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富山マラソン 3時間1分43秒

人生2回目のフルマラソン、あわよくばサブエガという目標で臨みましたが、想定外の暑さにやられ、実力も足りずに後半激タレしてしまいました。


目標

今年3月に初めてフルマラソンに出場。RDC Run clubが主催するザ・チャレンジレースというマラソンで、小規模かつ10分ごとにペーサーが用意されていた。サブスリーペーサーにツキイチし、2時間59分。
今シーズンはサブエガを目指して練習していた。

妻の実家が富山なので、帰省がてらに富山マラソンにエントリー。
今回のレースでサブエガを達成できなくとも、次のレースで達成できそうな現時点でのタイムが出せればいいかなという目標。

1週間前にハーフを1キロ4分ペースで走ってみたところ、30km過ぎまでは間違いなくこのペースでキープできそうな感覚。
サブエガは厳しくとも、2時間52分くらいで着地できるのではという感触であった。

スタートまで

5時45分起床。
妻の実家が富山駅近くなので、富山駅まで送ってもらう。
会場に7時40分着。
やることなくて暇すぎ。あと風強すぎ。
アップに時間をかけてもしょうがないように思われ、また早く並びすぎても寒いので、風があまり当たらない場所でYouTubeとか見て適当に時間を潰し、8時30分に荷物を預けてスタート地点へ。
C列後方からスタート。

コース図


新湊大橋が大きな関門となるが、それ以外にも地味なアップダウンあり。

序盤

号砲がなってからスタートラインを超えるまで約1分。
そしてもう少し早く並ぶべきだったとすぐ後悔。
というのもC列はエンジョイ勢が多数派(目標サブ3.5くらい?)で、抜くのに相当難儀するし、抜いた頃にはキロ4集団は遥か先。
大規模マラソンを舐めていた。

公式ダイジェストより
道幅狭く全然進まない

最初の1キロは5分弱。
全然人が減らないので、左右に動いてペースアップしたりペースダウンしたりの繰り返し。体力を消耗した。
3キロくらいからようやくマトモに走れるようになったかな。

スタート2kmほどでもまだこの混雑

そんな感じでいきなり目標から遅れてしまったので、取り返すべく少しペース早めで走行。
走りやすくなった頃にはキロ4で走る集団なんて周りに全くおらず、ひたすら単独でランナーを抜き続けるのみ。これも体力消耗の一因だった。
前回の初マラソンは開始早々にペーサーツキイチだったので、1人でペースメイクをする必要がなく、集団内でぬくぬくと足を休めていた。

そして当たり前だが小集団に付いても、自分は後ろから抜いてきてるのでペースが合わない。集団に入るとキロ4分10秒くらいまで落ちてしまうので、小集団に追いついては0.5キロほど休み、また抜け出して次の小集団に追いついては休みの繰り返し。
インターバル的な走行となり脚が削られる。
ギリギリキロ4分をキープし続けるが、これで最後まで行くのは厳しいかもなーと若干の暗雲。

あと風強すぎ。風速6メートルくらい。向かい風多くない?
後から見たら北東の風で、北東に向かってから南東に行くようなコースなので特に序盤は向かい風が多かった模様。ほぼ単独走なので風除けがなかった。

ようやく脚が揃う人が見つかったのが20キロ手前、新湊大橋に差し掛かる頃。
4人くらいの集団となった。
そして初めての新湊大橋へ。1キロちょい、勾配4%くらい。結構キツい。
横の人に思わず「キツいっすねこれw」と漏らしたら、「本当にねー!もう9回目だけどやっぱキツいわw」みたいなことを言っていた。いや9回目て凄いな。また出たいけどそんなには出なくていいかなw

頂上まで来てちょうど21キロで半分、タイムを確認したら1時間25分ちょい?ネットタイムだとジャストキロ4分ペース+αってところかな。下りはキロ4より速く走れることを考えたらキロ4分ジャストまでは戻せそう。
てか橋の上風強すぎやろ。何人かキャップ吹っ飛んでいったぞ(笑)
自分もすかさず外しておく。

そして下りへ。下りが1キロ以上続くマラソンも初体験。マラソン出場者の中では巨体の70キロかつ登り下りがヘタクソなのでゴリゴリ太ももに負担が掛かる。きちい。

この辺りでまた単独走になる。ちょっと前方に、20キロまで一緒に小集団から抜け出しては追いつき、を繰り返していた若者(お前も全体から見たら若いけどな)がいるので、頑張って追いつく。
1キロ4分ジャストペース。よしよし悪くない。

まだ頑張れてる

悪くないけど、自分の太ももがいよいよ死んできた。橋を下りたあたりからグッと気温が上がってきた(多分もっと前に上がっていたが、橋は風が強くて気付かなかった)。日差しもサンサン。あち〜。

若者の後ろに何とかツキイチ。いつまで持つかわからんがペースキープ。
徐々に時間が過ぎるのが遅くなってくる。
ようやく30キロ。ここまではキロ4ペースで耐えた。

そして30キロを過ぎた途端、若者が大きくペースダウン。
メンタルが切れたか。
そして突如単独走となり、自分もメンタルが切れる(笑)
31キロは4分15秒、32キロは4分17秒で持ち堪えたものの、みるみる脚が出なくなり、そして太ももが攣る寸前になりガクンとペースダウン。
いやー無理すぎ。あと10キロもあるんすか。
37キロまではギリギリキロ5分を切っていて、このまま行けたら最低限サブスリーは行けるかと思っていたが、メンタルが完全に切れていよいよ脚も無理になり、ズルズル。
40キロくらいでサブスリーペーサーに抜かれた。

そしてズルズルのままゴールまで行き、残り200mで嫁と娘ちゃんを見つけて力なく手を振り、ヘロヘロのままゴール。
ネットタイムで3時間1分43秒、
グロスタイムで3時間2分46秒。
ダメダメだった。


別人が走ったのかな?ってくらいのタレ具合

反省とか

まあ沢山思い当たる所はあるが、真の実力があればサブエガも出来ただろうし、サブスリーすら流すという失態にはならなかっただろう。
諸々を踏まえての実力。

とはいえ記録を狙いやすいレースかと言われると、それはそうでもない。
風強いし、毎年雨か暑いかどっちかだし、結構アップダウンあるし、道路の真ん中の融雪装置の周りひび割れだらけだし。
記録を狙うためのレースは別途エントリーしようと思う。

とはいえ、このまま富山マラソンを悪しき思い出のまま終わるのも癪だし、嫁の許可も得やすいので(笑)、またリベンジしたい。


おわり


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