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【イベント】鹿児島広報忘年会２０２４を開催しました

な（か）ぞのしんご（β）

２０２４年１２月６日、鹿児島市のHITTOBEさんで鹿児島広報忘年会２０２４を開催しました。
忘年会シーズン真っ只中というタイミングで３０人以上の方にお集まりいただきました。

開催の狙い

鹿児島発のプレスリリース配信サイト「プレスリリースかごしま」ってのをやっています。
もう３年くらいやっていて、700本くらいのリリースを見せていただいているのですが、まだまだ一般的な水準と言えるレベルのプレスリリースを書ききれない企業さんが多いのです。
鹿児島で学ぶ機会も少なく、そもそもなぜプレスリリースを作らねばなならないのかといったような「広報」の考え方を鹿児島に落とし込めないか、その過程や広報の考え方が一般化した鹿児島の未来にビジネスチャンスを感じており、なんとか鹿児島に広報という考え方が広まるようにという活動の一貫でこのイベントを実施しました。
あと、登壇いただいた企業の方々みんな大好きなみなさんなので、みんなにももっと知って欲しいという極めて個人的な狙いも盛り込みつつ、イベントという形で開催しました。

登壇してくれた皆様

田辺沙緒里（a.k.aせな🏎️GMOペパボ広報）さん／GMOペパボ株式会社 経営戦略部 経営企画グループ 広報

東京から、GMOペパボ広報のせなさんに来ていただきました。
鹿児島ユナイテッドのガチサポであり、今シーズンもアウェイゲームにかなり足を運んでくださった筋金入りであります。
鹿児島にオフィスを構えて数年、鹿児島でどのような活動をしているのか、鹿児島とどのようなコミュニケーションをしているのかということをテーマにお願いしてお話しいただきました。
GMOペバボのスタッフのみなさんとお話しする機会をよくいただくのですが、みなさん優秀で鹿児島を気に入ってくれて「鹿児島にもたくさんいきたい！」と言ってくださるので、なんとか鹿児島に用事（ちゃんと仕事を）を作ろうと画策しているわけで、その一環としてこの会も実現しております。
行っていいよと言ってくれた佐藤社長はじめ判断に携わってくださった皆さん本当にありがとうございます（テディさん、また足立屋行きましょう）。

GMOペパボさんの鹿児島での取り組み、メディアリレーションのお話しが大変印象的でした。
鹿児島のメディアの方と話をする時、ユナイテッドのファンであることを伝えれば気を許してくれることが多いとのことでした。
鹿児島の人、鹿児島が好きな人が多かったり東京から来た人にちょっと抵抗感みたいなものを持つ方も多いので、鹿児島の何かが好きという話で入るとスムーズにコミュニケーションを始めることが多いです。
広告出稿をしていたり名前が知られている企業であれば、メディアの方が話を聞いてくれる確率も高いは高いので「真似できねぇよ」と思った方もいらっしゃったかもですが、会社の規模に関わらず広報担当であれば当たり前にやるべき業務をコツコツやっている様子を紹介いただき、学びを得た人も多かったのではないでしょうか。ちゃんとやってんなぁ！と感心しっぱなしでした。
また広報活動において取材を「獲得する」というワードを使われていました。広報に携わった方にはあまり馴染みのない使い方ではないかと思いますが、広報の世界で使われる独特の言い回しです。こういった言葉に触れていただけたのも良かったのではないかと思います。
超基本的な話からでもできますよと言っていただいたのですが、東京渋谷のIT企業ではこんな言葉をつかってこんなことをやってるんだよ、これが広報のプロの仕事だよというのを知ってもらいたいという狙いに合った素晴らしいお話しをいただきました。
本当にありがとうございました。

GMOペパボが鹿児島とどのようにコミュニケーションをとってきたかお話しいただきました

GMOペパボさんが鹿児島にオフィス開いて以降、コロナ禍でワーケーションみたいなのが流行って県外から人がたくさんきたり、地方に目を向ける企業も増えてきました。鹿児島にはGMOペパボがいるぞ！という存在感をもっともっと示していきましょうとお話しさせていただいているところです。
今後の動きにも注目です。
まだまだやっていきましょう、来年もたくさん鹿児島に来てください！

蛭田龍之介さん／株式会社ディー・エヌ・エー　渉外統括本部 Pococha ビジネス開発部

今年鹿児島で大暴れしてくれたDeNAの蛭田さんにもお話しいただきました。「忘年会というから２分くらい喋ればいいと思っていた」らしいのですが２日前に２０分は喋ってほしいとお伝えしてたくさんのスライドを用意してくれました。
鹿児島でも知名度があがってきたライブ配信アプリPococha。
東京などの都市部も含め、たくさんの地域があるなかで鹿児島を選んで活動してくれたのか、鹿児島の人とどんな狙いでどんなコミュニケーションをとっていたのかお話しいただきました。

