう!



「謎メイン」か「謎以外メイン」か

もう一回かんたんな方の制作の意味を載せときます。本記事では3回目で鬱陶しい感じもしますが、いちいち戻りすぎなくていい配慮ですのでよろです。

せい-さく【制作】
①定め作ること。かんがえ定めること。
②美術作品や映画・放送番組などをつくること。また、その作品。「―物」

今度は②の意味を使って「制作」と「製作」の違いを考察していきたいと思います。


ところで皆さん、何か大きな謎やストーリー性のある謎を作る時に、「とても重要にしている部分」や「ここだけはこだわって作る!」といったところはどこですか?

僕は始めたての頃は謎の方を重要視してたんですが、最近になってからストーリーをある程度固めてから謎を組み立てるように、各々で変わらないことも合ったり変わりまくったりと色々あります。

その中でも、やはりせいさく団体には「謎を作るのは苦手だから演出に力を入れたい」とか、「とにかく音響や演技、ストーリーの密度を濃くしたい!」とか、「文章の読み方をもっと上手くしたい!」という方も少なくありません。というか割と多いです。

こう見ると、その作品は共通であれど「自分がここだけはメインにしたい!」とか「ここをこだわって作りたい!」という部分はかなり違ってくることになります。

そう考えていくと、そういった方たちってのは、ある意味謎解きというよりは一種の「芸術作品」を作っている、といえるのではないでしょうか。

そもそも謎解きってのがエンターテイメントだろという方もいらっしゃるかもしれませんが…
普通にただ「謎を解く」という動作だけとなると「頭を使うエンターテイメント」という部分になってくると思います。

ですが、そこにストーリー性だったりといった芸術要素をミックスしていくと、それは「感動を生み出すエンターテイメント」になっていくでしょう。
その感動の要因というのが、音楽だったり、空間の世界観だったり、あるいは演出だったり。

とにかく、芸術的要素にこだわって作る方は「相手をこっちの世界に引きずり込ませて頭から離させたくない!」とか「いっぱい泣いてほしい」とか「世界観に浸ってほしい」といった、体験に関わる願いを持っているんじゃないのかな、と考えています。
それこそ「美術作品」を作っていくのと非常に近しい部分があるでしょう。



最終考察

ここで今までのお話を勝手にまとめさせていただきます。


・「謎制作者」も「謎製作者」も使うことは出来るが、多少の使い分けが生じる。

・「謎製作者」は謎解きを作る全ての人という意味で呼んでも構わない。

・謎解き以外のその他すべての演出をメインに謎解きを作る方は、易しい方の字の「謎制作者」で呼ぶのがふさわしいだろう。


こんなところですかね。
正直「しょうもないタイトルやんけ」と思った方もいると思いますが、僕的にはちょっとだけ深い話が出来て良かったです!


さて、今このnoteをお読み頂いている皆さんはどのような感想をお持ちでしょうか?
コメント機能があったと思うので、良ければそちらにお書き下さればぜひ読ませて頂きます!
また、皆さんのご意見もあればそちらもぜひ読まさせて頂きます!
ただし、そのコメントに対する返信は筆者飛龍の時間の都合上できかねますのでそこだけはご了承下さい…!

ということで今回のnoteは以上…




と思っていたのか…??



最初はここで終わろうと思ってたんですが…
書いてる途中にこのnoteに書きたいことが出来てしまったので、それだけ書きます。



さいごに

僕はこういうふうに思ったことがあります。


「仲間」が欲しいと。


友達じゃないんかい!というツッコミももしかしたらあるかもしれませんが、今回は意味合いが違います。友達でも仲間と呼ぶ人なことも無くはないですが、友達とは別の意味だよと言うことだけ先に言っておきます。

ちなみに、そもそも僕は「一時的に関わって謎を一緒に作る」という、いわゆるテストプレイみたいなものしか、誰かと作るということをしたことがないんですね。

ですが、僕は「自分のすぐ横にいるような人」とは作ったことがないんですね。
そもそも友達がいないっていう小ボケは省略しますが…

仮に友達がいたとして、謎解きに興味があるとか一緒にやりたいという方が案外少ないんじゃないかなと思ったりしています。
周りに謎解きを広めたいという方が多いのもこれで納得できるかと思われます。

このように、謎解きというのは有名ではあれど「万人に親しまれているコンテンツ」というわけではないのが一つの要因なのかもしれません。


さて、そこで僕は、とても重要になってくるのが「制作団体」というものだと考えています。
有名なものを上げればSCRAPさんやAnotherVisionだったり、マニアックなものではタンブルウィードやXEOXYに零狐春など、探せば終わらなくなってしまうのでここまでにしますね。

そういった団体が、どのようにして謎解きを本格的に遊んだことがない方を「謎解きの世界の入り口に導くか」にかかってくるのかもしれないと考えています。

現在はTwitterでもありとあらゆる謎製作者がいらっしゃいますが、有名な制作団体に所属していたりあまり知られていない団体、あるいは無所属の方もいらっしゃいます。

これらを見ると、どう考えても無所属より何らかの団体に所属して活動している謎製作者のほうが影響力があるはずですよね。
実際のところ僕が見た限りでは有名な方は必ず謎制作団体に所属していたり有名な方と深い交友があったりしています。

そこから、やはり「多くの謎製作者と関わって謎解きを制作していく」ということがいかに謎解きを広めるために重要な存在なのかが伝わったのではないかと思います。

そのために、まずは一個人でも謎解きを広める努力が大事になってくるんですね。
ここで大事なのが、いかに謎解きの「気持ちよさ」を体感させられるかというのが大事になってくると思います。

ただ、その方法は自由です。謎を作るのが得意であれば自作の問題のチャレンジしてもらうだったり、謎を作るのが苦手であれば謎解き制作団体さんの公演に一緒に参加するとか。方法はいくらでもあるかと思うので、そこはご自身で検討してくださればと思います。

そして、その謎解きの気持ちよさを分かりあえる人ができたら、一緒に謎を作り合ったり解き合ったりしましょう。
もし中高生であれば、いっそのこと部活を作ってしまえば良いんじゃないでしょうか。
それによって「学校で謎解きを体験」出来ますし、地域の方も来校されたりするのであれば「学校祭でイベントを開催」なんてことも出来たり。
あるいは、地域の企業と協力して名を広めるなんてことも出来たりと、学校だけでもかなり活動のバリエーションが広がっていくんです。

そして、その活動を通していく中で謎を作る「流派」というのが別れていくわけです。
それがまさに、「謎製作者と謎制作者の共存」ということになっていくのだと思います。

謎製作者と謎制作者の共存にこそ、本当の「謎制作の本来の姿」というのが現れていき、いずれ老若男女、さらに国内外問わず親しまれていくエンターテイメントになっていくのではないかなと思います。




ということで、皆さんさようなら、飛龍でした!

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