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言語を学ぶ理由
言葉をあんまり信用してはいけない。
天才の書く文学作品とか詩を除いて言葉は狭く限界がある。
ほとんどのことは言葉では表せない。
だから音楽や絵画や彫刻だってあるんだろう。
ではなぜ私たちは言葉を学ぶのだろうか。
必死になってボキャブラリーを集めるのだろうか。
赤ん坊、小さい時は言葉を学ぶことに疑問を持たず、片っぱしから吸収する。
言葉が拙い時の方が言葉によるコミュニケーションよりも身近な人が持っているあったかさとか悲しさとか苛立ちとかを直に受け取っているような気がする。言葉の奥にあるもっと本当の意味を。
そして、言葉のストックが増えていくにつれ、言葉に依存していく。
言葉は確かに便利だ。共通言語とある程度共通のそれらの定義がなければ、多くの仕事も成り立たないし、あらゆる書類も交わせず書籍も生まれない。
とりあえず、母国語一つは最低限学ばないといけないようだ。
では、第2言語に関してはどうなんだろう。
多くの人が学校で英語を学んでいる間に英語を嫌いになるという。学校英語自体が悪いわけではないけど、確かに言われたとおりにある一定期間学習してもその時間に見合った知識や使い方は身につかないのかもしれない。
私は5教科の中で英語は音楽的だと思っていた(数学が得意な人にとっては数学が音楽的とかも聞いたけど)からあまり勉強とは感じなくて済んだかもしれない。
試験のためにはその対策もする必要があるけど、単にテストのためってつまらないし、テスト自体が目的になってしまうと何か違う。
何のため母国語以外の言語を学ぶかって人によってそれぞれだし、それぞれの正解がある。
ただ英語圏の文化に追従するためでなく、既存の経済に飲み込まれるためでなく、どちらがより知識が多いか正しいかを争うのでも非難するのでもなく、
考えや気持ちをシェアしたり、お互いのカルチャーをリスペクトしたり、
偏った情報に踊らされない事が私は大切だと思う。
ネットでの情報規制もあるだろうけど、英語での情報は圧倒的に多く、様々な事を調べる価値があるし、
本当に大切な事は自分で調べて納得しなくてはいけない。
これからは特にそう。
学生の時は、スペイン語とかハワイ語とかetcとか並行してやっていて(ほぼ忘れた)、先生に、「英語さえモノになっていないのにそんなことやっている場合じゃないぞ」と言われて、「英語が一番素晴らしいわけじゃない、どの言語も大事だから!」と無駄に反抗した。
どの言語も世界的な経済とは関係なく価値がある。だけど、やはり英語はある程度学んだ方がいいと思う。もちろん強制されてやる事でもないけど、完全にメリットしかない。
語学の学習に関しては今もだけどテストで高得点ための効率の良いやり方は私自身に対しては採用していない。(自分の生徒さんにとっては効率良い方法も教えるけど)私にとっては周り道しながらプロセスの中で様々なことを感じたりシェアしたりすることが好きなんだと思う。
&覚えるよりも忘れるスピードの方が早いし、知らない事がありすぎる!
たとえ学ぶ理由なんてわからなくても、直に作品を理解したり、学びシェアするプロセスの中でもたくさんの喜びがある。
そして、「ありがとう」にたくさん気づき、出会う。
まとまらない文を読んでくださって ありがとう!
Thank you soooo much ! ♡