石垣島の高校生事情!!
こんにちは!木檜さんに紹介していただいた、石垣島出身の空手系女子の上平(うえだいら)です。先週の木檜さんのバイトについての記事、とても興味深かったですね!
私の初めてのバイト先は、トロピカルフルーツのジュースなどを販売している個人経営の飲食店でした!オーナーさんが温かくて、誕生日にはケーキを焼いてくださったのをよく覚えています。そして何よりも賄いが美味しかった!フレッシュなパパイヤジュースをたくさん持ち帰っていました。
ご紹介に預かった通り、私は生まれも育ちも沖縄県の石垣島で、この春に本州に上陸して一人暮らしをはじめた上京ガールでございます。みなさん、石垣島はどんなところかご存じでしょうか?石垣島で「近くのサイゼリヤ」と検索すると、なんと台湾の店舗が出てきます。大学に進学して初めてサイゼリヤに連れて行ってもらったときは、おいしいものがこんなに安く食べられるなんて!と感動したのを覚えています。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、そんな南の地石垣島で育ってきた私は、皆さんとは一風変わった高校生生活を送ってきました。今回は、地元に思いを馳せながら、石垣島の(理想的な)高校生の一日を紹介したいと思います。
6:00 起床、海までランニング
熱中症が危ない真夏以外は、まだ日が昇るまえに起きて海まで走り、朝日を見て帰るのが日課でした!好きな音楽を聴きながら、家からお気に入りの海まで15分ほどランニングします。朝の海は人がほとんどいないので景色を独り占めできます!
朝の少し澄んだ空気をめいいっぱい吸い込むとゆっくり目が覚めてきます。
皆さんもぜひ、朝散歩などを取り入れてみてください。
7:00~7:30 朝の支度、登校
帰ってきてシャワーを浴びた後、支度を済ませて登校です。ほとんどの学生が徒歩か自転車で通学しています。私も自転車通学でした。いつもぎりぎりで生きていたので、高校一年生のとき7分かかっていた登校時間が高校三年生には4分30秒まで縮みました。
13:00 お昼ご飯
やっとお昼休みになり、お昼ご飯を食べる時間です。しかし、高校内には購買はありません。では、どこでお昼ご飯を食べるのでしょうか。なんと、石垣島の高校生はお昼を食べるためだけに一度家に帰ります。もちろんお弁当を持参している学生や近くのコンビニや定食屋で済ませる学生もいますが、半数近くの学生がお昼を食べに一度帰宅しています。
授業を見に沖縄本島からいらっしゃった先生が、4限終了の鐘がなると同時に一斉に学生が校門から出ていく光景を見て驚愕していました。話を聞くと、沖縄本島で許可するとラウンドワンなど遊びに行ってしまい、午後の授業を受けに帰ってこなくなるみたいです。
遊べるところがなさすぎる石垣島だからこそ成り立っているんですね!
16:00 部活
授業も終わり、部活動の時間が始まります。私は空手道部に所属していました。実は、空手は12年間続けています。石垣島らしい、珍しい部活といえば、私が通っていた高校には「郷土芸能部」というのがありました。結構強豪で、全国大会にも出場していたみたいですよ!
18:00 友達と放課後に海に行く
石垣島の高校生がどこで遊ぶのかといいますと、みなさんのご想像通り、海です!
高校から海までの道中にあるマクドナルドでポテトをテイクアウトして、海で食べながら駄弁っていました。当時は放課後にショッピングに行くキラキラJKに憧れたりもしましたが、今思い返すと、あの時間はこれ以上ないくらい充実していたなあと感じます。
20:00 帰宅、晩御飯
体育会系部活動生の胃袋は無限なので、マクドナルドのポテトを食べていても晩御飯なんて余裕で食べられちゃいます。あの食欲はいったいどこから湧いてたのか不思議です。
22:00 母と星を見にドライブ
ご飯を食べ、お風呂に入り、ひと段落ついたところで、母に「ちょっと星を見にドライブいかない?」と誘われます。JUDDY AND MARRYを熱唱しながら20分ほどドライブすると、街灯も車通りもほとんどない道にたどり着きます。アスファルトに直に寝っ転がりながら、どちらが多く流れ星を見つけられるか勝負していました。母の勝率は8割です。まじで強い。
23:00 就寝
次の日の英単語テストに備えて少しだけ勉強したら、早めの就寝です。
いかがでしたか?教育においても地方格差は根強い問題で、都会の学生のほうが環境に恵まれていると考える人ももしかしたら多いかもしれません。けれども私は、石垣島で過ごす高校生活もなかなか悪くないんじゃないかなと思います。
星空や海など豊かな自然に囲まれて、時間がゆっくり流れる石垣島にぜひ一度行ってみてください。
船じゃなくて飛行機で行くんだよ!成田からも羽田からも直行便出てるからね!
次の担当は内池さん!早朝に連絡を返してくれる、とっても早起きな頼りになる高校生です!お楽しみに!