新型コロナ完全対応の娘が切ない。
マレーシア(クアラルンプール)は新型コロナ流行によるロックダウンが順調に延長されています。まあ2週間で終わるとは思わなかったけどね。
2歳の娘は、公園散歩にも友達の家にも行けないので、お部屋とコンドミニアムの共用庭でひたすら過ごす毎日。去年の5月からナーサリー(保育園)に通う予定だったのに、結局まだ通えていないまま。
ありがたいことに、それでもすくすく成長しています。
彼女の最近の流行りは、家のベビーゲートでわざと閉め出され「ロックダウン!ロックダウン!」と叫びながら扉をガタガタすること。え、狂ってますかね。大丈夫かな。。
おままごとでは、スプレーで手を消毒する真似をして「ママ、ちゃんと手を拭いてね」と注意してくれるし、お店ごっこでは、入店前には体温を測り、携帯でバーコードをピッと読み取ります(※)。
※マレーシアではMysejahteraというコロナ対策アプリがあり、入店時には店のQRコードを読み取って行動を登録する。
あと、何かNGなことを説明すると「コロナが流行っているから」と補足してくれます。
〈例〉
「いま、コロナが流行ってるから、アンパンマンミュージアムに行けないの」
「新型コロナウイルス流行ってるから、わたし子供だから、スーパーマーケットに入れないの」
夫が帰宅すると、「パパまだ、おてて洗っていない。まだ汚いの。だから触らないでね」(哀しい) など。。
日本より取り締まりが断然厳しいマレーシア。
ルールを彼女なりに理解し守ってくれる娘には大変助かっているのだけど、自分らの自由な幼少期と違いすぎて切ないものがあるね。
※ちなみに、彼女も毎回聞き分けが良いわけではなく、モール中に響き渡る声で「わたしも、お買い物に行ぎだがっだぁぁぁ~」と泣き叫んだりします。
この時代に産まれマレーシアで育つからには、どうしようもない部分が大きいのだけど、彼女らしさを消さずにのびのび育ちますように。
では。明日もいい日になりますように!