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奥能登の白菊 本醸造原酒(白藤酒造店:石川県輪島市)
このお酒はひらたく言うとジャケ買いです笑
もちろん名前は知っていたし、飲食店でいただいたことはあったのですが、自分の家に持って帰るのは(たぶん)初めてです。理由は特にありません。今回たまたまとてもかっこいいと思ったラベルが酒屋さんの棚で目立っていて手に取りました。
ラベルの雰囲気から百発百中、自分の好みのお酒を見つけられるとは限りませんが、ある程度信じてもいいかなと思っています。この雰囲気のラベルはこんな感じかなぁ、とか、瓶にある斜めに張られた肩ラベルの文字を見て選ぶこともあります。720mlが多いとか議論もありますが、めちゃくちゃ高いものでもないですし、ワインと同じ量でもあるし、地酒屋と言われる酒屋さんでラベルを眺めて、その場の雰囲気で良いなと思ったものを連れて帰ってみるのもひとつお酒の選び方として提案させていただきます。
飲んだ感想
冷蔵庫から出してすぐの飲み始めは酸味と苦味が強めで旨さがあまり感じられませんでした。グラスに入れて放置して室温くらいになると甘味をしっかりと感じ、アルコール19度という度数が嘘だろと思うくらいすっと入って来るように変わりました。余韻もしっかりとしていて渋くて苦い。
次に温度を上げて57℃にチャレンジ。この温度だと甘さが強くなるが、ビリビリとしたアルコール感が出てきて、余韻がさらに長くなりました。45℃になるとアルコール感のピリピリがいちばん感じ、40℃より下がってくると、とても穏やかでいい雰囲気になりました。
常温から40℃くらいまでが自分の好みです。いろいろな温度帯で楽しむことができるので芯が強くて好きなお酒だなと思いました。