広報担当ではないのですが、自社のサービスを知ってもらう活動自体を広報と言うこともできます。
蛭田さんは「広報担当じゃないんで、マーケティング的な視点で」と言ってくれました。打ち合わせたわけでもなかったのですが、狙い通りのことを言ってくれました。
マーケティングと広報は密接な関係があり、違いがあるものであるという理解も必要な分野です。そのあたりを多分汲み取ってくれてありがたかったです。
いつも、蛭田さんこんなのやってみませんか？→おもしろそうですねぇやりましょう！という感じでやってきたので、スライドとかを使ったお話を聞いたのは初めてでした。
蛭田さん、やっぱ超デキるやつやったんだな・・・と改めて思いました。自分たちが持っている価値をどのように伝えて、やろうとしていることを実践しているのか。
わかりやすい言葉で端的だけど想いも込めて、自分たちのサービスを広めるために活動する頭の中の優秀さもすごいのですがそれ以上に面白いことをやっていきたいという人間性みたいなものにスゴさを感じざるを得なかったです。

すなが氏への愛を語るPococha蛭田さん

演題を「かごしま大冒険記２０２４」としてくれました。鹿児島をかごしまって書くところで「わかってんなぁ」と思いました。なんか知らんけどね、ひらがなで書かれることも多いですよね、かごしま。
来年もすなが氏と暴れ回ってくれる姿を楽しみにしています。あ、今度はすなが氏の話もみんなに聞いてもらいたいのでまた段取りします。
お話し聞いてくださったみなさんもみんな見てくれてると思います、Pocochaもダウンロードしてくれてると思います。
ありがとうございました、年末も楽しみにしてます。

あと、鹿児島の外にはもっと「鹿児島おもしろいね、なんかやってみたい」と思ってくれる人・企業さんっているんじゃないかなって思っています。
Pocochaさんが協賛してくれたサマーナイト花火もまた違うところに入って貰って、Pocochaさんとはまた新しい面白いことにチャレンジするのが長く続く秘訣なのでは、みんなと長く仲良くしていくためにはそういうことも必要なのでは、そうすることによってGMOペパボさんが鹿児島にオフィス出してくれて一緒に頑張ってくれていること、Pocochaさんが鹿児島で色々やってくれていることが道となって価値が高まるんじゃないか、その一足が道となり、その一足が道となるんじゃないかなんて思っていて、サマーナイトの中の人にも言ってます。
そんなことをみんなで考えていけたら素晴らしい気がします。

高田育昌さん／株式会社PRTIMES　パートナービジネス開発室室長

そして、PRTIMESの高田さん。PRTIMESさんのお問い合わせフォームに「鹿児島でもなんかやってほしい」と送って鹿児島に来てくれるようになってから２年くらい経ちました。
南日本新聞さんと提携してくれたり、今年も２回も来てくれたり感謝しかないのです。
今年は４７都道府県それぞれの企業や団体さんと提携などを結ばれて、全国制覇も成し遂げられたPRTIMESさん。全国のPRパーソンにとって必要不可欠な存在でありつつ、自身の広報の力も大変高い企業さんのお話をみんなに聞いて欲しかったのです。

演題は「プレスリリース振り返りと地域からの発信」。素晴らしいですね、もっともっとたくさんの人に聞いてもらいたかった、来てくれた方はラッキーだったと思います。
事例もたくさん盛り込みつつ、どんなリリースが効果があったのか、以前出したリリースが今になって注目が集まった。といった話はかなり参考になったのではなかろうかと思います。
高田さんのお話を鹿児島の企業が１００社実践すれば必ず鹿児島は変わると思います。もっともっとプレスリリースを使う企業、広報に力を入れる動きが出てきてほしいです。
「鹿児島が情報発信が下手」「鹿児島の魅力をもっと知ってほしい」古から言われ続けてるので、そろそろちゃんとやっていけば、もっと楽しくなると信じているのです。莫大な予算も必要ない（あればなおよし）し、ちょっとしたノウハウ、想いがあれば必ずできると思います。

全国各地でプレスリリースのナレッジを伝えてくれている高田さん

高田さんは鹿児島のことをすごく気にかけてくださっています。
終わったあとの打ち上げても「とりあえず鹿児島のものを食べて帰りたいです！」と言ってくださり、焼酎と一緒に楽しんで帰ってくれます。
鹿児島の情報発信のキーマンであります。
もっとたくさんの人に高田さんの話を聞いてもらい、実践する人を増やしていけるように今後もよろしくおねがいいたします。
また飲みに行きましょう、今度はまたカラオケにいきましょう。
ありがとうございました。

まとめ

登壇してくださった皆様、お話聞きにきてくださった皆様、「行きたかったんだけど！なんで忘年会シーズンにやるだし！」とご連絡くれた皆様、会場を使わせていただいたHITTOBE様、DAIYAMEをご提供していただいた濵田酒造様、ありがとうございました。
「広報」で鹿児島がもっと良くなると信じており、引き続き色々やっていきます。
引き続きよろしくお願いいたします。

今後について

たくさんの方にお越しいただき、お話聞いていただきました。
登壇者の皆さん含め、繋がりを持ち続けて「広報」を武器にできる鹿児島になる取り組みを続けています。
準備もなかなか大変だったし、しばらくイベントはいいやと思ったのですがそう思うと色々やりたいことがでてきます。
次回以降考えているのが
・プレスリリースブートキャンプ
→半日くらいかけてプレスリリースをPRTIMESに掲載するまでやるというものです。これは来年やれるんじゃないかと思います。
・かごしま広報フォーラム
→鹿児島で「広報」に携わる方が一堂に介して基調講演から夜の飲み会までやるデカいやつです。僕の妄想なんでやれるかは謎です。

何かしら、何かしらやっていければと思います。

おわり


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な（か）ぞのしんご（β）
僕の飲み代になります。