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鶏皮串

関西の人なので焼き鳥屋さんで鶏の皮串を食べる時に何かを気にした事なんて無かったのですが、博多のソレは違うらしい、と知ったのは数年前。

仕事で博多に数泊する事になり、ホテルのフロントの方オススメのお店をいくつか聞いてあちこち行ってました。その中の一軒が「かわ屋」さんというとりかわ焼きを出している所。

聞くと博多の人における鶏の皮というのはぐるぐる巻いて熟成しながら何日も掛けて仕上げた物で、皆さん1人10〜15本食べるのは当たり前なのだとか。鶏皮串でそんな数食べたのなんて小学生の頃くらいだよ。

なので、博多の方が焼き鳥屋さんに行くとすぐにわかるらしい。他の注文は普通なのに鶏皮串だけ「15本ね!」とか凄い数のオーダーしてくる人には「お客さん九州の人?」と聞くと大概そうらしい、と近所の焼き鳥屋さんの店主が言っておりました。

博多民の鶏皮への愛は凄いな。

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