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三権分立とは?おさらいNOTE!

こんにちは!ボリバン戦士です(^^)

今、検察庁法改正案について様々な憶測が飛び交っており、三権分立が崩れるのではないか。という意見も出ています。

そこで今回は、検察庁法改正案のことをより理解するために、三権分立について簡単にまとめていきたいと思います。

三権分立とは

三権=【立法】【司法】【行政】

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三権とは、法律をつくる立法と行政を実行する行政、憲法違反を裁く司法の三機関になります。立法、行政、司法がそれぞれ独立し、互いに監視することで、権力の過度の集中を防ぐ仕組みになっています。国会は法律をつくる立法府で、国会がつくった法案や予算に基づいて政策を実行するのが行政府、つまり内閣総理大臣を長とする内閣です。そして、国会が成立させた法案が憲法に違反していないかチェックするのが、最高裁判所を頂点とする司法府です。国会は、国民が選挙で選んだ国会議員によって構成され、国民の意思を反映しています。それと同じで最高裁判所の裁判官も、国政選挙のときに国民審査が行われ、裁判官として適切かどうかが国民によって判断されています。

内閣は最高裁判所の長官を指名し、裁判官を任命する一方で、裁判所は行政の命令や規則、処分などを審査します。そして、国会には弾劾裁判所が設けられ、裁判官を裁判できる一方で、裁判所は法律が憲法に違反していないかを審査する違憲立法審査権が与えられています。そのため裁判所は法の番人と呼ばれています。三権は、じゃんけんのグー、チョキ、パーみたいな関係になっています。ただ、憲法第四一条には「国権の最高機関は国会である」と定められています。ですから、いちばん偉いのは「国会」ということになります。

まとめ

1:三権分立は権力の集中を防ぐしくみ

2:三権がそれぞれを監視し合っている

3:いちばん偉いのは国会

私見

三権分立は、三権が独立することで、権力のバランスを取るためのしくみ。だからこそ、私たち国民は、この三権をしっかりと監視していく必要があると思います!これらのバランスが崩れれば、1機関のやりたい放題になってしまいます。これから検察庁法改正案がどうなるか。注視していく必要がありそうです!