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アメリカでのボランティアってどんなもの?
こんにちは!小林さんにご紹介にあずかりました、山崎です!
高校時代に数学に躓いてから専ら文系科目ばかりやっていた私にとって、小林さんのエピソードはかっこよすぎました…笑
自分が今まで頑張ってきたことが、別のことでも生かせるとすごく嬉しいですよね。
さて、近頃はすっかり秋も深まってしまいましたが、今回は時間を少し巻き戻して、私が夏休みに体験したアメリカのボランティアのお話をしたいと思います!
そうだ!アメリカ行こう!
はじめにきっかけを軽くお話しようと思います。
大学に進学してから初めての春学期、ホームレスや子どもの貧困、生活保護について取り扱う講義を受講しました。
その講義の教授を通して、8月に新宿にて、様々な理由で毎月の食費を十分に賄えない方々に食料品配布をする活動に参加させていただきました。
せっかくフードバンクの活動に触れたのだから、もう少し昇華させたい…という気持ちのまま、国内外のボランティア活動を調べていた際に、見つけたのがアメリカのカルフォルニア州、オレンジカウンティで行われるボランティアだったのです。
アメリカと言えばドネーション文化!日本とはまた違う奉仕活動が経験できそうだと思い、渡米することに決めました。あとは単純に、行きたかったから笑
アメリカでのボランティア体験
幼い頃にカルフォルニアで暮らしていたのですが、如何せん十数年ぶりですし、1人での渡航、そして2週間のホームステイ…と色々不安要素はありました。しかし……
結論から言うと、こんなに刺激的で楽しい2週間はこれからも中々経験できないだろうと実感しています。
まず、ほぼ毎日活動させて頂いた「Someone Cares Soup Kitchen」さん。(何故か写真では看板が破れてます)
![](https://assets.st-note.com/img/1729395227-yiXEvmxR9nOZe5hBzJ7WUc2Q.jpg?width=1200)
実際の活動内容は炊き出しに近く、近くのスーパーなどで廃棄の決定した食材を集めて調理し、お昼ご飯の時間に集まった人々へ無償で提供します。
毎朝9時から、責任者の女性に指示を仰ぎながら料理する日々。一見つまらなそうですが、毎日笑顔に溢れていたのは、やはり現場の雰囲気のおかげでした。
まず、作業が開始したら流れ出す音楽。いつも明るくてノリノリの曲が多いです。
次に、その音楽に合わせて身体を揺らし始めるボランティアの人々。歌っている人も居ました。最高ですね。
そして最後に、やたらとハイタッチを求めてくる笑顔が素敵なお兄さんや、ポーチを可愛いと褒めてくれる優しいおばあさんが、沢山話しかけてくれます。始めはちょっぴり怖かった責任者の女性も、最終日にはハグをして別れを惜しみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1729395268-qcIl3USx5dwrMGtpvyAVjO4g.jpg?width=1200)
(厨房の写真です!来ているボランティアは日によって違います)
午後には別の団体さんの厨房でボランティアをしたりしましたが、音楽が流れるのもみんなノリノリなのも変わらず。
アメリカで実感したのは、みんなが『楽しんで』『楽しみながら』ボランティアをしている点です。
日本でのボランティアでは、年齢層もバラバラのためかお互いお話をしたりすることもあまりなく、ボランティア中も静かに集中して行うことが多かった印象にあります。
これは各国の文化や気質に依拠すると思うので、どの形が一番良いかなどは一概には言えませんが、アメリカのボランティア活動がやり甲斐や達成感だけでなく、楽しさを重視しているのはすごく良かったです。
そしてもう1つ実感したのは、寄付される食材の多さと、それに密接に関わる衛生観念。
さすがドネーション文化の国、寄付の量はえげつないです。スープキッチンの冷蔵庫には溢れんばかりに食材があります。提供する料理の品数も、成人した大人がお腹いっぱいになる量です。
しかし、衛生観念は日本と比べたら、やっぱり少し緩いかな…?
自己責任社会とも呼ばれるアメリカですが、根底にその認識があるからこそ成り立っている活動だと思いました。
最後に
刺激に溢れた2週間は、本当にあっという間に過ぎてしまいました。カルフォルニア州のオレンジカウンティ、治安も良く人も優しい素敵な場所なので、皆さんもぜひ行ってみてください!
今回の体験をまた更にステップアップできるよう、今は高福祉国家と呼ばれる北欧への留学を目指して日々勉強中です。がんばります!
次回は同学年の川上さん!同大学ですが活動している内容や学部違うので、どんなnoteになるか今から楽しみです!