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”失敗したらまたあそこに帰ればいいや”が次の一歩を軽くする
いま、リバ邸全国行脚というものを行っておりまして、人生初の福岡に来ております。
福岡、すごい。(語彙力)
で、今日の18時からリバ邸懇親会in福岡という飲み会が開催されます。
法人化したリバ邸の今後の活動展開などを各地でお伝えしながら全国を回るという企画です。
ちなみに、株式会社リバ邸の代表取締役かたくられんさんの記事がこちら。
事業の展開とかを喋るのは大切なのですが、それは資料を見てもらえばいい話なので、ぼくはどっちかというと、直接お会いするからこそ伝わる熱量を大切にしたいと思っています。
なので、ぼくが伝えたいこと、リバ邸をがどんな風な居場所になってほしいのかを、今日喋るためのメモとして書き起こしました。
リバ邸があって、助かった。
ぼくはかれこれ8年前、地元石川県を「板前になる!10年後に店を出しに戻ってくるから期待しててな!」とめちゃくちゃ大口叩いて地元を離れました。(スクショは、当時mixiに書いた日記)
ただ、実際に板前の世界に入ってみたら、なんかやりたいことと違ってて。
それで、後に管理人となる”ハイパーリバ邸”の立ち上げと同時に、料亭を辞めました。
ぼくは、公言した目標を、このときに諦めました。
正直、地元にはどのツラ下げて帰ればいいのかわからくて、帰れなかった。
そんなときにぼくの”居場所”になってくれたのが、ハイパーリバ邸という居場所と、シェアハウスのメンバーです。
”失敗したらまたあそこに帰ればいいや”が次の一歩を軽くする
ぼくはそれから1年、ハイパーリバ邸の管理人をしながら出張料理人として活動し、ハイパーリバ邸の管理人を離れたあともクラウドファンディングや田舎フリーランス養成講座の講師など、多くのことに挑戦してきました。
今は、地元石川県の能登地方に移住し、新たにシェアハウスを立ち上げています。
自慢くさく聞こえるかもしれませんが、以前の自分では考えられないくらい、この2年間は本当に多くのことに挑戦してきました。
ここまで全力でいろいろ挑戦できたのは、自分の心の中に「失敗したらまた戻ってくればいいや」って思える居場所があったから。
そして今はようやく自分の活動を胸を張って喋れるようになり、地元にも帰れるようになりました。
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何が言いたかったかと言うと、人には必ず居場所となる場所が必要で、居場所があることで自分の挑戦したいことに挑戦できる。
どんな言い方が正しいのかはわかりませんが、”失敗しても最悪あそこに戻ればいいや”って思えるだけでずっと自分の人生を生きやすくなるんです。
人は1人で生きていくのはやっぱり難しくて、ふと疲れたときに「ただいま」「おかえり」の言葉を交わすだけで、ずっと心が楽になる。
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リバ邸に住んでる人って、いい意味で他人に干渉しないなって思ってて。
正直、リバ邸って変なやつばっかじゃないですか?変わってるっていうか。
それがリバ邸のいいところだと思ってます。
そうやって、変わってても特に変人扱いされなくて、息苦しくない空間が”リバ邸っぽい”な〜って。
会社や学校、同級生の友達以外にも、「自分はここにいていいんだ」と思える場所があることで、人の可能性は広がる。
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ぼくはあの時、リバ邸がなかったら潰れてたと思います。
そして、今ここで喋ってない。
これがぼくのリバ邸での原体験です。
みなさんにとっても「あの時期、リバ邸があってよかったな」って通過点になってくれればいいなって思ってます。
飲みましょ。